感動を求めて、忙しすぎる「ひまつぶし」に追われている団塊世代の男の記録。
by nori-126
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バイオリンレッスン 第15回 遅い全弓と速い全弓

11月25日(月)、バイオリンのレッスンに行った。前回の課題だった一小節内の初めの2音だけがスラーという「春の小川」と「行進曲」、四分の三拍子の練習をおさらいした。ほぼ合格ということだが、指の動きが難しい行進曲だけが△だった。三拍子と強弱を組み合わせたアンダンティーノは、フォルテでは全弓を使うが、ピアノでは中半分を使う。強弱を弓の使い方で変えるのが少しわかった。

 新しく44ページに入った。遅い全弓と速い全弓ということで、三拍子の二分音符を弓を平に押し当ててゆっくりと弾く。三拍目の四分音符は、弓を向こう側に少し傾けて接点を少なくして、圧力を加えずに全弓で早く弾く。強い音は駒に近い方で弾き、弱い音は駒から離す。先生が弾いてどういう感じか示された。
 
 三拍子の二分音符と四分音符の組み合わせと、四分音符だけの基本練習と、「ツェルニーより」が課題となった。拍子を正しく取ること、スラー、強弱など気にしないといけないことが多くあって、考えるより慣れろということになる。

by nori-126 | 2013-11-29 10:37 | バイオリンレッスン | Comments(0)

竹内街道・横大路1400年 大阪歴史博物館・NHK大阪放送局

 11月17日(日)、文楽を見た後に大阪歴史博物館、NHK大阪放送局に行った。今年は、日本書紀に「推古21年(613年)11月、難波より京(飛鳥)に至る大道を置く」という記述から、おそらく竹内街道敷設から1400年とされている。

 街道沿いの10市町村・2府県がプロジェクトを組んで、ウオークや灯籠の設置などを行っている。その目玉ともいうべきイベントが行われていて、大道うまいもん市、古道をテーマにした音楽や演劇、そして12の自治体の首長が参加しての燈火会も行われている。

 広場には、今回のプロジェクトで新しく難波大道と竹内街道の説明をした大きな板が設置されている。12の首長さんが舞台に座って、運ばれてきた燈火から、点火台に火を移した。舞台の前には、ライトによる光の波と、LEDの灯籠がたくさん置かれていた。松井知事、橋下市長、堺の竹山市長が並んで座っていた。

 店が並んでいて、飛鳥ワインから2012年の赤と白、2013年の白を買った。いずれも自社のブドウ畑から収穫されたブドウだけを使ったワインである。隣にあった河内ワインと共に、竹内街道沿いにある会社で、街道歩きで通ったことがある。竹内街道を歩いて、後は5分の1を残すだけである。

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by nori-126 | 2013-11-23 21:27 | 街道を歩く | Comments(0)

文楽 通し狂言 伊賀越道中双六 第1部 国立文楽劇場

11月17日(日)文楽を見に行った。今月は伊賀越双六道中の21年ぶりの通し狂言である。「沼津」とそれに続く段は、文楽でも歌舞伎でも見たことがあるが、それ以外は初めてである。席は2列13番と前の方に取った。

 寛永11年に伊賀上野鍵屋の辻で起こった荒木又右衛門の伊賀越えの仇討は、「36人斬り」とも言われて、曽我兄弟、赤穂義士と並んで三大仇討の一つとされている。これを近松半二・近松加作が浄瑠璃にしたものである。
 
 通し狂言 伊賀越道中双六
 鶴が岡の段
 
 上杉家の家臣和田行家の息子志津馬が鶴岡八幡宮の警護をしているが、沢井股五郎に陥れられて、傾城瀬川と会い、酒に酔い潰れるという失態を冒す。

 和田行家屋敷の段
 竹本小住大夫/鶴澤清公 松香大夫/清友
 股五郎は行家の屋敷を訪ねて、狙っていた正宗の刀を取ろうと、行家を殺す。だが、刀箱には刀がなく、股五郎は逃げる。

 円覚寺の段
 靖大夫/清??  文字久大夫/藤蔵
 沢井城五郎に匿われている股五郎と人質の母鳴海を交換するために、佐々木丹右衛門が赴くが、鳴海は自害する。引き渡された股五郎は、帰り道で取り返されて、丹右衛門は死に志津馬も負傷する。

 文字久大夫さんは、はじめにしっとりと入って、終始落ち着いた安定した声でよかった。

 唐木政右衛門屋敷の段
 希大夫/龍爾 睦大夫/清志郎 咲大夫/燕三
 志津馬の姉お谷の夫の政右衛門は、仇討の助太刀をするために、親に勘当されたお谷と離縁して、志津馬の妹のおのちと祝言をあげる。

