感動を求めて、忙しすぎる「ひまつぶし」に追われている団塊世代の男の記録。
by nori-126
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カテゴリ:歴史散歩 奈良( 28 )

元興寺 奈良市中院町

 9月24日(土)、奈良に野外オペラを見にいくことになり、夕方までの時間で、前から行きたいと思っていた元興寺に参拝した。奈良町にあるが、近くの興福寺には何度も行っているのにお参りする機会がなかった。

 JR奈良駅を降りると、構内に元興寺と書いたのぼりが立っていた。ポスターでも元興寺を宣伝していて、この秋の奈良観光の一押しとなっている。少し南に歩いて、ここから東に歩くと元興寺に着いた。住宅街、商店街の中のお寺だが、境内は別世界である。

 飛鳥に建てられた法興寺が、奈良遷都に伴って移されて、元興寺となった。南都七大寺のひとつで勢力を誇っていたが、やがて衰退していった。極楽堂と禅室が国宝に指定されており、屋根の瓦は当初からの日本最初の瓦が移されて残っている。

 建物の周りには萩が植えられているが、花は盛りを過ぎている。禅堂横には、多くの石仏が並んでいる。ここに咲くキキョウは有名だが、これもわずかに残るのみである。

 法輪館に入ると1階の中央に国宝の五重小塔がある。聖徳太子像などの仏像が並べられている。2階に厨子入智光曼荼羅と江戸時代の極楽坊縁起絵巻が展示されている。絵巻は色鮮やかで面白いストーリーになっている。元興寺がいかに由緒ある寺かをしることができる。

 東門 ↓
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極楽堂 ↓
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禅室(左)と極楽堂(右)↓
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極楽堂と萩 ↓
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禅室 ↓
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石仏とキキョウ ↓
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by nori-126 | 2016-09-25 21:03 | 歴史散歩 奈良 | Comments(0)

当麻寺 

 11月22日(土)、長尾街道を歩いた途中で、当麻寺駅から西の方へ歩き、当麻寺にお参りした。6年前の5月、二上山に登った時に、当麻寺を訪れたことがある。本堂の曼荼羅図や金堂、西南院の牡丹、庭を拝見した。

 当麻寺駅から少し歩くと、葛城市相撲館がある。相撲の開祖といわれる当麻のけはやにちなんでいる。近くに祠や道標が建っている。当麻寺までの参道には、土産物屋がある。

 山門をくぐると、境内から二上山が見える。国宝の本堂や金堂を過ぎて、西南院に入った。庭をぐるりと回ると、紅葉が美しい。近くの中之坊の入り口にも紅葉が見事だった。中に入るのは時間がないので、心残りながら、元の道を当麻寺駅に戻って、再び長尾街道を歩いた。

 相撲館近くの祠  ↓
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 梵鐘と二上山  ↓
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 西南院の庭  ↓
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 西南院庭の紅葉  ↓
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by nori-126 | 2014-11-23 02:01 | 歴史散歩 奈良 | Comments(0)

信貴山朝護孫子寺 奈良県平群町

 9月14日(日)生駒縦走の時に信貴山朝護孫子寺にお参りした。

 朝護孫子寺は信貴山真言宗の総本山で、聖徳太子が創建して、毘沙門天を祀ったと言われている。その日が寅年、寅日、寅の刻というので、寅にゆかりのある神とされる。

 仁王門の前に赤いよだれかけを掛けた地蔵が並ぶ千体地蔵がある。室町時代から江戸時代のものという。仁王門を越えて参道を歩いて行くと、世界一大福寅という大きな虎の像がある。首が電動で動いている。写真でみたことがあるが、こんなに大きなものとは思わなかった。

  赤門を過ぎると山の斜面に所狭しと伽藍が並んでいる。本堂は赤い欄干の舞台からは奈良盆地を望むことができる。他に多宝塔、地蔵尊などがある。霊宝館には、国宝の信貴山縁起絵巻が収納されているが、本物の展示は秋の限られた期間だけである。

