感動を求めて、忙しすぎる「ひまつぶし」に追われている団塊世代の男の記録。
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大阪城公園 ’11.2.27 トラツグミ ジョウビタキ雌

 2月27日(日)天気が崩れるという予報だったが、昼過ぎにはまだ陽が照っていたので、大阪城公園に行ってみた。梅園の方へ歩くと行き帰りの人で歩道は一杯であった。ただ、梅は五分咲きといったところで、ごく一部の枝を除いて花はまばらだった。

 鳥の観察をしようと愛の森から飛騨の森の方へ歩いた。木の上にシジュウカラがいた。飛騨の森から内堀越しにみる陽に照らされた大阪城が美しかった。カップルから城をバックに写真を撮るように頼まれた。

d0097373_021643.jpg 大手門から中に入ると人が多いので、ほとんど人のいない豊国神社東の一番やぐらのある広場に行った。地面にツグミ、シロハラ、ムクドリがいた。赤い花に鳥がいて、蜜を吸っているヒヨドリだった。




d0097373_0241236.jpg 双眼鏡で鳥を観察している人がいてその先にトラツグミがいた。今年はトラツグミが多いというが、大阪城でみられるというのは思いがけなかった。







d0097373_0244517.jpg すぐそばにジョウビタキの雌がいて木立の間を飛び回っていた。









 豊国神社の林の木の上で盛んに鳴いている鳥がいた。2-3羽が鳴いているように聞こえる。写真を撮るとモズだった。モズはいろいろな鳥の鳴きマネをするという。

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by nori-126 | 2011-02-28 22:45 | 自然観察 花・鳥・昆虫 | Comments(0)

二月大歌舞伎 片岡仁左衛門昼夜の仇討 夜の部 後半 松竹座

 2月23日(水)二月大歌舞伎夜の部の後半である。

第二場 五人切の場 
 夜になって源五兵衛から金を巻き上げた連中が集まる。三五郎が小万の「五大力」という彫りものに字を加えて、「三五大切」とする。そこへ源五兵衛が現われて、居合わせたものを次々に手にかける。三五郎と小万は逃げる。

 障子に仁左衛門の影が映り、部屋に入ってくる姿が迫力がある。それまでの人のいい浪人とは衣装も全く違う。

大詰 第一場 四谷鬼横町の場
 長屋へ越した六七八右衛門が、幽霊がでたといって出て行こうとする。大家の弥助(彌十郎)がお岩の幽霊がでるかも知れないという。ここへ三五郎と小万がやってくる。弥助は小万の兄だと判る。僧了心が来るが、三五郎の実父である。
 三五郎夫婦の居場所を突き止めた源五兵衛がきて酒樽を残していく。夜に幽霊として現われた弥助が酒を飲んで毒で苦しみだす。
 了心が三五郎を逃がした後に、源五兵衛がやってきて、三五郎夫婦の子と小万を殺して去る。

 源五兵衛が小万の首を懐に入れて破れ傘をさしながら花道を去る場面は、凄惨でありながら奇妙な様式美がある。「女殺油地獄」を思い起こさせる殺しの場面である。 

 第二場 愛染院門前の場
 隠れ家に戻った源五兵衛が了心にすべて打ち明けると、側の樽の中から隠れていた三五郎が腹に出刃包丁を突き付けて現われて罪をかぶるという。ここへ塩谷判官の浪士が現われて源五兵衛を迎えにくる。

 樽がぱんと割れて三五郎がでてくるのが迫力がある。いろいろと見どころのある演目である。源五兵衛のために金を用立てようとする了心の勘当を解くために、子の三五郎がその源五兵衛から金をだまし取るという皮肉なストーリーは出来過ぎだが、歌舞伎らしいともいえる。殺しの場面は凄惨だが、間にユーモラスな場面があって救いもある。                                                                                                       
by nori-126 | 2011-02-27 00:28 | 歌舞伎 | Comments(0)

二月大歌舞伎 片岡仁左衛門昼夜の仇討 夜の部 前半 松竹座

 2月23日(水)二月大歌舞伎の夜の部を見に行った。仁左衛門昼夜の仇討ということで、夜の部は鶴屋南北の盟三五大切の通し公演である。文政8年(1825年)に初演されながらその後ほとんど上演されなかったのが、昭和51年に復活上演されて、11回目にして関西での初公演となった。

