感動を求めて、忙しすぎる「ひまつぶし」に追われている団塊世代の男の記録。
by nori-126
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カテゴリ:オペラ( 50 )

METライブビューイング「マノン・レスコー」

 4月3日(日)、METライブビューイングを見に行った。梅田ステーションシネマは、かなりの人が入っていた。いつものようにHGSNさんをみかけて話をした。

 マノン・レスコーを見るのは、昨年2月の新国立劇場が初めてだった。シンプルな舞台で、美しい歌声やオペラの華やかさを満喫した。終わってからバックステージツアーに当選して参加できたことも思い出である

METライブビューイング「マノン・レスコー」
指揮 ファビオ・ルイージ 演出 リチャード・エア 新演出
クリスティーヌ・オポライス ロベルト・アラーニャ
マッシモ・カヴァレッティ プリンドリー・シェラット
MET上演日 2016年3月5日 上映時間 3時間25分

 リチャード・エアの新演出で、舞台を1940年代のドイツ占領下のパリに移している。第一幕で、舞台の奥に大きな機関車が到着して、マノンが登場する。逃げるのも馬車ではなく、車である。歌詞を変えることは問題ないらしい。

 船で海外に送還されるマノンを追って、テ・デグリューが突然、船員で乗り込むというのも、19世紀ならともかく、20世紀なら、パスポートをどうするのかと思ってしまう。

 マノン役のオポライスが、最初には娘らしい感じで登場して、第2幕では、金持ちの愛人として登場する。その変身ぶりが見事である。テ・グリュー役は当初、ヨナス・カウフマンが予定されていたが、アラーニャに代わった。

 第2幕で大きな船を舞台に見せたり、第3幕で巨大な廃墟を見せる舞台装置はスケールが大きい。
by nori-126 | 2016-04-04 17:43 | オペラ | Comments(0)

アンナ・ネトレプコ コンサート サントリーホール

 3月21日(月・祝)、アンナ・ネトレプコのコンサートに行った。1年前からオペラを見るようになって、METライブビューイングなどで名前を知り、その演技や歌声に感銘を受けた。2年前のソチオリンピック開会式で、オリンピック賛歌を歌ったことも知った。そのネトレプコが11年ぶりに来日コンサートをすると知った時は、うれしかった。

 東京と名古屋でしか公演がないので、東京での公演のチケットを取った。先行予約で幸いにも7列25番というほぼ中央の席が取れた。同業のIさんが2階席におられたのであいさつした。

 初めて行くサントリーホールは、パイプオルガンを備えて、その前にも観客席のある大きなホールである。舞台の上にオーケストラが並び、ハープが2台加わっている。

 「運命の力」序曲の後に、アンナ・ネトレプコが登場した。薄い黄色のふわっとしたドレスで、颯爽と舞台の中央に進んだ。テレビで見たことのあるあのネトレプコが今、目の前に立っているのだというのが信じられない想いがした。映像でみるよりも顔がほっそりと痩せて見えた。

 歌声の素晴らしさだけでなく、コンサートなのに演技をしているような表情は、さすがに当代随一のソプラノオペラ歌手といわれるだけのことはある。

 ご主人のエイヴァゾフもテノールの声がよく響いていた。休憩の後に登場したネトレプコは、光沢のある重そうなドレスで、重厚な感じだった。アンコールのチャルダッシュの女王では、クルクルと回って見せた。

 終わってからサイン会があるということだったが、多くの人が並んでいて、時間がないので、心残りながら、会場を後にした。

 オペラを見るようになって1年半になるが、METライブビューイングで何度もみるネトレプコをコンサートではあるが、直接見られるのは本当に幸運なことである。できることなら、オペラを演じるところを見てみたいものである。

アンナ・ネトレプコ スペシャルコンサート 
in Japan 2016
ユシフ・エイヴァゾフ(テノール)
ヤデル・ビニャミーニ指揮 東京フィルハーモニー交響楽団
2016年3月21日(月・祝)東京 サントリーホール