 咲大夫さんが政五郎と五右衛門のはげしいやりとり、おのちの可愛い子どもの声を熱演された。おのちの持つ風車が回るのは、誰かが吹いているのだろうが、わからなかった。

 誉田家大広間の段
 誉田家の剣術指南役を決める試合で、政右衛門は仕官が仇討の邪魔になるからとわざと負ける。ところが誉田大内記は政右衛門の思惑を知っていて、出立を祝う。

 沼津里の段
 津駒大夫/寛治
 呉服屋十兵衛と人足の平作、その娘お米とのやりとりの有名な段である。平作の力ない動きが笑いをさそう。

 平作内の段
 呂勢大夫/清治
 十兵衛は平作が父、お米が妹と気付き、平作も十兵衛fが実の息子と知る。

 千本松原の段
 住大夫/錦糸 胡弓 清公
 十兵衛を追った平作は、仇の行方が知りたいと、腹を切ってまで懇願する。そして親子の名乗りをする。

 住大夫さんのしっとりした声が親子の再会と別れの悲しさを歌いあげる。胡弓のもの悲しい音がさらに盛り上げる。親子の名乗りをするところで、涙がこぼれた。
 


by nori-126 | 2013-11-20 00:59 | 文楽 | Comments(0)

瓢亭 京都市左京区南禅寺町

11月16日(土)、同業者のレクレーションで、金戒光明寺にお参りした後、南禅寺近くの料亭「瓢亭」に行った。古い歴史を持つ有名な店である。古い家屋の玄関横から、庭の道を歩いて、離れとなっている建物に上がる。

 床には伊藤若冲の寒山拾得の1対の掛軸が掛けてある。畳の部屋に、半月の切り込みが入り、足を入れて座ることができる。10年前に作られたということだったが、これは助かる。料理はお膳ででてくるからである。

 料理の説明を聴きながら、手の込んだ、それでいて奇をてらわない味を楽しんだ。瓢亭たまごとして知られるゆで卵は、白身はしっかりと固まっているのに、黄身が半熟である。京都のお話を聴きながら、ここちよいおもてなしを楽しんだ。

 瓢亭 玄関  ↓
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 寒山拾得図  ↓
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 瓢亭たまご ↓
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by nori-126 | 2013-11-18 13:34 | 美味探訪 | Comments(0)

金戒(こんかい)光明寺 京都市左京区黒谷

 11月16日(土)午後から同業者のレクレーションで京都に行った。ミシュラン3つ星の料亭「瓢亭」での会食とその前に、お寺参りをした。

 チャーターのバスで京都左京区黒谷町の金戒光明寺に着いた。お寺の名前を聞いたことがなかったが、最近、山門の修復が済んで公開されていることや、会津藩の本陣として使われたということで、大河ドラマ「八重の桜」関連の展示があることが、新聞で紹介されていた。

 この地は法然上人が修行を終えて最初の念仏道場を開かれた場所であり、浄土宗七大本山の一つとして由緒あるお寺である。

 平安神宮の北の丸太町通を少し入ったところに、広い境内を持つ金戒光明寺の門が見える。山門はかなり大きなもので、公開中で上に人が登っているのが見える。残念ながら、時間がなくて入れなかったが、御影堂には入ることができた。御影堂の正面には法然上人の御影が祀られている。左右に中山文殊、吉備観音を安置する。

 隣の建物に新島八重の84歳の時の自筆の掛け軸や写真などが展示されていた。会津藩主松平容保が幕末に京都守護職となり、本陣を構えた。新撰組発祥の地ともされている。

 紫雲の庭は、石庭を中心に広く造られており、歩いて巡ることもできる。一部の木は紅葉していた。墓地とその上にある三重塔など、広い境内を満喫してお寺を後にした。
 
 紫雲の庭  ↓
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 三重塔  ↓
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 御影堂  ↓
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 山門 ↓
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by nori-126 | 2013-11-18 13:30 | 歴史散歩 京都 | Comments(0)

バイオリンレッスン 第14回 スラー、四分の三拍子

 11月11日(月)、バイオリンレッスンに行った。前々回の課題で、△だったG線からD線、A線までの音階の上下をおさらいした。音が下がる時の4指の押さえがましになって、〇がもらえた。続いて前回の課題である付点音符、とスラーの入った荒城の月、ルーマニア舞曲、モデラートを弾いてみた。付点音符の後の音が十分伸ばされていないことを指摘された。練習不足もあって、モデラートはクリアできていないのではと思ったが、〇がもらえた.