 信貴山の頂上には空鉢護法堂というお堂があり、お参りのために鳥居の並ぶ山道を歩いていく人達がある。

 千体地蔵  ↓
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 世界一大福寅  ↓
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 本堂  ↓
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 本堂  ↓
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 本堂舞台 ↓
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 本堂から伽藍をみる ↓
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by nori-126 | 2014-09-16 01:01 | 歴史散歩 奈良 | Comments(2)

東大寺 大仏殿・東大寺ミュージアム

 6月20日(水)午後から奈良に藤城清治展を見に行ったあと、東大寺まで歩いた。県立美術館から東に歩いて行くと観光客のいない静かな道を通って、大仏殿近くにでられた。奈良にはここ2-3年何回か来ているが、大仏殿は訪れたことはなく外から眺めただけだったので、入ってみることにした。

 東大寺ミュージアムとの共通入場券を買って、大仏殿に向かうと、その大きさに圧倒される。大仏殿前の参道の両脇の芝生の緑が美しかった。大仏殿の中に入ると、大仏が大きいのは当然として、両脇の脇侍と2体だけある四天王の像が大仏の大きさに合わせたサイズだった。観光客は修学旅行の団体と、外国からの観光客が多かった。ガイドが英語やスペイン語(だと思う)で案内するのが聞こえた。

 大仏殿に入ったのは3回目だと思う。1回目は小学校6年生の時の家族旅行だった。家族でした唯一の遠くへの1泊旅行だった。できたばかりの奈良ドリームランドに行って、かんぽの宿に泊まって、次の日に京都へ行った。2回目は留学の時にお世話になった先生が、17年ほど前に来日した時に、法隆寺と東大寺へ案内した。

 南大門のすぐそばに昨年10月に東大寺ミュージアムが開館となり、奈良時代の東大寺という特別展が開催中である。法華堂が改修中であり、そこに安置されていた仏像のいくつかが納められている。

 入ったところに誕生釈迦仏立像および灌仏盤がある。前に奈良国立博物館でみたことがある。妓楽面は、舞楽に使われたもので、奈良時代のもので大仏開眼の際にも使われたのではないかという。西大門勅額は東大寺が創建された頃に西大門に掲げられていたもので、保存状態がいい。

 次の部屋に不空羂索観音立像と日光菩薩、月光菩薩が安置されていた。法華堂の御本尊で、3年前に法華堂で見たことがあるが、近くで見るのは初めてである。金色がかなり残っていてその大きさにも圧倒される。
日光菩薩、月光菩薩は白い漆喰の色だが、日光菩薩の衣の襞には青い色が残っている。かっては色鮮やかな彩色がされていたという。

 不空羂索観音立像の宝冠と化仏がフロアに置かれたケースに展示されている。元々観音立像の頭の上にあったもので、目の前で見られるのはこの機会だけである。宝冠には、1万個に及ぶ宝石が使われている。二月堂本尊の光背が展示されていた。二月堂が火事になった時に救い出されたものという。御本尊は絶対秘仏とされているので見る機会はないという。

 他に弥勒仏坐像、不動明王坐像、東大寺文書などが展示されている。考古学部門として、東大寺から発掘で出土した瓦や木簡が展示されている。ミュージアム内の喫茶店で、南大門を横から眺めながらコーヒーを飲んだ。ミュージアム内は団体客がいないので人が少なくてゆったりと見られた。

 奈良から帰る時に、東大阪で鳥がみられたらと思い、近鉄瓢箪山駅で降りた。駅前の商店街を歩いて、同業のOさんのオフィスはこの辺りかと探していると、Oさんがこちらに歩いて来られた。オフィスを見せていただいて別れた。少し歩いたところにある神社に鳥を見にいったが出会えなかった。

