感動を求めて、忙しすぎる「ひまつぶし」に追われている団塊世代の男の記録。
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カテゴリ:美術展( 127 )

ハンガリーの名窯「ヘレンド」大阪市立東洋陶磁美術館

 6月21日(水)、東洋陶磁美術館に行った。ハンガリーの磁器である「ヘレンド」の歴史を紹介している。ヘレンドというブランドを知ったのは、1年ほど前に、自分で選んだ高級なカップでコーヒーを飲める店に行った時だった。

ハンガリーの名窯 特別展 ヘレンド
2017.4.8~7.30
大阪市立東洋陶磁美術館

 1826年にハンガリーの小さな村ヘレンドで、磁器の生産が始まった。他の有名な窯に学んで高い水準に達し、王室御用達窯となった。万国博覧会でヴィクトリア女王から注文を受けたころから有名になった。

 中国や日本の磁器に学んだ様式などで、高い評価を受けた。経営的には不遇の時もあったが、ヨーロッパ最大の窯として現在に至っている。

 190年にわたる歴史の中で、様々な技法や、様式が生み出されて、その変遷を見るのは楽しい。透かし彫りや細かい絵、鮮やかな色などの技術は、驚嘆に値する。

 ロビーにティーセットとフラワーアレンジメントのディスプレイがあり、これは撮影することもできた。こういうセットでお茶を飲むというのは、憧れであるが、さしあたり気にいったコーヒーカップを一つでも買ってみようかという気になった。

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by nori-126 | 2017-06-22 18:29 | 美術展 | Comments(0)

快慶 奈良国立博物館

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 5月31日(水)、昼から奈良へ行った。仏師をタイトルに取り上げた展覧会は珍しい。東大寺南大門の仁王像の運慶、快慶でその名を知られている。

 鎌倉初期に活躍し、東大寺や興福寺の復興に寄与して、東大寺大仏復興に貢献した重源と関係が深い。地方の東大寺別所にも仏像がある。制作年代や銘が明らかな仏像が多数、現存している。

特別展 快慶 日本人を魅了した仏のかたち
2017.4.8-6.4
奈良国立博物館

 国宝 僧形八幡神坐像 東大寺
 阿弥陀如来立像(裸形) 兵庫・浄土寺
 阿弥陀如来立像 東大寺
 大日如来坐像 石山寺
 重源上人坐像 兵庫・浄土寺

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by nori-126 | 2017-06-01 08:46 | 美術展 | Comments(0)

新宮晋の宇宙船 兵庫県立美術館

 5月7日(日)、展覧会に行った。新宮晋さんは、風や水など自然の力で動く作品で知られる作家である。その作品を知ったのは、30年あまり前に、同じテニスクラブに所属していた新宮さんに、作品の写真集を見せてもらった時である。その後、新宮さんの作品を各地でみる機会があった。大阪では、府立大学、荒山公園、読売テレビなどで見た。

 風と水の彫刻家
 新宮晋の宇宙船
 2017.3.18-5.7
 兵庫県立美術館

  三田市に野外で展示したり、絵本をだしたりという活躍ぶりで、今回は、美術館でその作品を鑑賞する機会が得られた。野外にしっかりとした金属製の作品が設置されているのと違って、近年は、紙のような柔らかい素材を使った、やさしい感じのものを制作されていて、それが美術館での展示に適している。水を使って動かすものもあり、以前の作品に比べて複雑な動きに新たな感動を覚えた。

by nori-126 | 2017-05-08 02:09 | 美術展 | Comments(0)

海北友松 京都国立博物館

 4月19日(水)、京都に海北友松展を見に行った。京都国立博物館の平成館で開催されており、それほど人が多くなくてゆっくりとみられた。

 海北友松(1533-1615)は武家に生まれながら、画家の道を歩くことになり、60代になってから頭角を現した。当時の主流派だった永徳や等伯とは違って、孤高の道を選んだようである。

京都国立博物館開館120周年記念 特別展覧会
海北友松
2017.4.11~5月21日
京都国立博物館

 建仁寺には多くの障壁画、屏風絵が残されている。特に大方丈の間に飾られていた「雲龍図」は、龍が迫ってくるようである。二枚の絵が直角に相対するように展示されている。

 「月下渓流図屏風」はアメリカの美術館からの60年ぶりの里帰り展示で、等伯の松林図屏風を思わせる、幻想的な墨絵である。

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by nori-126 | 2017-04-20 00:08 | 美術展 | Comments(0)