 42ページ、43ページの課題に入った。一小節内の初めの2音だけがスラーになるという練習である。春の小川、ベートーベンの行進曲という知っている曲が2曲ある。その後に四分の三拍子の練習がある。三拍子は強弱弱と弾くが、1拍目が全弓、2,3拍目が半弓となる。

 続いてアンダンティーノは、mf、p、f の記号がついている。f は弓を大きく使い、p は弓を小さく使う。三拍子の強弱も考えるとどういう弾き方になるのか、想像できない。左手の第1指は付け根をネックに当てて、指がアーチになるようにすること、右手小指に力を入れすぎないようになどを指摘された。
by nori-126 | 2013-11-14 11:21 | バイオリンレッスン | Comments(0)

特別展 京都 洛中洛外図と障壁画の美 東京国立博物館

d0097373_234154.jpg 11月10日(日)、歌舞伎を見たあとで、上野の東京国立博物館に行った。着いたのが閉館40分前だったが、細かい屏風絵はなかなか近くで見えないほど、人がいた。

 室町時代から江戸時代にかけて描かれた「洛中洛外図屏風」の内、国宝、重文に指定されている7件すべてが展示されるという売りだが、展示替えがあるので一度では見られない。

特別展 
京都 洛中洛外図と障壁画の美 
2013.10.8 - 12.1
東京国立博物館 平成館



 入ったところに、期間を通して展示される岩佐又兵衛の「洛中洛外図屏風 舟木本」の細部がスクリーン4基に拡大投影される。実物の細かい図をみるのは疲れるので、これを見るとよくわかる。現物は、他に室町時代の歴博甲本、江戸時代の福岡市博本と池田本が展示されている。狩野永徳の国宝の上杉本は、前期展示だったが、前に狩野永徳展で見たことがある。

 現物の屏風の絵は小さくて見えにくい。双眼鏡を持っている人もいた。前期での展示済みの絵は、印刷された絵が代わりに展示されていた。清水の舞台や方広寺の大仏など、特徴のある風景が共通して描かれているのが面白い。

 京都御所からは、狩野孝信による賢人を描いた賢聖障子絵が展示され、狩野永徳の群仙図襖もあった。龍安寺からは方丈にあった襖絵が展示されているが、これらは廃仏毀釈で散逸して、メトロポリタン美術館からの里帰り作品である。

 幅16メートルのスクリーンに龍安寺の石庭の四季の移り変わりを見せる。映像が美しい。

 二条城の黒書院の障壁画全69面と探幽の松鷹図が展示されている。本当はゆっくりと見たいところだが、人気の美術展で日曜日では、仕方がない。
by nori-126 | 2013-11-11 23:50 | 美術展 | Comments(0)

吉例顔見世大歌舞伎 歌舞伎座 昼の部

 11月10日(日)歌舞伎座の昼の部を見た。開演の前に、建物の5階にある歌舞伎ギャラリーに行った。「歌舞伎秋の彩り」のタイトルで、秋の展示をしている。入ったところに、「玉兎」のススキ、「菊畑」の菊の花壇などが飾られている。中では、紅葉狩りの背景画が展示されていて、背景画が描かれる過程がビデオで流されていた。紅葉狩の衣装や小道具が展示されている。間近に見られるのはうれしいが、展示量が多くないのに、入場料500円は高過ぎる。席は15列16番だった。

通し狂言 仮名手本忠臣蔵
大 序 鶴ヶ岡社頭兜改めの場
三段目 足利館門前進物の場
  同  松の間刃傷の場
   

塩冶判官  菊五郎    高師直       左團次 
足利直義  七之助    鷺坂伴内      松之助
顔世御前  芝 雀     桃井若狭之助   梅 玉

 幕が開く前に、真ん中に人形がでて来て、出演者の名前と役者の名前を述べる。幕がゆっくり、ゆっくりと開いて、登場人物はうつむき加減でじっとしている。文楽の人形のような形で、「東西」「東西」が何度も繰り返される。名前を呼ばれて役者が動き始める。

 左團次の高師直が、その化粧ともの言いから憎たらしい感じがよくでている。低い声が印象に残った。菊五郎と梅玉は品のある殿様である。七之助の立役はあまり見たことがないが、若武者ぶりがよかった。芝雀は、落ち着いた奥方だが、顔世御前はこの段でも次の段でも動きが少なく、難しい役である。