ヴェルディ: オペラ《運命の力》序曲
チレア: オペラ《アドリアーナ・ルクヴルール》から
       私は神の卑しいしもべです (ネトレプコ)
チレア: オペラ《アルルの女》から 
       ありふれた話(フェデリコの嘆き) (エイヴァゾフ)
ヴェルディ: オペラ《イル・トロヴァトーレ》から
       穏やかな夜・・・この恋を語るすべもなく (ネトレプコ)
       ああ、あなたこそ私の恋人・・・見よ、恐ろしい炎を (エイヴァゾフ)
ヴェルディ: オペラ《アッティラ》序曲
ヴェルディ: オペラ《オテロ》から
       二重唱「すでに夜もふけた」 (ネトレプコ、エイヴァゾフ)
プッチーニ: オペラ《蝶々夫人》から
       ある晴れた日に (ネトレプコ)
プッチーニ:オペラ《トスカ》から
       星は光りぬ(エイヴァゾフ)
ジョルダーノ: オペラ《アンドニア・シェニエ》から
       亡くなった母を (ネトレプコ)
       5月のある晴れた日のように (エイヴァゾフ)
プッチーニ: オペラ《マノン・レスコー》間奏曲
ジョルダーノ: オペラ《アンドレア・シェニエ》から
       貴方のそばでは、僕の悩める魂も (ネトレプコ、エイヴァゾフ)
アンコール
カールマン: オペレッタ「チャルダーシュの女王」から 山こそわが故郷(ネトレプコ)
プッチーニ: オペラ「トゥーランドット」から 誰も寝てはならぬ(エイヴァゾフ)
クルティス: 忘れな草(ネトレプコ&エイヴァゾフ)

追記 東京でのもう1回のコンサートが3日前に行われて、それがNHKBSで放映された。エイヴァゾフとは3か月前に結婚したばかりだという。サイン会の模様を見て、やはりサイン会に行きたかったと改めて感じた。

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by nori-126 | 2016-03-22 01:39 | オペラ | Comments(0)

METライブビューイング 第6作「トゥーランドット」

 2月28日(日)、METライブビューイングを見に行った。梅田ステーションシネマは、お客さんが多かった。「誰も寝てはならぬ」でよく知られているオペラなので、ナンバパークスシネマは、1日2回上映としていて、同じ日にISZKさんが見に行かれた。梅田では、HGSNさんに前回に続いて出会った。

METライブビューイング 第6作 プッチーニ「トゥーランドット」イタリア語

指揮:パオロ・カリニャーニ 演出:フランコ・ゼフィレッリ
出演:ニーナ・ステンメ(トゥーランドット)、アニータ・ハーティッグ(女奴隷リュー)
マルコ・ベルティ(カラフ王子)、アレクサンダー・ツィムバリュク
上映時間:3時間16分(休憩2回) MET上演日 2016年1月30日

 舞台が豪華である。METでもほぼ最大に近い舞台装置の量ということが幕間のインタビューで紹介された。舞台が東洋なので、衣装も特徴があっておもしろい。

 トゥーランドット役のニーナ・ステンメはお姫様という感じからは遠いが、冷酷な感じはよくでていた。あまり可愛いお姫様では役に似合わないだろう。

 自己犠牲になる女奴隷役のアニータ・ハーティッグが可憐だった。昨年の「カルメン」のミカエラでも献身的で素直な役を演じて印象的だった。来年はフィガロのスザンナを演じるということで、また違った魅力を見せてくれそうである。

 最後に主役二人が結ばれてめでたしめでたしとなるが、「誰も寝てはならぬ」がにぎやかに歌われて盛り上がった。
by nori-126 | 2016-02-29 00:58 | オペラ | Comments(0)

小澤征爾音楽塾 喜歌劇「こうもり」愛知県芸術劇場

d0097373_531567.jpg 2月24日(水)、愛知県芸術劇場でオペラを見た。小澤征爾が主宰する音楽塾の「こうもり」が、京都などで開催されたが、都合のつく名古屋でのチケットを取った。