 駅前に戻ると、Oさんが待っていてくれて、いきつけの寿司屋に連れていただいた。寿司屋の御主人とお寺参りの話をした。奈良の東大寺のお水とりの手伝いをしたことがあるそうで、東大阪は奈良との縁が深いことを教えていただいた。

 東大寺大仏殿  ↓
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 東大寺ミュージアム  ↓
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by nori-126 | 2012-06-22 02:04 | 歴史散歩 奈良 | Comments(0)

興福寺 東金堂  奈良市

 8月17日(水)奈良国立博物館から興福寺に行くと、夕方で観光客はほとんどみられなかった。東金堂の拝観が夜間延長で7時までということなので、入ってみた。美術館での仏像を見た後で、やはりお堂の仏様を拝みたいという気分だった。中には外国人の3人グループ以外には誰もいなかった。

 3年前の秋に一度訪れたことがあるが、当時は仏像の知識も少なく、何を見たかほとんど覚えていなかった。

 東金堂は1415年の再建で国宝に指定されている。中には中央に薬師如来像があり、金色が少し残っている。光背は金色で小さい仏像が彫られている。両脇に脇侍の日光菩薩、月光菩薩がおられ、やはり金の光背が見事である。

 脇侍と薬師如来の間に唯磨居士と文殊菩薩像がある。四隅に四天王像があるが、一木作りで迫力がある。踏みつけられている餓鬼の表情が豊かである。十二神将が間に配置されているが、全体に狭いところにぎっしり並べられている感じである。

 美術館の仏様に手を合わせることはないが、お堂の仏様には手を合わせないではいられない。
by nori-126 | 2011-08-18 23:05 | 歴史散歩 奈良 | Comments(0)

第30回ラジオウォ-ク 明日香風の道 

 2月11日(金・祝)ラジオウォークにでかけた。第30回の記念すべき年だが、はじめて参加したのが4年前で5回連続になる。4年前に初参加したのがその後、奈良を頻繁に訪れるきっかけとなった。4年間で17回訪れている。今回のコースは明日香村の名所をぐるっと回るもので、かって3回に分けて訪れた名所をつないでまとめて歩くことになった。

 前日から冷え込んで大阪も雪が積もっていた。近鉄飛鳥駅に下りると一面の雪で、細かい雪が静かに降っていた。久しぶりに見る田舎の雪景色にうれしくなった。訪れたことのある場所も雪の積もった風景をみられて新鮮な発見があった。
 
 毎日放送開局60周年記念 第30回毎日カルチャースペシャル
 明日香風の道 ラジオウォ-ク ~古の心を今にたずねて~
 
 明日香小学校(11:50)-高松塚古墳(12:15)-明日香歴史記念館-
 天武持統天皇陵(12:55)-甘樫丘(13:30)-飛鳥寺(13:55)-
 万葉文化館-板蓋宮跡-石舞台(14:55)-橘寺-明日香小学校

 スタート地点の明日香小学校まで歩いた。植樹への寄付をするとラジオウォ-クの記念ピンバッジをもらえた。明日香小学校をでたところでサザンカの花に雪が積もっていた。2年前に万葉文化館で見た佐藤太清画伯の雪つばきの絵を思い出した。

 静かな道を高松塚古墳に向けて歩いた。前回訪れた時は工事中だったが、修復を終えて雪で真白なのをみることができた。近くの展望台では木々の枝に雪が積もったのが美しかった。

 国営飛鳥歴史公園館から河に沿って歩き、天武・持統天皇陵に上がり、甘樫丘に向かう。雪で危ないからと展望台に向かう人は少なかったが、上がってみると一面の雪景色を堪能できた。飛鳥寺から県立万葉文化館を経て石舞台に着いた。ここでは浜村淳劇場をしていたが、上の方から雪の積もった石舞台の写真を撮った。