クラナッハ展 国立国際美術館

d0097373_00020767.jpg 4月5日(水)、国際美術館で開催中のクラナッハ展を見た。

 ルカス・クラーナハ(父、1472-1553)は、宮廷画家として活躍したドイツ・ルネサンスを代表する芸術家ということで、名前は聞いたことがある。絵も見たことがあるようだが、写真で見ただけで、本物は見ていないかも知れない。

 工房を開設して、大量生産を行ったというのも興味深い。同じ時代の狩野派がやはり、工房で大量に注文を受けたというのと、一致する。

 日本初のクラーナハ展ということで、まとまった形で見るいい機会である。

クラーナハ展 500年後の誘惑
2017.1.28~4.16
国立国際美術館

 時代を追って、画風の変遷を俯瞰することができるが、何といっても、物語のヒロインを独特のエロティシズムで描いた作品が印象に残る。キリスト教の裸体画とは異なる画風が、当時の世間に受け入れられたのだろうか?

「ホロフェルネスの首を持つユディト」
 ポスターにも描かれている代表作である。残酷な絵なのに、勝ち誇ったような、愛おしむような冷静なユディトの表情が印象的である。

「正義の寓意」
 裸身に首飾りだけをつけた物憂げな表情は、何を表しているのか?単に正義の女神というのではないのかも知れない。
                                                             
            
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by nori-126 | 2017-04-06 11:18 | 美術展 | Comments(0)

台北國立故宮博物院 北宋汝窯青磁水仙盆 大阪市立東洋陶磁美術館

 3月15日(水)、昼から北宋汝窯の青磁を見に行った。台北国立故宮博物院の所蔵する4点が海外初公開、初来日というのが話題である。

台北 國立故宮博物院 北宋汝窯 青磁 水仙盆
2016.12.10ー3.26
大阪市立東洋陶磁美術館

 北宋時代(960-1127年)に宮廷用の青磁を作った汝窯は、淡い青色系の色を追及した。端正な形と合わせて、究極の美に到達している。台北の故宮博物院から、4点の水仙盆と清朝で作られた倣い1点が出品されている。また、東洋陶磁美術館所蔵の1点も出点されている。わずか6点の展示であるが、一つの部屋に収められたこれらの作品は、他に類のない、ひとつの世界を形づくっている。

 清朝の景徳鎮窯で作られた1品は、色が汝窯とは全く異なる。汝窯の青磁の色は再現することができなかったということであろう。紫檀の台座も同時に展示されている。乾隆帝が作らせたものである。水仙盆の底に、乾隆帝の書かせた詩があるが、これも見えるように、展示されている。

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by nori-126 | 2017-03-16 12:33 | 美術展 | Comments(0)

第63回日本伝統工芸展 京都展 京都高島屋

 10月12日(水)、メアリー・カサット展をみた後に、バスで四条河原町の高島屋に行った。日本伝統工芸展が全国を巡回して開催されている。NHK「日曜美術館」で、賞を授与された作品と出展者の紹介をしているのをみて、見てみたいと思った。

 陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形、諸工芸の7部門に多くの作品が展示されている。重要無形文化財保持者、受賞作家、近畿在住の作家の作品など300点近い。テレビ番組でも紹介していた、面白い年輪の模様のある楓を使った曲面の飾箱、細かい金具の模様を重ねた七宝の鉢、紙貼の人形、計算された釉薬の流れが作る三菜の鉢などが印象に残った。仕切りの金具を残した七宝などは細かくてよく見えないくらいである。人の手でこんなものが作れるのかという驚きがあった。

 出展している作家さんが何人かおられて、学生らしき人達に作品の説明をしておられた。直に話を聴くことは貴重な機会であろう。道を究めようとしている人たちの熱意を見ることは、感動さえ覚える。

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by nori-126 | 2016-10-14 10:00 | 美術展 | Comments(0)

メアリー・カサット展 京都国立近代美術館

d0097373_02075355.jpg 10月12日(水)、京都に展覧会を見に行った。午後4時前と少し遅かったせいもあるのか、お客さんが少なくてゆっくりとみられた。