 小澤征爾さんを見るのは、36年前のシカゴでのボストン交響楽団のコンサート以来2回目である。

 喜歌劇を生でみるのは初めてであるが、オペラと違って台詞もあるし、ダンスもあって楽しいものである。席は15列45番で横の通路のすぐ前の席の左端の方だった。



小澤征爾音楽塾 
J.シュトラウスII世 喜歌劇「こうもり」
2016.2.24(水)午後6時
愛知県芸術劇場

指揮 小澤征爾 村上寿昭
演出 デイヴィッド・ニース
管弦楽 小澤征爾音楽塾オーケストラ
合唱 小澤征爾音楽塾合唱団

出演
ロザリンデ:タマラ・ウィルソン
ガブリエル・フォン・アイゼンシュタイン:アドリアン・エレート
アデーレ:アナ・クリスティー
アルフレート:ディミトリー・ピタス
オルロフスキー公:マリー・ルノルマン
ファルケ博士:ザッカリー・ネルソン
フランク : デール・トラヴィス
ブリント博士:ジャン=ポール・フーシェクール
イーダ:鷲尾 麻衣
フロッシュ: 笹野 高史

 オーケストラピットに小澤征爾さんが登場すると、大きな拍手があった。序曲を小澤さんが指揮棒を持たないで指揮された。有名な曲で、オーケストラの音がよくそろっているのに驚いた。メンバーは若い人ばかりである。小澤さんは指揮は一部ではあるが、最後までオケピにおられた。

 第1幕はアイゼンシュタインの邸内で、部屋を斜めに配置したのが珍しい。室内の装飾も豪華である。

 第2幕は、舞踏会の場面で背後に赤い幕が引かれているが、途中でこの幕が除かれると、ガラス張りのドームが現れる。舞台装置の豪華なことは、外国からの引っ越し公演でも及ばない。METの舞台にも負けないと思ったら、METのオリジナルの舞台をそのまま持ってきたものということで納得した。

 男女5人ずつのダンサーが有名な曲でワルツを踊るのが楽しい。「ハンガリー万歳!」と「雷鳴と電光」が演奏されたとのことである。ダンサーは東京シティーバレー団で、スタイルのよさは納得である。ダンサーのことを詳しく知りたいと思い、休憩中にプログラムを買おうとしたら売れ切れていた。

 第3幕は刑務所長の部屋で、笹野高史さんが狂言回しで笑わせる。歌うのではなく台詞で通すのがオペラにない楽しみである。箒で床を掃いて、「掃いてますよ」とギャグを言った。

 出演の歌手のレベルはかなり高いものと思われた。ソプラノの声のよさや男声の声の深みだけでなく、演技も素晴らしいものだった。その時の気持ちを少しコミカルに表す表現はわかりやすかった。

 カーテンコールの真ん中に小澤征爾さんが並んで、元気にあいさつをされた。元気そうでなによりである。今後のますますの活躍を期待したい。
by nori-126 | 2016-02-25 13:31 | オペラ | Comments(0)

METライブビューイング 第5作「真珠採り」

 2月7日(日)、METライブビューイングを梅田ステーションシネマで見た。日曜日だからか、前の方の席しか残っていなかった。終わって出ようとすると同業のHGSNさんに会った。昨年途中からみるようになったということである。一緒におられた若い人は、会場でお会いになった同業の方とのことだった。

METライブビューイング 第5作
ビゼー「真珠採り」新演出 フランス語
上演時間:2時間35分(休憩1回) MET上演日 2016年1月16日
指揮:ジャナンドレア・ノセダ 演出:ペニー・ウールコック

ディアナ・ダムラウ(レイラ)
マシュー・ポレンザーニ(ナディール)
マリウシュ・クヴィエチェン(ズルガ)
ニコラ・テステ(ヌーラバット)