 飛鳥川に沿って橘寺の拝観をした。前にも来たことがあるが、雪の積もった静かな境内はまた風情がある。橘寺という名は垂仁天皇の命により、新羅から橘を持ち帰った田道間守(たじまもり)に由来する。私の故郷には菓子の神として田道間守を祀る中嶋神社がある。観音堂の六臂如意輪観世音菩薩像をはじめて拝んだ。如意輪観音としては大きなもので、やさしさだけでなく頼もしさを感じた。

 ゴールの明日香小学校のすぐ近くに「太子の湯」という温泉があり、大きな湯船にゆったりと入った。窓の外には雪が積もった風景を望めた。

 ラジオで放送を聞きながら歩いたが、今年はかってラジオウォ-クに1回から22回まで参加したという角淳一さんが8年ぶりに参加したというのが話題だった。私にとっては40年前のラジオ深夜放送のパーソナリティである。

  さざんかに雪  ↓
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  高松塚古墳  ↓
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  高松塚古墳近くの展望台  ↓
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  甘樫丘展望台から  ↓
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  飛鳥寺  ↓
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  石舞台  ↓
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by nori-126 | 2011-02-12 02:51 | 歴史散歩 奈良 | Comments(0)

薬師寺・唐招提寺 奈良西の京

 10月27日(水)午後から薬師寺と唐招提寺を訪れた。薬師寺は2年前の春に一度訪れたことがあるが、東塔の修復前にもう一度訪れてみたいと晴天の日を選んだ。

 近鉄「西の京」駅からすぐのところに、薬師寺の境内がある。東塔は三重の塔だが、各階に裳階(もこし)がついているので、六重の塔のようにみえる。大きさの異なる屋根の重なりは、他ではみられない独特の美しさである。東塔は特別に開扉が行われており、外からだが一階を見る人の列が続いていた。

 並ぶのはあきらめて金堂に入った。金堂には薬師三尊が納められているが、前に訪れた時は、日光・月光菩薩が東京の展覧会に出張中で、代わりに写真パネルが置いてあったので、見るのは初めてである。少し腰をひねった姿は女性的な印象を受ける。

 講堂には、弥勒三尊が安置されており、裏に回るとお釈迦様の足跡を印したという仏足石が置かれているが、これも前回は出張中だった。

 薬師寺の写真を撮ろうと奈良医療センターまで歩き、大池越しに東塔、西塔、金堂の並ぶ写真を撮った。4-5人の人がいてカメラを構えていた。タクシーでこの風景を見に来る人もいる。有名な撮影ポイントだが、東塔の修復がはじまると何年間も見られなくなる。残念なことにこの頃には日が陰り始めた。大池には、多くのカモが泳いでいた。

 薬師寺に戻り、少し離れたところにある唐招提寺まで歩いた。唐招提寺は、唐から来日した鑑真和上が創建した寺で、訪れるのははじめてである。

 門を入った参道の向こうに堂々とした金堂が見える。前面の8本の大きな柱がアクセントを与えている。長年の修復を経て、1年前から拝観できるようになった。堂内に3mもある盧舎那仏坐像、薬師如来、千手観音菩薩の三尊が納められている。千手観音菩薩は大脇手42本に小さい手がたくさん添えられている。他に四天王像、梵天・帝釈天立像があり、すべてが国宝に指定されている。 

 講堂は平城宮の宮殿を移築したもので、唯一残る平城京の遺構である。弥勒如来坐像はボリュームのある堂々とした姿である。金堂の修復の経過を写真で展示している。境内には鼓楼・宝蔵・経蔵(日本最古の校倉)などが配されて華やかな境内だが、周囲はひっそりとした森で盛んに鳥の鳴き声がした。

 新宝蔵には多くの仏像などが並べられている。唐招提寺と彫られた勅額は孝謙天皇の筆になると伝えられる。頭部と手先のない如来形位像は、9月に東京の「奈良の古寺と仏像展」でみたことがある。受付の人に聞くと、人気があるので出張中のことがよくあるという。