 「仮名手本忠臣蔵」や「東海道四谷怪談」とのつながりで、仇討に加わりたいと願う赤穂浪士の不破数右衛門を主人公にして、奇抜とも思えるストーリが展開される。

盟三五大切(かみかけてさんごたいせつ)
  序 幕 第一場 佃沖新地鼻の場
 
 船頭お先の伊之助(猿弥)が侍の伴右衛門を乗せて佃沖を進んでいる。花道から笹野屋三五郎(愛之助)と芸者小万(芝雀)の乗る船が出てくる。小万は三五郎の女房であるが、小万に通ってくる薩摩源五兵衛(仁左衛門)から金を取ろうと算段している。舞台の黒幕が落とされると、源五兵衛の屋形船が近づいてくる。

 序なので登場人物の紹介といった場だが、船が三艘もでてきて、黒幕が落とされた時の月のでた川面は風情がある。

第二場 深川大和町の場
 源五兵衛宅で、道具屋が家財道具を持ち去るのを、若党の六七八右衛門(薪車)がくやしがる。小万が芸者菊野(松也)らとやってきて、源五兵衛に腕に彫った「五大力」という刺青を見せる。そこへ源五兵衛の叔父富森助右衛門(段四郎)が仇討に加わるための百両を持ってくる。これを知って三五郎が源五兵衛を誘いだしに来る。

 芝雀は世慣れた感じの芸者としてぴったりである。薪車が少しひょうきんな若党を演じていて面白い。こういう役は珍しいと思うが、うまくこなしていた。松也は昼の部に続いて女方だが、清純な美しさがある。
 
二幕目 第一場 二軒茶屋の場
 茶屋で伴右衛門が小万を見請けしようとしている。そこへ来た源五兵衛の前で小万は自害しようとするので、源五兵衛は叔父からの百両を差し出す。三五郎が小万は自分の女房で、金を巻き上げるための芝居だと告げる。

 愛之助は、昼の部とは異なり、小悪党といった役でこういう役はもとからよく似合う。それまで人のいい侍といった仁左衛門が、だまされたと知ってきりっとした表情になる。ここからは人が変わったようである。     

               
by nori-126 | 2011-02-24 02:15 | 歌舞伎 | Comments(0)

錦織公園 ’11.2.16 エナガ・カルガモ・トラツグミ

 2月16日(水)天気が良くて少し暖かいので、午後から錦織公園に行った。北から中に入ると、鳥の鳴き声が聞こえてくる。エナガの集団やメジロ、コゲラなどを確認できた。じゅんさい池に行くと、カワセミがいて魚を狙って池に飛び込んでいた。南の駐車場の方へ歩いて行くと、ツグミやシロハラがいた。喉の黄色い鳥がいて、ミヤマホオジロかと思われたが確認できなかった。

d0097373_2371092.jpg エナガを見たのは1年前の錦織公園であるが、その時はいい写真が撮れなかった。今回は少しましな写真が撮れた。 







d0097373_238197.jpg 南の池にカルガモがいたが、一羽が何度か水の中に逆さに潜った。黄色い足を水面から突き出した姿は少し滑稽である。潜ったあとに羽ばたきをしたら、普段はみえにくい青い羽根が美しかった。





d0097373_2381542.jpg 錦織公園をでて、すぐ近くの寺池台公園によると、地面にツグミ、ムクドリがいて一羽だけトラツグミがいた。
by nori-126 | 2011-02-18 00:24 | 自然観察 花・鳥・昆虫 | Comments(2)

追悼 YYさん

 2月14日(月)以前からの知り合いで同年齢のYYさんが亡くなったという知らせがあった。新聞の記事によると、2月12日に北アルプス西穂高岳独標付近で滑落されて、14日に死亡が確認されたということである。

 神戸におられたYYさんとは、仕事仲間の研究会で15年ほど前に知り合い、年に何回かお会いする機会があった。誰からも好かれるやさしい物言いでありながら、様々な困難を乗り越えて行く勢力的な仕事ぶりであった。阪神大震災の際にも多大な活躍をされた。