 刃傷の舞台である松の間は金ぴかの襖に松の絵が描かれて、広い舞台が華やかである。

四段目 扇ヶ谷塩冶判官切腹の場
  同  表門城明渡しの場

   
塩冶判官        菊五郎    石堂右馬之丞  左團次
薬師寺次郎左衛門  歌 六     富森助右衛門  松 江
矢間重太郎       男女蔵    岡野新右衛門  亀三郎
織部安兵衛       亀 寿     木村岡右衛門  萬太郎
小汐田又之丞     種之助     大鷲文吾     米 吉
斧九太夫        橘三郎     奥田定右衛門  宗之助
大星力弥        梅 枝     顔世御前      芝 雀
原郷右衛門       東 蔵     大星由良之助  吉右衛門

 左團次が勅使として登場する。前の段で高師直だったので少し違和感を覚えた。歌六の赤顔の仇役は珍しいがこういう役をこなせるのも役者である。東蔵が立役で登場する。吉右衛門は、はやる家来たちを制して、無念の気持ちを押さえながら、仇討を決意するという由良之助の想いを見せて、一人での舞台が緊張感に包まれた。 

道行旅路の花聟

早野勘平    梅 玉   鷺坂伴内  團 蔵
腰元おかる   時 蔵

 梅玉と時蔵の並んだ姿が美しい。時蔵は、夜の部と同じく、華やかさを押さえた清楚な感じがした。

 
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by nori-126 | 2013-11-11 02:23 | 歌舞伎 | Comments(0)

吉例顔見世大歌舞伎 歌舞伎座 夜の部

 11月9日(土)、歌舞伎座の夜の部を見た。仕事を終えて午後から新幹線で東京へ向かった。新しい歌舞伎座の初めての顔見世公演で、11月と12月は仮名手本忠臣蔵の通し狂言を役者を変えて上演するという試みである。

 仮名手本忠臣蔵の通し狂言は、平成22年1月松竹座での藤十郎を中心とした公演でみたことがあり、文楽では今年の1月に通し狂言があった。5,6,7段目は見る機会が多いが、刃傷や切腹の場は通しでないとみる機会がないので、楽しみだった。席は16列31番で花道から少し遠い。

通し狂言 仮名手本忠臣蔵
五段目 山崎街道鉄砲渡しの場
     同   二つ玉の場
六段目 与市兵衛内勘平腹切の場


早野勘平     菊五郎     女房おかる    時 蔵
母おかや     東蔵       斧定九郎     松 緑
判人源六     團 蔵      千崎弥五郎    又五郎
一文字屋お才  魁 春      不破数右衛門  左團次

 菊五郎の勘平を見るのは2回目だが、誤って舅を殺したと思い込んでいる勘平の胸の内が見事に表現されている。勘平ってもっと若いはずなのにという疑問は、打ち消されてしまう。

 定九郎は、歌舞伎では台詞は財布の中身を探って「50両」というだけなので、人物像は動作でしか表せない。松緑の定九郎は、動きが軽快なだけにすごみに欠ける。初役とのことだが、こういう役がこなせるようになると、芸の幅が広がると思う。

 時蔵のおかるは派手さが押さえられていて、田舎の娘らしい清楚さが感じられた。夫の勘平や両親を思う気持ちが素直に伝わってきた。東蔵の母おかやは、家族を想うやさしさと、勘平を責める気の強さが感じられた。与市平衛役の松太郎は、声が小さくて通らず、ほとんど聞こえなかった。

 團蔵は初役だが、すごんでみたり、笑わせたりと役にはまっていた。魁春のお才は、女将というには、貫禄が足りない。はやる源六を押さえて、どっしりと構えているという態度が欲しかった。左團次、又五郎の二人の登場は贅沢な配役である。

七段目 祇園一力茶屋の場

大星由良之助   吉右衛門      遊女おかる   福 助
富森助右衛門   松 江        大星力弥    鷹之資
鷺坂伴内      松之助        斧九太夫    橘三郎
竹森喜多八     歌 昇        赤垣源蔵    権十郎
寺岡平右衛門   梅 玉 

 七段目も何回か見たことがある。仁左衛門の休演で、平右衛門は梅玉に代わった。討ち入りに加わりたいという必死の思いの平右衛門だが、妹のおかるとのやりとりでは、滑稽な面もみせる。難しい役ところである。梅玉はやはり真面目すぎる感じがした。前に仁左衛門と玉三郎で見たことがあるので、それと比べるのは酷かもしれないが。