 御影堂には鑑真和上像が納められているが、6月の3日間しか公開されない。昨年の唐招提寺展で拝むことができた。この時にみた国宝の金堂の鴟尾が新宝蔵に置かれている。

 平城遷都1300年の行事が開催中で、平日というのに観光客が多かった。落ち着いた時期にもう一度ゆっくりと訪ねてみる価値がある西の京一帯である。

   大池越しに薬師寺  ↓
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       薬師寺東塔   ↓
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   唐招提寺金堂   ↓
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   唐招提寺講堂   ↓
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by nori-126 | 2010-10-29 02:43 | 歴史散歩 奈良 | Comments(0)

室生寺 奈良県宇陀市室生

 8月25日(水)午後から室生寺を訪ねた。前から一度訪ねてみたいと思っていたが、なかなか機会がなかった。特別拝観で、金堂内部の外陣から拝観できるというので訪れることにした。近鉄大阪線も榛原を過ぎるころから山深い風景になる。室生口大野駅に降りた時に、雨が降ってきた。

 駅前からバスにのり、渓流沿いの道を走って、室生寺前に着いた。両側に土産物屋や旅館が並ぶ道を傘をさしながら少し歩いて、赤い欄干の太鼓橋を渡ると、室生寺の境内に入る。杉の巨木があって、談山神社と似た雰囲気である。

 仁王門は、両脇に仁王像を納めており、仁王の青と赤の色が鮮やかだった。長い石段があり、上がったところに金堂(国宝)がある。団体さんがいたので、やり過ごしてさらに上の灌頂堂(鎌倉時代・国宝)にお参りする。中央の厨子に如意輪観音像が納められている。桧の一木造りで、観心寺や三井寺の如意輪観音像のような女性的な柔らかさよりも、少し力強さを感じさせる。観心寺、神咒寺(西宮甲山)と共に日本三大如意輪と呼ばれる。

 横の石段の上に、有名な五重塔が見える。雨の中でやや煙ったような感じがよかった。高さ16mで野外に建つ五重塔では最小だが、下からみると大きく見える。平安時代初頭の建立で朱が鮮やかである。周りにはしゃくなげの木が繁っていた。国宝の五重塔を見るのは、醍醐寺、法隆寺、興福寺、瑠璃光寺(山口市)に続いて5か所目である。国宝の五重塔は他に、羽黒山、東寺、海住山寺、明王院(福山市)にある。

 金堂に戻り、外陣に入って内陣の仏様を拝む。中央の御本尊は釈迦如来像(国宝)で、薬師如来、地蔵菩薩、文殊菩薩、そして国宝の十一面観音菩薩像が並んでいる。釈迦如来像は、赤い衣装をまとったお姿が珍しいが、仏画でみたことがあると思う。光背は皆、同じような形で、板に模様が描かれている。よくみる光背に比べると地味だが、落ち着いた気持ちにさせられる。像の前には一列に十二神将像が並んでいた。

 隣の弥勒堂には、中央に本尊の弥勒菩薩像があり、脇に客仏の釈迦如来坐像(国宝)が安置されている。

 雨が降って雷が鳴っていたが、雨が止むとヒグラシやツクツクボウシが鳴き始めた。傘をさすのが煩わしかったが、暑さは軽減された。シャクナゲの咲く時期に訪れてみたいと思っていたが、おそらく人が一杯だろう。静かに参拝できて幸いだった。霧が山を漂っていて、山水画をみるようであった。

    仁王門   ↓
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    石段の上に金堂   ↓
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    金堂   ↓
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    五重塔  ↓
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    太鼓橋  ↓
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by nori-126 | 2010-08-26 23:18 | 歴史散歩 奈良 | Comments(4)

多武峰 談山神社 聖林寺 安倍文殊院

 8月14日(土)奈良の多武峰の神社仏閣を訪れた。お盆休みには、北アルプスの奥穂高岳に登る計画を立てていたが、台風4号の接近で中止した。

 代わりに山歩きをしようと、ダイヤモンドトレールを歩いてみることにした。以前から春か秋のいい季節に2回に分けて縦走する計画を立てていたが、暑い季節でも何とかなるのではと、思い切ってでかけた。
 