 メアリー・カサットの名前を聞いたことはあるが、今までにまとめて作品をみる機会はなかった。NHK日曜美術館で特集をしていたのを見た。

 メアリー・カサット(1844-1926)はアメリカ生まれで、パリで活躍した。ドガとの出会いから印象派展に参加した。母子を描いた作品で有名で、「母子像の画家」として知られる。

メアリー・カサット展
2016・9・27ー12・4
京都国立近代美術館

 「バルコニーにて」という絵や「桟敷席にて」という初期の絵は、写実的で緻密な描き方である。1980年以降は、母と子の姿を描いたものが多い。「浜辺で遊ぶ子どもたち」という絵は幼い女の子二人を描いていて、愛らしい。姉を亡くした後に描かれたと知ると、余計に愛おしい。

 母子を描いた作品は、子を見つめる母の眼差しが優しい。母子が同じものを見ているという構図もある。同時代の女性画家であるベルト・モリゾの絵や影響を受けたという歌麿、北斎の版画、ドガ、ピサロなどの作品も展示されている。カサットの版画なども多いので、油彩としての作品数は物足りないものがあるが、まとめて展示されることの少ない(日本では35年ぶりの回顧展とか)画家の作品をまとめて見られたということで満足できた。

 

by nori-126 | 2016-10-13 02:19 | 美術展 | Comments(0)

ルノワール展 国立新美術館

 5月28日(日)、東京へオペラを見に行くのに、早朝ののぞみで東京へ向かった。東京駅から乃木坂駅へ行き、出口を出たすぐに、国立新美術館がある。開館の30分ほど前で、70人くらいが並んでいた。

オルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵
ルノワール展
2016.4.27-8.22
国立新美術館

 会館時間になると一定の人数ずつを入場させた。中に入ると入り口近くは人がいても、先の方へさっさと進むと人が少ない。まず、今回初めて来日をした「ムーラン・ド・ギャレットの舞踏会」を見た。手前に座っている人は、ルノワールの知人がモデルになっている。少し後ろにダンスをしているカップルがあり、後方は雑多な感じで人が描かれている。モンマルトルにあったムーラン・ド・ギャレットについての説明があった。

 広い壁面に2枚の大きな絵が並べられていて、「田舎のダンス」と「都会のダンス」である。45年ぶりに揃って来日したとのことである。

 「ピアノを弾く少女たち」は音楽の教科書の表紙に使われる有名な絵で、35年程前にパリで見たことがある。「ピアノを弾くイヴォンヌとクリスティーヌ・ルロル」も知られた名画である。

 「草原の坂道」、「ブランコ」などの有名な絵を含めて、肖像画や裸婦を描いたものなど、ルノワールの変遷する絵の様式を追いかけることができる。久しぶりに大満足の美術展だった。

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by nori-126 | 2016-05-30 01:12 | 美術展 | Comments(0)

生命大躍進 大阪市立自然史博物館

 4月26日(火)、昼に生命大躍進展を見に行った。昨年9月に東京上野の国立博物館で開催されたのを見に行ったが、家族連れなどで人が一杯で、ゆっくりとみられなかった。平日なら人が少ないと思って出かけた.

 行く前に地下鉄長居駅近くでハンバーグを食べた。店内に60年代の曲が流れていてなつかしかった。「恋のパームスプリング」なんて曲は涙がでそうなくらい懐かしい。

 特別展 脊椎動物のたどった道
 生命大躍進
 2016.4.16-6.19
 大阪市立自然史博物館

 長居公園はいい天気で、人が散歩などしていた。会場は人がほとんどいないくらいでゆっくりとみられた。細かい標本は近くで見られた。ただ、東京では実物だったウミサソリ、ジュラマイア、イーダは大阪では複製標本だった。アノマロカリスとピカイアは実物化石だった。

 改めて生命進化の不思議を思う。一つは何十億年も前に発生した生命が、連綿として続いている不思議である。祖先が途中で子孫を残さずに死んでしまうと今の生命は存在していないことになる。

 もう一つは、人類という高度な生命に進化してきた不思議である。生命の大量絶滅という自然現象や、様々な機能の進化で人類が誕生したのは、奇跡としか思えない。同じことが他の星で起こり得るとは思えないくらいである。

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 アノマロカリス ↓
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by nori-126 | 2016-04-27 13:00 | 美術展 | Comments(0)