 序曲演奏中に、舞台では、海の中に人が潜るのが見える。幕間のインタビューで仕組みを説明していたが、上から人を吊り下げて、いかにも潜っているように見せている。人の動きに合わせて、泡が出る映像を重ねるという。

 巫女をめぐる二人の男の葛藤を描いたもので、時代設定は現代に近い。古い形のテレビがでてくる。舞台は漁村の海辺で、階段を配して合唱団が大勢登場する。中央から船がでてくる。第2幕では、室内で壁一杯の本はプロジェクションマッピングだった。

 最後の場面では火事が広がるが、本物の火が使われているように見えた。

 テノールとバリトンの「友情の二重唱」が素晴らしい。ボレンザーニの歌う有名な曲「耳に残るは君の歌声」が高い静かな声で感動的である。ビゼーの曲が心にしみる。

 METでは1世紀ぶりの上演というが、演奏されなかった特別の理由があるのだろうか?最後のズルガがレイラらを助けようとして、放火をするというのが理解しがたい。盛り上げるためには劇的な結末ではあるが。
by nori-126 | 2016-02-08 19:51 | オペラ | Comments(0)

METライブヴューイング 「ルル」

 1月20日(水)、METライブビューイングを見に行った。

METライブビューイング 2015-2016 第4作
ベルク「ルル」 新演出 ドイツ語
上映時間:3時間54分(休憩2回)  MET上演日 2015年11月21日

指揮:ローター・ケーニクス 演出:ウィリアム・ケントリッジ
出演:マルリース・ペーターセン(ルル)
    スーザン・グラハム(ゲシュヴィッツ伯爵令嬢)
    ヨハン・ロイター(シェ-ン博士/切裂きジャック)
    フランツ・グルントヘーバー(シゴルヒ)
    ダニエル・ブレンナ(アルヴァ)
    ポール・グローヴス(画家)
    マルティン・ヴィンクラー(力技師)
 
 いろいろな意味で斬新であり、今までにみたオペラとは全く異なる。何よりも音楽が、12音技法なので、メロディが感じられない。歌手はどうしてそんな歌を覚えられるのだろうかと不思議に思う。ただ、ずっと聞いていると少し慣れてきて、メロディを感じられたが。

 舞台は、プロジェクションマッピングを多用して、舞台奥全面に映像が投影されるので、舞台装置がどうなっているかわからないくらいである。映像は、イラストやコミック風で、説明の文字が入ることもある。登場人物が、頭に紙の筒を被ったり、紙を衣装に着けていたり、大きな手袋をつけたりする。

 舞台の端にピアノが置いてあり、そこに女性がずっといて、様々な姿勢で動いている。主人公の心の動きを表しているのだろうか?

 ルル役のマルリース・ペーターセンは、この役を得意としているが、今回は最後のルル役ということである。初めてMETライブビューイングを見たのが、1昨年の「フィガロの結婚」だったが、その時のスザンナ役がペテルセンだった。歌唱力があって、演技力もある。
by nori-126 | 2016-01-21 00:04 | オペラ | Comments(0)

METライブビューイング2015-16 第3作「タンホイザー」

 12月2日(水)、METライブビューイングをナンバパークスシネマで見た。

METライブビューイング 2015-16 第3作
ワグナー「タンホイザー」
指揮:ジェイムズ・レヴァイン 演出:オットー・シェンク
出演:ヨハン・ボータ(タンホイザー)ペーター・マッテイ(ヴォルフラム)
エヴァ=マリア・ヴェストブルック(エリーザベト)ミシェル・デ・ヤング(女神ヴェーヌス)
ギュンター・グロイスベック(領主ヘルマン)

上映時間:4時間32分(休憩2回)[ MET上演日 2015年10月31日 ].言語:ドイツ語

 ワグナーは長いという印象があるが、序曲から長い。長いが好きな曲なので飽きさせはしない。オーケストラピットをずっと映しているので、普通のコンサートでないかと思うほどである。幕が開くとヴェーヌスベルクの暗い森の中である。というより光や緑のない地中のような場所である。薄い衣装をまとった男女が妖艶な踊りを踊っている。タンホイザーが女神ヴェーヌスと目覚める。