 6時30分に近鉄二上山駅から歩き始めたが、屯鶴峰の起点の石板がなかなか見つけられずに時間を費やした。屯鶴峰に上がる階段の入り口のすぐ右手に見つけたが、笹に隠れて見えにくい。二上山を登りはじめたが、汗が流れるし、風が全くない。すぐに息が上がってしまった。これでは無理と断念して二上山駅まで歩いて戻った。

 談山(たんざん)神社
 二上山駅から電車で桜井駅まで行き、バスで談山神社に行った。バスの駐車場からは遠くに山々の峰が望める。多武峰(とうのみね)とよばれる山深い場所である。この地で、中大兄王子と中臣鎌足が蘇我氏を打つ密談をしたというので、大化の改新の談合の地とされている。談山という名もそれに由来する。

 川の清流を渡ると、山の傾斜に石垣が組まれて、多くの建物が並んでいる。周りには杉の巨木もあって、うっそうとしている。本殿とそれに対する拝殿は、歴史が感じられる。拝殿には絵巻などの宝物が展示されていた。拝殿から外をみると谷が望める。モミジの木が多く、紅葉はさぞかし見事だろうと思われる。

 本殿の近くに高さ17mの十三重塔がある。各階は1mくらいしかないから詰まった形だが、桧皮ぶきの屋根の流れるような曲線の重なりは今までにみたことのない形で新鮮である。木造の十三重塔は世界で唯一とのことである。

 神廟拝所に納められている如意輪観音像は、毎年2か月間開帳されるが、8日までだったので、今日は拝めなかった。談山神社は、元はお寺でもあったが、明治の廃仏毀釈で、神社だけとなったので、十三重塔や観音菩薩像が残っている。

 歩いていると、セミの鳴く声が響いてくる。市街では、ジーーーというクマゼミの暑苦しい鳴き声しか聞こえないが、ここではミンミンゼミやヒグラシの鳴く声が聞こえる。子どもの頃に田舎で聞いたセミの声を久しぶりに聞いた。

 聖林寺(しょうりんじ)
 桜井行のバスに乗って途中で降り、少し山の方へ歩くと聖林寺がある。高台なので三輪山の全貌がきれいに望めた。狭い境内だが、本堂の本尊は子安延命地蔵菩薩で大きな石で造られている。脇持も地蔵で、少しユーモラスな感じを受けた。

 階段を上がったところにある観音堂に、国宝の十一面観音菩薩が安置されている。元は、大神神社の神宮寺である大御輪寺に伝わるものだったが、明治の廃仏毀釈で聖林寺に移されたものである。ガラス越しにみるお姿は、博物館に展示されている美術品のようである。760年代に作られたもので、細い腰のラインや少し腰を前に傾けた姿勢に趣きがある。お顔は少し威厳のある印象を受けるが、金箔が一部剥がれていることが影響しているのだろうか?

 安倍文殊院 
 聖林寺から桜井駅の方へ50分歩いて、安倍文殊院に着いた。葬礼をせず、墓地を持たないで、祈祷だけで維持されている寺院なので、境内には多くの祈祷所がある。池には鮮やかな色の浮御堂があった。

 本尊の文殊師利菩薩像は、獅子の上に座った高さ7mもの像である。胎内の銘から1203年の快慶の作と判明した。銘には、大阪狭山池の改修に尽くした重源の名もあるという。現在修復中で、獅子の前に降ろされている。今までにも修復で降ろされることがあっても公開されることはなかった。右手に剣を持ち、左手に蓮華をもった姿は勇ましい。やや目を細めて、目じりの少し上がった顔つきは慈悲というよりも力強く導いてくれるという安らぎを覚える。周囲に唯磨居士などの像があって、雲海を渡る一行の姿を再現している。

