感動を求めて、忙しすぎる「ひまつぶし」に追われている団塊世代の男の記録。
by nori-126
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カテゴリ:読書( 3 )

ガストン・ルル-「オペラ座の怪人」

 劇団四季のミュージカル「オペラ座の怪人」を観たあと、映画「オペラ座の怪人」を見直してみて、その奇抜なストーリ-展開に興味を持った。原作であるガストン・ルルーの小説を読んでみたくなった。

 ガストン・ルル- 長島良三訳 
「オペラ座の怪人」Le Fantome de L'opera
 角川文庫 11387
 
 ガストン・ルルーは1868年にパリで生まれて、1927年に59歳でニースで亡くなった。法科大学を出て弁護士になったが、ジャーナリストとして活躍した。1907年に「黄色い部屋の謎」という推理小説を書いた。1910年に「オペラ座の怪人」を刊行した。

 「オペラ座の怪人」はいろいろな国で10回以上映画化されているが、ミュージカルになって一躍有名になった。

 原作は短編と思い込んでいたら、文庫本で452ページという長編である。ドキュメンタリータッチで、怪奇小説、冒険小説、推理小説(トリックの謎解き)の要素が詰まっている。

 原作を読んでみると、ミュージカルにでてくる唐突と思える会話が原作から由来することがわかって納得できることもある。気がついた相違点をあげてみる。(ネタばれあり注意)

1.クリスティーヌ、シャニー子爵、カルロッタ、支配人、マダムジリー、メグ・ジリーと言った登場人物は、原作にも同じ名前で登場する。ただし、ジリーは客席の案内係となっていて、案内係として怪人と接触がある。シャニー子爵の兄、シャニー伯爵が原作だけに登場する。
2.道具係主任が殺されるのは、怪人のかくれ家に近づいたためとなっている。
3.ミュージカルで、ラウル子爵が怪人を追いかける時に、マダムジリーから手を上げて進むように注意されるのは、原作では怪人が投げ縄の名人だから、それを防ぐためと説明される。
4.カルロッタの声が蛙の声のようになるのは、怪人が腹話術を使ったから。ミュージカルでは、口の中に吹き付ける液体のせいのように思える。
5.原作では怪人の正体を説明する役、シャニー子爵に協力する役として、謎のペルシャ人が登場する。
6.クリスティーヌの父がバイオリン弾きで、「音楽の天使」を送ると言い残したというのは原作も同じである。
7.クリスティーヌとシャニ-子爵が幼馴染というのは原作も同じである。
by nori-126 | 2011-05-13 22:46 | 読書 | Comments(0)

池内紀著「ひとつとなりの山」

 昨秋の新聞の書評に、池内紀著「ひとつとなりの山」が紹介されていた。著者の名前と題名にひかれて購入した。
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    「ひとつとなりの山」 池内紀著 
   光文社新書 
   2008年10月20日初版


 著者の池内先生はドイツ文学が専門だが、40年前に大学教養部で先生のドイツ語の授業を受けたことがある。ユダヤのジョーク集がテキストだった。どうして教養の語学の先生の名前を覚えているかというと、30歳前ですでに新進気鋭の学者として知られていたからである。その後、ドイツ文学者、エッセイストとして活躍され、多くの著書や訳書があり、様々な賞を受けられた。

 山好きでも知られ、50歳近くになって再開した山行きを、「小説宝石」に連載したものをまとめたのが本書である。「ひとつとなりの山」とはよく知られた山のひとつとなりで、静かな山のことである。そういう山をゆっくりとマイペースで「ひとり登山」で登る。そういう山行きが20ヵ所掲載されている。

 関東以北の聞いたことのない山が多く、私が登ったことがあるのは、燕岳と蝶ヶ岳である。著者は蝶ヶ岳では、蝶ヶ岳ヒュッテに2泊している。また、燕岳では、ふもとの温泉に前後2泊するという余裕のある山行きである。地元の人との交流や、人間観察がおもしろい。昔の本などを紹介する博学ぶりにも驚かされる。

 兵庫県の雪彦山が取り上げられているが、池内先生は姫路の出身である。小学生の頃に登った時の様子が書かれている。

 頂上をめざさないゆったりとした山行きには、あこがれるがなかなか余裕がない。いつか自由な時間がとれるようになったら、そんな山行きをしてみたいものである。かって登ったことのある蝶ヶ岳を再訪したいと思っているが、あわただしいスピード登山になりそうである。
by nori-126 | 2009-03-27 23:38 | 読書 | Comments(0)

「フェルメールの暗号」 ブルー・バリエット著 2005

 9月10日(水)、大阪市立中央図書館で「フェルメールの暗号」という本を借りて読んだ。
2005年のアメリカ探偵作家クラブ賞の児童図書部門の最優秀賞を受けた本だが、3年前の新聞の書評で、題名に興味を持ったのと、シカゴ大学付属学校を舞台にしているというので一度読んでみたいと思っていた本である。 

 フェルメールの暗号 Chasing Vermeer  
 ブルー・バリエット 著 種田紫 訳
 2005年8月30日 初版 ソニー・マガジンズ発行


 30年ほど前に、シカゴ大学に2年間留学していたことがある。シカゴ大学は、日本ではあまり知られていないが、1891年創立の私立の大学で、ハーバード、エール、スタンフォードに次ぐ名門大学である。経済学が有名で、何人かのノーベル賞受賞者を輩出している。今年の3月に、72年ぶりに早稲田大学と野球の交流戦をしたことが話題になった。

 主人公達の通うシカゴ大学付属学校は、実験的な授業をしており、小説の中でも自由研究の授業の様子がでてくる。著者は同校で美術教師をしていたとのことである。

 ストーリーは、付属学校の男女の生徒が、盗まれたフェルメールの「手紙を書く女」を探すというものだが、前半で事件の伏線が語られる。「ペントミノ」というパズルや、子ども同士で交わす手紙を暗号で書くなどのなんとなくあやしい雰囲気はヤング向けの探偵小説らしい。もちろん大人が読んでも楽しめる。

 小説の中で、「手紙を書く女」の女性が夢でヒロインに語りかけるようなエピソードがでてくるが、「手紙を書く女」の女性は、見るものに語りかけるような表情である。フェルメールのよく知っている女性がモデルといわれ、娘ではないかとの説もある。

 フェルメールの作品の中に贋物が混じっているのではないかという謎が題材に使われているが、これは現実の美術史でも問題になっていることである。東京で開催中の「フェルメール展」には、最近、真作と判断された絵が展示されている。本当に間違いがないのだろうか?

 本の中にでてくるハーパー通り、ハイドパーク(大学のある町の名)、シカゴ美術館、ドレイクホテルという名前がなつかしい。しかし、冒険の舞台になるシカゴ大学の建物の名は、似た名前はあるが、実際とは変えてある。デリア・デル館というのは、実際はアイダ・ノイエス・ホールという名前である。ここでスケート靴を借りて野外の天然の氷でスケートをしたことがある。

シカゴ大学 右側の建物がアイダ・ノイエス・ホール(小説ではデリア・デル館)
1980年冬撮影
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by nori-126 | 2008-09-12 00:28 | 読書 | Comments(2)