感動を求めて、忙しすぎる「ひまつぶし」に追われている団塊世代の男の記録。
by nori-126
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ブルガリア国立劇場「イーゴリ公」愛知芸術劇場

 10月16日(土)、愛知芸術劇場で「イーゴリ公」をみた。席はいい席が残っていなかったので、1階バルコニーL列7番にしたが、舞台の奥の方がほとんど見えない。チケットを買う時にはわからなかった。

 オペラ「イーゴリ公」は、未完成のまま、ボロディンが亡くなったので、リムスキー・コルサコフらが完成させた。使われる曲が選択されたり、並びかえられたりして、演出により内容が変わる。METライブビューイングで見たものと、今回では結末が全く違う。

 METでは、逃亡したイーゴリ公が民衆から熱狂的に迎えられるが、多くの兵士を失った後悔から、半狂乱になって終わる。今回は演出家のプラーメン・カルターロフ版と銘打っている。イーゴリ公の息子とコンチャク汗の娘が結婚することになり、イーゴリ公夫妻が招待されるというハッピエンドである。

 舞台の奥に四角いスクリーンを置いて、一定の映像を映している。舞台に斜めになった台を置いて、他にはソファや草むらなどの配置がされる。

名古屋クラシックフェスティバル
ブルガリア国立歌劇場
ボロディン「イーゴリ公」
2015.10.17 17時開演
指揮 グリゴール・パリカロワ
演出 プラーメン・カルターロフ
ブルガリア国立歌劇場管弦楽団/合唱団/バレエ団

イーゴリ公:スタニスラフ・トリフォノフ
ヤロスラーヴナ:ガブリエラ・ゲオルギエヴァ
ウラディミール・イーゴリヴィチ:フリシミール・ダミャノフ
ガリツキー:アレクサンダル・ノスィコフ
コンチャク汗:アンゲル・フリストフ
コンチャコーヴナ:ツヴェタ・サランベリエヴァ
 
 第1幕のプロローグは、イーゴリ公らを讃える歌で始まる。イーゴリ公がポロヴェツ人を討つために、遠征にでようとするところへ日食が起こる。続く第1場では、留守を守るガリツキ―公が酒と色に溺れて、勝手な振る舞いをする。ガリツキー公にあまり威厳がなくてただの酔っ払いのように見えた。

 第2場はイーゴリ公の妻のヤロスラーヴナの館で、夫や息子を案じている。ガリツキー公の横暴を断固として糾弾する。ゲオルギエヴァのソプラノが素晴らしかった。貴族の妻としての気品と強さがあった。

 第2幕の第1場はポロヴェツ人の野営地で、イーゴリ公と息子が捕虜になっている。コンチャク汗はイーゴリ公を客人としてもてなす。第2場では、脱走したイーゴリ公がヤロスラーヴナに会う。

 第3場では愛し合うイーゴリ公の息子とコンチャク汗の娘の結婚を汗が認めて、イーゴリ公夫妻を招いて、婚礼の宴が開かれる。ここで、ダンサーの華やかな踊りが披露される。

 あっと驚くハッピーエンドは、オペラらしくなくて、筋としても無理がある。戦争をした異民族がそう簡単に和解するとは思えない。しかし、後味は悪くない。何よりも最後に華やかなダンスを持ってきたことで、盛り上がった。

ブルガリア国立劇場「イーゴリ公」愛知芸術劇場_d0097373_37137.jpg

by nori-126 | 2015-10-19 02:09 | オペラ | Comments(0)
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