 4年ほど前に関東の大学の教授となられてからお会いする機会がほとんどなくなったが、3年前の春に東京の研究会でお会いして話をしたのが、最後になってしまった。大学山岳部の出身で登山経験は豊富だったと思われるが、まだまだこれから活躍が期待されたのに、残念である。昨年5月にエベレストで亡くなった大学のクラブの先輩に続いて、山で亡くなられたというのが、登山を趣味とするものとしては何ともやりきれない思いである。御冥福をお祈りする。
by nori-126 | 2011-02-15 03:53 | Comments(0)

大阪市立大学付属植物園 枚方市 シメ・カワセミ

 2月13日(日)新聞で探鳥会があるという知らせをみて、枚方市の大阪市立大学付属植物園に行った。京阪私市駅から歩いてすぐのところに広大な植物園がある。委託研究をしている交野野鳥の会の方が案内と研究の成果を紹介された。

 少し遅れて探鳥会に加わった。野鳥会の人も含めて50人くらいが歩きながら時折みられる鳥について名前を確認し合った。本日は18種類の鳥がみられたという報告があった。植物園なので、珍しい樹木についての説明も聞けた。大きな枝垂れエンジュの木があった。葉が茂ると、こんもりとした空洞をつくるのに枝を剪定された姿にはその面影はない。

d0097373_34147.jpg スライドでの研究成果が紹介された後に、一人で山の方へ戻ったら、シメの集団にあった。少し遠かったが、前よりもましな写真が撮れた。雄と雌がいたが、雌の写真はうまく撮れなかった。



 植物園を出たところで雄のジョウビタキをみつけた。川でカワセミを狙ってカメラを構える人がいた。カワセミが向こう岸に止まっていて、何回も川の中に潜った。川から上がってくる時の背中の明るい青が鮮やかだった。
d0097373_3425844.jpgd0097373_343138.jpg
  枝垂れエンジュ  ↓
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by nori-126 | 2011-02-15 03:47 | 自然観察 花・鳥・昆虫 | Comments(0)

第30回ラジオウォ-ク 明日香風の道 

 2月11日(金・祝)ラジオウォークにでかけた。第30回の記念すべき年だが、はじめて参加したのが4年前で5回連続になる。4年前に初参加したのがその後、奈良を頻繁に訪れるきっかけとなった。4年間で17回訪れている。今回のコースは明日香村の名所をぐるっと回るもので、かって3回に分けて訪れた名所をつないでまとめて歩くことになった。

 前日から冷え込んで大阪も雪が積もっていた。近鉄飛鳥駅に下りると一面の雪で、細かい雪が静かに降っていた。久しぶりに見る田舎の雪景色にうれしくなった。訪れたことのある場所も雪の積もった風景をみられて新鮮な発見があった。
 
 毎日放送開局60周年記念 第30回毎日カルチャースペシャル
 明日香風の道 ラジオウォ-ク ~古の心を今にたずねて~
 
 明日香小学校(11:50)-高松塚古墳(12:15)-明日香歴史記念館-
 天武持統天皇陵(12:55)-甘樫丘(13:30)-飛鳥寺(13:55)-
 万葉文化館-板蓋宮跡-石舞台(14:55)-橘寺-明日香小学校

 スタート地点の明日香小学校まで歩いた。植樹への寄付をするとラジオウォ-クの記念ピンバッジをもらえた。明日香小学校をでたところでサザンカの花に雪が積もっていた。2年前に万葉文化館で見た佐藤太清画伯の雪つばきの絵を思い出した。

 静かな道を高松塚古墳に向けて歩いた。前回訪れた時は工事中だったが、修復を終えて雪で真白なのをみることができた。近くの展望台では木々の枝に雪が積もったのが美しかった。

 国営飛鳥歴史公園館から河に沿って歩き、天武・持統天皇陵に上がり、甘樫丘に向かう。雪で危ないからと展望台に向かう人は少なかったが、上がってみると一面の雪景色を堪能できた。飛鳥寺から県立万葉文化館を経て石舞台に着いた。ここでは浜村淳劇場をしていたが、上の方から雪の積もった石舞台の写真を撮った。

 飛鳥川に沿って橘寺の拝観をした。前にも来たことがあるが、雪の積もった静かな境内はまた風情がある。橘寺という名は垂仁天皇の命により、新羅から橘を持ち帰った田道間守(たじまもり)に由来する。私の故郷には菓子の神として田道間守を祀る中嶋神社がある。観音堂の六臂如意輪観世音菩薩像をはじめて拝んだ。如意輪観音としては大きなもので、やさしさだけでなく頼もしさを感じた。