 大和十三佛めぐりというのがある。朱印はいただいていないが、長岳寺、金剛山寺(矢田寺)、新薬師寺、西大寺に続いて、安倍文殊院が5か所目のお参りとなった。

 ここから歩いて桜井駅まで戻った。今日の歩数は3万歩であった。桜井駅の案内所でもらったパンフレットには、古道紀行のひとつとして、多武峰街道が紹介されているが、歩道のないところもあって、車が通ると恐い思いをする。聖林寺から白い線で区切られただけの歩道を歩いた。

 縦走をするつもりでカメラを持っていかなかったので、最近買った携帯で写真を撮った。ズームにできることを知らずに、標準だけで撮ったので、写真は広角になってしまった。


   談山神社   ↓
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   談山神社 十三重塔  ↓
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   聖林寺山門 奥に石の十三重塔が見える  ↓
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   安倍文殊院山門   ↓ 
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   安倍文殊院浮御堂  ↓
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by nori-126 | 2010-08-14 20:47 | 歴史散歩 奈良 | Comments(0)

西大寺 愛染明王坐像 奈良市西大寺芝町

 5月22日(土)午後から、奈良西大寺を訪れた。平城遷都1300年祭でにぎわう奈良では、秘仏特別開帳が行われている。西大寺の愛染明王坐像が特別開帳されているというので、これを機会に初めて訪ねてみた。

 西大寺は、称徳天皇が藤原仲麻呂の反乱の鎮圧を目的に発願して、780年頃に造営された。東大寺に対する寺として南都七大寺のひとつで、当初は48ヘクタールの広大な土地に100を超える伽藍があったという。本堂の前には、東塔の跡である巨大な基壇が残っている。

 衰退した西大寺を鎌倉時代半ばに復興したのが、叡尊である。現在の西大寺の仏像や寺宝は叡尊にゆかりのものが多い。 

 近鉄西大寺駅から、南に歩いてすぐのところに北門がある。中に入ると、本堂や愛染堂までの間にいくつかの伽藍がある。

 愛染堂の中に入ると、中央に愛染明王像が安置されている。叡尊の念侍仏として造られたものである。32cmの小さな像だが、保存がよく、赤い色が残っている。怒りの表情が表されている。私たちの心を見透かされているのではという恐れが、祈りの気持ちにつながるのかもしれない。

 北の部屋は客殿となっており、いつもは閉鎖されているが、中に入って古い襖絵をみることができた。南の部屋には大きな茶碗が展示されている。この茶碗を使ってお茶をふるまう大茶盛式がよく知られている。これは、叡尊が献茶の余りを施されたことに由来するという。

 本堂に入ると、金色の灯篭が何段にも壁にずらりと並べられており、独特の雰囲気がある。本尊は釈迦如来像で、横に象の上に乗った文殊菩薩像、反対側に丈六の大きい弥勒菩薩坐像がある。釈迦如来蔵は叡尊の発願により造られた。

 聚宝館には、寺宝が多く納められている。多くの仏像が並んでいる。国宝の金銅宝塔と中に納められている金剛宝珠形舎利塔が見事である。他にも国宝を6点所蔵しているとのことである

 百万塔という木で作った小さい塔が展示されていた。称徳天皇が中にお経を納めて、10大寺に十万基ずつ奉納したといわれている。お経は世界最古の印刷物と言われている。百万塔は、ろくろで作った木製で三層からなる。百万塔のことは、最近のNHK教育テレビの奈良特集で知ったのだが、受付の女性と百万塔のことを話した。法隆寺には4万基が残っているという。

 聚宝館に入る道の側に、こじんまりとした樹木があり、白い花が咲いていた。後で調べてみるとヒョウタンボクという木と思われた。

   愛染堂  ↓
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   本堂  ↓
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by nori-126 | 2010-05-23 00:09 | 歴史散歩 奈良 | Comments(0)