感動を求めて、忙しすぎる「ひまつぶし」に追われている団塊世代の男の記録。
by nori-126
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吉例顔見世大歌舞伎 歌舞伎座 昼の部

 11月10日(日)歌舞伎座の昼の部を見た。開演の前に、建物の5階にある歌舞伎ギャラリーに行った。「歌舞伎秋の彩り」のタイトルで、秋の展示をしている。入ったところに、「玉兎」のススキ、「菊畑」の菊の花壇などが飾られている。中では、紅葉狩りの背景画が展示されていて、背景画が描かれる過程がビデオで流されていた。紅葉狩の衣装や小道具が展示されている。間近に見られるのはうれしいが、展示量が多くないのに、入場料500円は高過ぎる。席は15列16番だった。

通し狂言 仮名手本忠臣蔵
大 序 鶴ヶ岡社頭兜改めの場
三段目 足利館門前進物の場
  同  松の間刃傷の場
   

塩冶判官  菊五郎    高師直       左團次 
足利直義  七之助    鷺坂伴内      松之助
顔世御前  芝 雀     桃井若狭之助   梅 玉

 幕が開く前に、真ん中に人形がでて来て、出演者の名前と役者の名前を述べる。幕がゆっくり、ゆっくりと開いて、登場人物はうつむき加減でじっとしている。文楽の人形のような形で、「東西」「東西」が何度も繰り返される。名前を呼ばれて役者が動き始める。

 左團次の高師直が、その化粧ともの言いから憎たらしい感じがよくでている。低い声が印象に残った。菊五郎と梅玉は品のある殿様である。七之助の立役はあまり見たことがないが、若武者ぶりがよかった。芝雀は、落ち着いた奥方だが、顔世御前はこの段でも次の段でも動きが少なく、難しい役である。

 刃傷の舞台である松の間は金ぴかの襖に松の絵が描かれて、広い舞台が華やかである。

四段目 扇ヶ谷塩冶判官切腹の場
  同  表門城明渡しの場

   
塩冶判官        菊五郎    石堂右馬之丞  左團次
薬師寺次郎左衛門  歌 六     富森助右衛門  松 江
矢間重太郎       男女蔵    岡野新右衛門  亀三郎
織部安兵衛       亀 寿     木村岡右衛門  萬太郎
小汐田又之丞     種之助     大鷲文吾     米 吉
斧九太夫        橘三郎     奥田定右衛門  宗之助
大星力弥        梅 枝     顔世御前      芝 雀
原郷右衛門       東 蔵     大星由良之助  吉右衛門

 左團次が勅使として登場する。前の段で高師直だったので少し違和感を覚えた。歌六の赤顔の仇役は珍しいがこういう役をこなせるのも役者である。東蔵が立役で登場する。吉右衛門は、はやる家来たちを制して、無念の気持ちを押さえながら、仇討を決意するという由良之助の想いを見せて、一人での舞台が緊張感に包まれた。 

道行旅路の花聟

早野勘平    梅 玉   鷺坂伴内  團 蔵
腰元おかる   時 蔵

 梅玉と時蔵の並んだ姿が美しい。時蔵は、夜の部と同じく、華やかさを押さえた清楚な感じがした。

 
吉例顔見世大歌舞伎 歌舞伎座 昼の部_d0097373_2172997.jpg

by nori-126 | 2013-11-11 02:23 | 歌舞伎 | Comments(0)
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