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オランダ・アーネム・フィルハーモニー管弦楽団
3月21日(土)、オランダ・アーネム・フィルハーモニー管弦楽団の演奏会に行った。「シェエラザード」と「展覧会の絵」というポピュラーな曲だが、全曲を聴く機会はめったになく、一度に聴けるというので、チケットを購入した。
オランダ・アーネム・フィルハーモニー管弦楽団は、2007年の初来日に次いで二度目の日本公演で、全国で10回の公演を行う。1階R列27番だった。 オランダ・アーネム・フィルハーモニー管弦楽団 ザ・シンフォニーホール 指揮 小林研一郎 ケース・オルタウス 地蔵(日蘭貿易400周年記念委嘱作品 日本初演) リムスキーコルサコフ 交響組曲「シェエラザード」 ムソルグスキー/ラベル編 組曲「展覧会の絵」 はじめに小林研一郎さんが、日本初演の地蔵という曲を解説し、会場にいた作曲者を紹介した。曲は、現代曲だが、調性が保たれており、違和感なく聴けた。 「シェエラザード」は、コンサートマスターの女性による独奏ヴァイオリンの主題が心にしみる。荒々しい王の主題と共に変奏されて現れる。華やかな管楽器の音色がホール全体に響いてここちよかった。 休憩のあと、「展覧会の絵」でも、鮮やかな演奏を楽しめた。最後にプロムナードのテーマが全員で演奏されるところでは身が震える思いがした。コンサートに来るといつも思うことだが、CDで聴くのでは得られない感動を味わうことができる。 アンコールは、「ダニーボーイ」を弦楽器で演奏した。はじめはチェロを中心に少し低い音で、次にヴァイオリンで高い音であった。終わった時に、拍手がすぐになくて長い静寂の時があった。観客は若い人より年配の人が多いようだったが、マナーの良い聴衆であった。アンコールの2曲目は「ハンガリー舞曲5番」だった。
by nori-126
| 2009-03-22 01:09
| クラシック音楽
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Comments(2)
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