 福助は、抑え気味だったが、どうしても大げさな表情をするので、笑いが起こった。平右衛門との滑稽なやり取りでも単に笑わせるだけではつまらない。玉三郎が痴話喧嘩のように可愛く演じたのが、思い出される。

 吉右衛門の由良之助は、何もいうことがない。酔っ払ってふらふらとしている形が優雅で、すべて計算されつくされているようである。

 松之助が幹部俳優に登用されて、お披露目のあいさつがロビーに掲示されていた。鷺坂伴内のような滑稽や役はぴったりである。上方の雰囲気のだせる貴重な役者さんである。冨十郎の長男の鷹之資君は14歳になった。力弥を熱演したが、少しぽっちゃりしていて、子どもっぽく見えた。

十一段目 高家表門討入りの場
     同 奥庭泉水の場
     同 炭部屋本懐の場


 表門の前に、40人近くが並ぶのは壮観である。広い歌舞伎座の舞台ならである。立ち回りは、歌舞伎独特の型を見せるものではなく、リアルな動きである。接近しての立ち回りは、ひとつ間違うと怪我をするのではという緊張感があった。錦之助が小林平八郎役を熱演した。

 終わってから、近くの「いしだ」というところで、懐石料理を楽しんだ。カウンターで御主人が料理を作るところを見ることができる。歌舞伎の上演時間の関係で、ゆっくりとできないのは残念だが、いい雰囲気のお店である。女将さんが宝塚市の出身で、お客さんに京都から来られたカップルがおられて、関西の食や言葉の話で盛り上がった。

 片岡松之助幹部俳優昇進  ↓
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by nori-126 | 2013-11-11 02:22 | 歌舞伎 | Comments(0)

ウイーン・フィルハーモニー管弦楽団 フェスティバルホール

 11月6日(水)、ウイーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートに行った。世界の超一流のオーケストラを聴く機会はそう多くない。チケットは高いが時間の都合がついたので、思い切って聴きに行った。

 35年程前、まだクラシック音楽の初心者だった頃に、世界的なオーケストラを聴く機会があった。ゲオルク・ショルティ指揮シカゴ交響楽団、小沢征爾指揮ボストン交響楽団、ユージン・オーマンデイ指揮フィラフィルディア交響楽団を聴いたが、当時は、一流のオーケストラの良さを理解するだけの知識がなかった。

 公演の始まる前に、ロビーで小学校から高校まで同級生だったK君をみかけて話をした。彼は故郷である兵庫県豊岡市出石町で、建築会社を経営していて、最近では、リフォームのテレビ番組の家の施工をしていることを教えてくれたことがあった。彼の会社が復元にかかわった芝居小屋の永楽館は、歌舞伎公演中だが、片岡愛之助の人気で、チケットが取れないほどだという。

 第51回大阪国際フェスティバル2013
 ウイーン・フィルハーモニー ウイ-ク イン ジャパン 2013
 2013・11・6
 クリスティアン・ティーレマン指揮
 ウイーン・フィルハーモニー管弦楽団 
 フェスティバルホール

 ベートーベン 交響曲第4番
          交響曲第5番「運命」
          (アンコール)エグモント序曲

 来日公演でベートーベンの交響曲全曲を演奏する一部として4番と5番が演奏された。4番は、3番や5番に比べるとおとなしい感じで、弦楽器の響きが素晴らしいウイーン・フィルハーモニー管弦楽団にふさわしい曲かも知れない。

 管楽器が2管編成なのに、弦楽器は50人くらいいる。第一バイオリンが左、第二バイオリンが右に並び、第一バイオリンの後ろにチェロ、左端にコントラバスが並び、ビオラが第二バイオリンの後ろに並ぶ形である。全体で弦が響く時の感じが何ともいえない。今までに聞いたことのない音が会場に満ちた感じである。小さい音で静かに演奏される音も安定している。第5番では管楽器が少し増えたが、弦も増えて60人近かった。チェロが10人、コントラバスが8人である。

 管楽器の音は決して高らかに響くということがない。柔らかくまとまっていて、あくまで弦楽器の邪魔はしないという感じだった。全楽器の音がひとつに響いているような演奏は、究極の調和の世界に入り込んだようであった。とても言葉で表現できるものではなないが。

 ふと、ベートーベンは自分の作曲した曲がこんな風に演奏されるとは思っていなかったのではないかという想いにかられた。演奏によって、同じ曲が全く異なるように聴こえるというのは、曲を聴き慣れると感じることができるようになる。まだ本当に一流を理解できるだけの力はないと思うが。
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by nori-126 | 2013-11-11 02:00 | クラシック音楽 | Comments(0)