 タンホイザーは、女神の世界を去って、元の世界に戻ろうとする。女神の止めるのを振り切ってでていく。中央の道を残して、暗転で峠道になっている。タンホイザーが戻ってきたのを領主らが許す。

 第2幕は、領主の広間でエリザ-ベトがタンホイザーとの再会を喜ぶ。歌合戦にタンホイザーも参加することになるが、愛の歌に反発して、ヴェーヌスベルクに行ったことを漏らしてしまう。皆から責められるのをエリザ-ベトが擁護して、ローマへの巡礼に参加して贖罪を得ることになる。

 第3幕は、再び峠の場面である。タンホイザーの帰りを待つエリザ-ベトは、タンホイザーがいないことに絶望する。遅れて帰ってきたタンホイザーは法王から許しを得られなかったと告白する。やけになってヴェーヌスベルクに戻ろうとする時に、エリザベートの命をかけた祈りが届いて、タンホイザーは救われる。

 舞台装置が見事である。初めの暗い森の中のような世界と明るい広間の世界の違いが際立っている。暗い森の中と峠の道との転換が早くて飽きさせない。

 タンホイザー役のヨハン・ボ-タは、昨年、マイスタージンガーでも主役を演じたが、太い声がよく通る。ペーター・マッティのバリトンもいい。合唱の迫力も感動的である。序曲で演奏されるメロディが劇中でもでてくるので、知っているメロディが多い。一流のワグナー歌手が集結した印象に残る舞台だった。
by nori-126 | 2015-12-03 11:36 | オペラ | Comments(0)

METライブビューイング「オテロ」

 11月14日(土)、METライブビューイング「オテロ」をみた。シェークスピアの悲劇をオペラにしたもので、ストーリはよく知られている。昨年3月に琵琶湖ホールで見たことがある。

 オテロがムーア人で、釣り合わない結婚ということが伏線になっているが、それは強調されていなかった。歌詞にはムーア人という言葉がでてくるが、容姿は白人である。人種の問題は取り上げないという演出が、嫉妬はあまりにも愛しすぎたからということを強調しているようである。

METライブビューイング2015-16 第2作
ヴェルディ「オテロ」新演出 イタリア語
指揮:ヤニック・ネゼ=セガン 演出:バートレット・シャー
オテロ・・・・アレクサンドルス・アントネンコ
デスデーモナ・・・ ソニア・ヨンチェーヴァ
イアーゴ・・・ ジェリコ・ルチッチ、
カッシオ・・・ ディミトリー・ピタス
ギュンター・グロイスベック
上映時間:3時間12分(休憩1回) MET上演日 2015年10月17日

 冒頭の嵐の場面は、舞台前方の半透明のスクリーンに荒れる波が映像で映される。船はでてこない。スクリーンが上がるとオテロのアリアで始まるが、ここでも船はでてこないし、港の風景がない。嵐を乗り切って船から降りてくるというほうが自然な感じがするが。

 半透明のプラスチックで作られた大きな幅のあるブロックがいくつも移動して建物になる。歌手がブロックの向こうに行ったり、中に入ったりとして動くのがアクセントになっている。劇中でブロックが頻繁に移動することが、スムースな場面転換を可能にしている。

 デスデーモナ役のヨンチェーヴァは熱演である。オテロを愛しているのに、誤解されている悲しみ、大勢に前で侮辱される悔しさ、そして最後に死を覚悟して、運命を受け入れようとする姿が涙を誘う。
 
 オテロが妻の不貞を疑いだしてからは、出来事が展開するのではなく、心理劇を見るように、二人の心の動きが描写される。筋としては単純だが、そこで演奏されたり、歌われるヴェルディの音楽が素晴らしい。そして最後にベッドの上で、祈りを奉げるデスデーモナの静かな場面へと進んで行く。

