感動を求めて、忙しすぎる「ひまつぶし」に追われている団塊世代の男の記録。
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ボストン美術館展 西洋絵画の巨匠たち

d0097373_2231489.jpg 7月28日(水)京都のボストン美術館展を見に行った。地下鉄東山駅から白川沿いを歩いて、京都市美術館につくと、待ち時間なしで入館できた。場内は、人が多かったが、少しゆっくりすれば近くで見ることができた。閉館1時間前から急に人がまばらになったので、初めに戻って気にいった絵をまたゆっくりと見直した。

 ボストン美術館が所有する16世紀から20世紀の西洋絵画の巨匠47人の80点を展示している。これらを時代順や地域別でなく、テーマ別に展示することで、同じテーマの絵が時代によって変遷する様子を知ることができるようにという企画である。

ボストン美術館展 西洋絵画の巨匠たち
2010年7月6日(火)-8月29日(日)
京都市美術館
 

 Ⅰ 宗教画の運命
 キリストの受難を描いた宗教画は、欧米の美術館ではよくみるが、エル・グレコ「祈る聖ドミニクス」は、違う雰囲気がある。16-17世紀の8点の宗教画と比べて、ブーグローの1851年の「兄弟愛」という絵は、ラファエロの聖母子のような構図で、宗教画の伝統を受け継いでいるが、家族の肖像画のようである。ミレーの「刈入れ人たちの休息」はテーマは旧約聖書らしいが、宗教画という感じはしない。

 Ⅱ 多彩なる肖像画
 ティントレット、ベラスケス、ヴァンダイクといった肖像画で名を成した画家の絵が展示されている。レンブラントの全身肖像画は3対しか残っていないうちの一対で、見事な絵である。依頼されてかかれた肖像画と違って、マネ、ドガ、ロートレック、ベルナールらの絵は、描かれた人の内面が浮かび上がるようである。ピカソの絵は、言われてみてはじめて女の人らしい影がみえてくる。

 Ⅲ オランダの室内
 ウィッテの教会内部の絵やデ・ホーホの室内の絵は、同じ画家の似た構図の絵がフェルメール展に出品されていた。

 Ⅳ 描かれた日常生活
 コロー、マネ、ドガ、モネ、ルノワールらの庶民を描いた12点が展示されている。特にミレーの「馬鈴薯植え」は有名な落ち穂拾いや晩鐘と並ぶ名作である。ルノワールの「ガーンジー島の海岸の子どもたち」は明るい色彩と澄んだ子どもの目に魅せられた。

 Ⅴ 風景画の系譜
 17世紀から18世紀の印象派以前の風景画が展示されているが、宗教画では背景に過ぎなかった風景が独立して描かれるようになったという。重厚な写実的な絵である。カナレット、コンスタンブル、コロー、ルソー、クールベの絵が並べられている。

 Ⅵ モネの冒険
 モネだけは10点が一か所に並べられている。1880年代のはっきりとした色彩の風景画と1890年代の積みわら、ルーアン大聖堂、睡蓮の池の連作の描き方を比べてみるのがおもしろい。「小クルーズ川の峡谷」の際立った色彩が気にいった。

 Ⅶ 印象派の風景画
 ピサロ、シスレー、セザンヌ、ルノワール、ゴッホといった日本人好みの絵が並んでいる。シニャックの「サン=カの港」は点描画で波がうまく描かれている。

 Ⅷ 静物と近代絵画
 ラトゥール、ブラック、マティスといった近代絵画の静物が並べられている。

 テーマ別の展示は、多くの名画が揃うことではじめて可能になる。時代の流れを追うには、出品数が十分ではないが、美術史を勉強してみたいという気になったのは、この企画が成功したということだろう。 

 一度に多くの名画がみられることは本当に、喜ばしいことである。名画に囲まれているという感覚を、先週の東京の「オルセー美術館展」に続いて経験できた。30年前に、ニューヨークのメトロポリタン美術館、ワシントンのナショナルギャラリー、ルーブル美術館等の海外の有名な美術館で経験したのと同じ満足感を久しぶりに味わうことができた。

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by nori-126 | 2010-07-28 22:23 | 美術展 | Comments(0)
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