感動を求めて、忙しすぎる「ひまつぶし」に追われている団塊世代の男の記録。
by nori-126
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暗越奈良街道 第1回 北浜~玉造 前半 

 8月11日(土)昔の街道を歩いてみようと、北浜から暗越奈良街道を歩いてみることにした。お盆の休みで、山にいく予定にしていたが、天気が悪いということなので、中止にした。歩きには暑過ぎるが、曇り空なので少しはましかと無理をしない程度に歩いてみることにした。

 前から街道を歩いてみたいと思っていたが、6月に東大阪瓢箪山に行った時に、東大阪と奈良の結びつきを聞いて、暗峠(くらがりとうげ)を越える奈良への道に興味を持った。新聞で、今年3月に「暗越奈良街道ガイドブック2012」という本が出版されたことを知って購入した。編集は暗越奈良街道編集委員会で、大阪や奈良の有志によって制作された。地図もついてわかりやすい。

 大阪から奈良へ行く道はいくつかあるが、暗越が最短の距離である。それまでは竹内街道が主流だったが遠回りであった。暗越奈良街道は奈良や伊勢に行く人でにぎわったという。

 暗越奈良街道 第1回 高麗橋~玉造 8月11日

 北浜(2:25)-高麗橋(2:35)-御祓筋(2:55)-榎木大明神(3:20)-東雲稲荷神社(3:45)-玉造稲荷神社(4:05)-大阪玉造キリスト教会(4:25)-越中井(4:30)-パル法円坂(4:35)-JR玉造駅・二軒茶屋跡(5:10)

暗越奈良街道 第1回 北浜~玉造 前半 _d0097373_23441971.jpg 暗越奈良街道の起点は、高麗橋とされている。高麗橋に行くのに電車では北浜の駅が近い。北浜の駅をでると、難波橋の南端にでる。4月にここから天満橋まで歩いた。その同じ道を天満橋に向かって歩いた。「花外楼」のビルは工事をしていて、工事の覆いに花外楼で行われた大阪会議を説明したプレートが掲げられていた。

暗越奈良街道 第1回 北浜~玉造 前半 _d0097373_23451232.jpg 東横堀川を渡る葭屋橋のすぐ南に今橋があって、すぐまた南に高麗橋がある。高麗橋は豊臣秀吉が大阪城外堀として整備した東横堀川にかけられたとされ、江戸幕府は公儀橋として管理した。橋の東のたもとには、里程元標跡の碑が立っている。明治時代には西日本の道路の距離計算の起点となった。

 土佐堀通りに戻って東に歩くと天神橋の南端にでる。橋の上から上流を見ると、天満橋が見える。右手には、八軒家浜の船着き場がある。昔は京都から淀川を下って、ここから奈良や熊野へ向かったのである。さらに東に歩くと御祓筋(おはらいすじ)の東南角に「くまの街道」の碑が立っている。ここは、前に訪れた八軒家船着場跡の碑のある長田昆布店のひとつ西の通りになる。

 御祓筋を南に歩いて行ったが、片道1車線の道で、車も少なく落ち着いた雰囲気がある。3つの公園を過ぎると、長堀通りにでるところが坂になっている。その坂に一本の大きな木(樹齢670年のエンジュの木)があって、小さな祠があり榎木大明神という。小説「プリンセストヨトミ」に「みーさん(へび)」を祭った神社としてでてくるが、こんなに小さい神社とは知らなかった。すぐ下の坂道に直木三十五の文学碑がある。ここからさらに南にいくと熊野街道で空堀通りにでる。榎木大明神は熊野街道と奈良街道の分岐点であり、大きな木が目印になったのであろう。

 榎木大明神から東に向かう。長堀通りに平行に走る一つ北の細い道を歩いて行くと、谷町筋、上町筋を越えてビルの間に小さな神社がある。玉造稲荷神社の分社である東雲(しののめ)稲荷神社である。伊勢参りをする時に、玉造稲荷神社に参る代わりにお参りする人が多かったという。

    高麗橋 西詰   ↓
暗越奈良街道 第1回 北浜~玉造 前半 _d0097373_23412581.jpg

    天神橋から天満橋を望む 橋のたもとに八軒家船着き場  ↓
暗越奈良街道 第1回 北浜~玉造 前半 _d0097373_23422139.jpg

    土佐堀通りと御祓筋交差点の熊野街道の碑  ↓
暗越奈良街道 第1回 北浜~玉造 前半 _d0097373_2342477.jpg

    榎木大明神   ↓
暗越奈良街道 第1回 北浜~玉造 前半 _d0097373_10285744.jpg

    東雲稲荷神社  ↓
暗越奈良街道 第1回 北浜~玉造 前半 _d0097373_2343216.jpg

 
by nori-126 | 2012-08-11 22:52 | 街道を歩く | Comments(0)
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