 終わってからナンバパークスのイルミネーション、光旅を少しみたが、雨が降っていた。昨年とはまた違うデザインのイルミネーションが始まったばかりである。

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by nori-126 | 2015-11-15 03:16 | オペラ | Comments(0)

プラハ国立歌劇場公演 椿姫 フェスティバルホール

 11月1日(日)、オペラ「椿姫」を見た。7月に兵庫芸文で見たので2回目である。席は8列19番で、オケピがあるので、前から3列目といういい席だった。

プラハ国立歌劇場
ヴェルディ「椿姫」
2015.11.1(日)3時開演
フェスティバルホール
プラハ国立歌劇場管弦楽団

 舞台は、緩やかに曲線を描いた白い壁が背景となっている。中央に白いやはり緩やかに曲がった長いソファが置かれている。序曲の途中で幕が開くと、ヴィオレッタと客の男性が金の受け渡しをしており、ヴィオレッタが娼婦であるということを強調した形になっている。兵庫芸文では、ここに最後の場面を持ってきたのが工夫だった。

 そのままヴィオレッタ主催のパーティとなるが、お客の男女は黒の正装で、ヴィオレッタだけが白いドレスを着ている。舞台は白と黒だけの世界で、家具や小道具はほとんどない。

 ヴィオレッタ役のデジレ・ランカトーレは、世間ずれしているが、清純さを秘めた感じがした。いろいろなタイプの歌を歌わないといけないので、過酷な役だが、うまくコントロールされていた。

 フローラのパーティで、ヴィオレッタはアルフレードから侮辱されるのだが、それに耐えるところは観客の涙を誘う。パーティーの参加者の冷たい目が不気味である。

 最後の場面で、ベッドがなくて少し大きめの椅子が置いてあるのが、違和感があった。ただ、舞台の中央の何もない所で、息絶えるということから、そういう演出になっているのだろう。

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by nori-126 | 2015-11-02 00:50 | オペラ | Comments(0)

METライブビューイング 2015-16 「イル・トロヴァトーレ」

 10月31日(土)、METライブビューイングをナンバパークスシネマで見た。メトロポリタンオペラを映画館でみられるMETライブビューイングの2015-16シーズンが今日初日を迎えた。10作が上演される。昨シーズンの第2作から見始めて、8作品を見た。また、過去の作品をWOWWOWで放映している。

METライブビューイング2015-16 第1作
ヴェルディ「イル・トロヴァトーレ」
指揮:マルコ・アルミリアート 演出:デイヴィッド・マクヴィカー
出演:
アンナ・ネトレプコ(レオノーラ)
ディミトリ・ホヴォロストフスキー(ルーナ伯爵)
ヨンフン・リー(マンリーコ)
ドローラ・ザジック(アズチェーナ)
ステファン・コツァン(フェルランド)
上映時間:3時間6分(休憩1回) MET上演日 2015年10月3日 言語:イタリア語

 METのスター、アンナ・ネトレプコで始まった今シーズンは、脳腫瘍であることを公表したディミトリ・ホヴォロストフスキーが出演したことも話題だった。オペラで歌手が登場した時に拍手はほとんどないが、彼が登場した時は大きな拍手があった。歌い終わった時に、長い拍手があり、ホヴォロストフスキーが少しニコッとして素顔を見せた。カーテンコールの最後に、オケピから花が何本も舞台に投げられた。

 舞台は、巨大な壁が背景にあって、回り舞台で回転させて、異なる風景を見せた。舞台の下手に吊るされた人形が見えるのが不気味な雰囲気を出している。

 ネトレプコの存在感は圧倒的である。しぐさや表情にしっかりとした演技を感じさせる。ホヴォロストフスキ-の声が深みがあってよかった。ヨンフン・リーも素晴らしいテノールである。

 幕間にネトレプコのMETライブビューイング10年間の出演場面を見せた。ネトレプコのインタービューに息子が登場していた。8歳くらいだろうか?
by nori-126 | 2015-11-01 23:58 | オペラ | Comments(2)