 ゴールの明日香小学校のすぐ近くに「太子の湯」という温泉があり、大きな湯船にゆったりと入った。窓の外には雪が積もった風景を望めた。

 ラジオで放送を聞きながら歩いたが、今年はかってラジオウォ-クに1回から22回まで参加したという角淳一さんが8年ぶりに参加したというのが話題だった。私にとっては40年前のラジオ深夜放送のパーソナリティである。

  さざんかに雪  ↓
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  高松塚古墳  ↓
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  高松塚古墳近くの展望台  ↓
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  甘樫丘展望台から  ↓
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  飛鳥寺  ↓
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  石舞台  ↓
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by nori-126 | 2011-02-12 02:51 | 歴史散歩 奈良 | Comments(0)

二月大歌舞伎 片岡仁左衛門昼夜の仇討 昼の部 後半 松竹座

 二月大歌舞伎昼の部の続きである。

三幕目 第一場 山城国眞葛ヶ原浪宅の場 
 京極内匠を探すも手掛かりがないまま、病になったお菊を弥三郎が訪ねてくる。そこへ足腰立たぬ不自由の身になったと偽って京極内匠がやってくる。弥三郎が討とうとするのを、内匠は一味斎から奪った一巻を隠したところに案内するという。

第二場 同 釜ヶ淵の場 
 一巻を探す弥三郎とお菊の隙を突いて、内匠が二人を襲い殺してしまう。

四幕目 第一場 豊前国彦山杉坂墓所の場 
 山中で毛谷村の六助(仁左衛門)が母の菩提を弔うところに、微塵弾正と名乗る浪人が、老婆を伴い現われる。母のためにも仕官したいので、立ち会いでわざと負けて欲しいと頼むのを、六助は了承する。弥三松を連れた左五平が山賊に襲われるのを、六助が助けるが、左五平は死に、六助は弥三松を引き取る。

 花道から仁左衛門が登場すると、待ちかねた観客からは大きな拍手が送られた。心やさしい親思いの反面、武芸の達人でもある六助に仁左衛門はぴったりである。

第二場 同 毛谷村六助住家の場 
 六助の住家で六助と弾正の剣術試合が行われる。弾正が勝ったあと、六助の額を打って去っていく。旅姿のお幸が訪れて宿を求める。さらに虚無僧がやってくる。実はお園で六助を左五平の敵と斬りかかるが、六助が父が決めた許婚と知ってしおらしくなる。

 ここへ樵の斧右衛門(彌十郎)が母親の遺体を運び込むとそれは弾正が母と偽っていた老婆だった。弾正は京極内匠とわかり、六助はお園たちの仇討を助ける約束をする。

 孝太郎が虚無僧姿で勇ましく振舞った後に、急にしおらしくなるという難しい役をうまくこなした。彌十郎の二役目はユーモラスな樵役でこういう役もよく似合う。

大 詰 豊前国小倉立浪主膳正本陣の場
 仕官した弾正に六助が再試合を願い出る。弾正がのがれようとするところへ衣川弥三左衛門が現われて弾正が京極内匠であることとすべての悪事を暴き六助の仇討を許可する。六助はお園たちと共に見事に内匠を討ち恨みを晴らした。

 仁左衛門の登場する時間は多くはないが、存在感があり舞台がしまる。脇を固める役者もそれぞれに活躍で、看板俳優が仁左衛門一人だけということを感じさせない。愛之助が悪役として存在感があり、また一つ大きくなったと思わせた。
by nori-126 | 2011-02-11 01:11 | 歌舞伎 | Comments(0)

二月大歌舞伎 片岡仁左衛門昼夜の仇討 昼の部 前半 松竹座

 2月6日(日)大阪松竹座へ歌舞伎の昼の部を見に行った。2月の松竹座は片岡仁左衛門昼夜の仇討と銘打って、珍しい通し狂言を並べている。松竹座の正面には仁左衛門の写真が掲げられている。筋書きの初版には珍しく、広げると3ページ分になる仁左衛門のポスターが付いている。12月の顔見世に続いて仁左衛門を関西で見られるのは喜ばしい。観客は満員で席は11列13番だった。

