感動を求めて、忙しすぎる「ひまつぶし」に追われている団塊世代の男の記録。
by nori-126
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上方落語をきく会 千秋楽第2部 シアター・ドラマシティ

 1月28日(土)上方落語をきく会の千秋楽第2部を聞きに行った。千秋楽はシアタードラマシティの900人はいるホールで、第1部と第2部が開催された。席は3列23番と前から3列目で右の方である。今回は2回とも前の方の席で、演者の表情が間近で見られたのは幸いだった。

 総合司会の三代澤康司アナが道上洋三さんと最初にあいさつをした。道上さんが、ABCアナウンサーを辞めてプロの落語家になったと言及したのは、今井音也さんのことで、私が聞いた第39回が桂音也としての初高座だったと思う。桂音也さんは若くして亡くなった。

 ABC創立60周年記念 ABCラジオ
 「上方落語をきく会」
 千秋楽第2部 平成二十四年一月二十八日(土)18時
 シアター・ドラマシティ
 
 
 「八五郎坊主」       桂文華
 「月に群雲」(小佐田定雄作)笑福亭三喬
 「つる」          桂米団冶
 「野崎参り」        桂春団冶
  中入り 
 「つぼ算」         桂塩鯛
 「妻の旅行」        桂三枝

 桂文華の「八五郎坊主」は聞いた覚えがある。文華は声が少ししわがれの感じで、上方の落語には適しているという。今後が楽しみである。三喬は、語り口がベテランの落語家のようである。声の質も好きである。枕が子どもの勉強の話で、場をしっかりとつかんだ。新作落語で初めて聴くが、上方落語の伝統を取り入れた話で、このまま古典といわれても納得してしまいそうである。

 米団冶の枕は米朝をネタにしたものだった。「つる」は前座話と思うが、爆笑が取れる話ではない。それでも丁寧に話して、きちんとした形になっていた。中入り前の締めで、春団冶が登場した。入場はやや頼りなげだったが、座るとしゃきっとしたものである。有名な野崎参りが聞けて幸せだった。良く知っている話なのに生で聞くのはやはりちがう。

 塩鯛の「つぼ算」も何度も聞いているが、表情の面白さは生だからこそである。塩鯛はベテランの風格を備えている。聞いていて枝雀さんやざこばさんの口調を思い起こさせるところがあった。

 「上方落語をきく会」の大トリは落語協会会長の桂三枝である。枕で髪が薄くなったことを話して大爆笑を取って、新作の落語でも会場は爆笑の連続であった。落語というのは、皆がよく知っている話で笑いを取るのは大変だと思う。知っている話では、心から笑うということは少ない。じょうずなだなあと感心するよりも、素直に笑いたいものである。新作がもっと増えてもいいのではないだろうか?

 
by nori-126 | 2012-01-29 00:51 | 古典芸能 | Comments(0)
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