通し狂言 彦山権現誓助剱(ひこさんごんげんちかいのすけだち) 
 毛谷村六助住家の場だけが盛んに上演されており、平成19年1月に松竹座で翫雀と扇雀の組み合わせでみたことがある。通しで上演されることはめったになく、関西では69年ぶりとのことである。仁左衛門が六助を初役で勤めるのがうれしい。

序 幕 第一場 長門国住吉鳥居前の場
 中国大名の都音成の家老子息弥三郎(薪車)と剣術指南役吉岡一味齋の妹娘お菊(松也)は人目をはばかる仲で弥三松という子まである。弥三郎が去った後に、お菊に恋慕する京極内匠(愛之助)が言い寄るが一味齋(彌十郎)に退けられてしまう。

 次から次に人の出入りがあってせわしないが、人間関係の紹介の場でもあり仕方がない。新車の若侍が品があってよい。松也の女方ははじめてみるが、少しふくよかな可愛い感じである。前にきりりとした若武者で見たことがあるので不思議な感じである。愛之助は濃い化粧の悪役で、こういう役がしっかりとできる貫禄をみせた。声が大きくて張りがあるのがいい。

第二場 同 社前の場 
 家臣の衣川弥三左衛門(段四郎)らが見守る中で一味齋と内匠の立会が行われ、一味齋が勝つ。負けた内匠は恨みに思う。

第三場 同 郡城下馬場先の場 
 一味齋を恨む内匠は春風藤蔵に鉄砲を用意させ、一味斎を打つ。春風も殺して出奔してしまう。

二幕目 長門国吉岡一味斎屋敷の場
 一味斎の妻お幸(竹三郎)が夫の帰りを待つところへ、姉娘のお園(孝太郎)が酔って帰ってくる。お園は家人の佐五平(猿弥)に一味斎の亡きがらを乗せた駕籠を運び入れさせる。お園は衣川三左衛門に仇討を願いでて許しを得る。

 孝太郎が酔って花道を入ってくる。舞台でも四の字づくしなどのユーモラスな場面が続くがふざけ過ぎないところがいい。花道で仇を討つ決意をみせて、屋敷を振り返る。前にみた「妹背山婦女庭訓」のお三輪でもそうだったが、孝太郎のきりっとした顔付きは美しい。竹三郎は品のある奥方を演じてさすがにどういう役でもこなしてみせる。
           
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by nori-126 | 2011-02-07 00:01 | 歌舞伎 | Comments(0)

小泉淳作展 大阪高島屋

 2月3日(木)小泉淳作展を見に行った。

 光明皇后1250年御遠忌 東大寺本坊襖絵完成記念
 小泉淳作展
 2011年2月2日ー14日
 大阪高島屋7階グランドホール


d0097373_265725.jpg 日本画家の小泉淳作という名は聞いたことがなかったが、東大寺本坊に5年がかりで40面の襖絵を描いたいうことで、ぜひみてみたいと思った。

 小泉淳作は大正13年(1924年)生まれで、東京藝術大学日本画科をでて日本画家、陶芸家として活動している。生活のためにデザイナーをしていたこともあって、画家として認められたのは50歳を過ぎてからだった。団体に属さずに「孤高の画家」と呼ばれることもある。 
 
 会場に入ったところに蓮を描いた襖絵が一列に並べられている。少し小さめの濃い緑の葉が繁り、白や赤やピンクの花が様々に描かれている。蕾やしおれかけたもの、風に吹かれた花びらと飽きさせない。

 次に桜の襖絵が3つ並んでいる。「しだれ桜」は明るいピンクと暗いピンクの花びらに、光が当たるところが白い花びらになっていて立体感がある。他の襖絵はデザイン画のようである。

 「東大寺別当清水公照師像」「聖武天皇御影」「光明皇后御影」の肖像画が展示されている。山水画の鳥海山や月山は水墨画であろうか?白黒の力強い山が印象的である。かぶらなどの野菜を精密に描いた絵は、スケッチの確かなことを示すだけでなく、訴えかけるものがある。

 東大寺の襖絵を描きはじめたのが80歳の時だという。何年もかかる大仕事をこの年齢ではじめようという意欲が素晴らしい。 
by nori-126 | 2011-02-03 22:44 | 美術展 | Comments(0)