感動を求めて、忙しすぎる「ひまつぶし」に追われている団塊世代の男の記録。
by nori-126
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永楽館 ~私のニュー・シネマ・パラダイス~ 兵庫県出石町 

 私の故郷である兵庫県出石町には、子どもの頃に2軒の映画館があった。そのうちの一つが永楽館で、昭和39年に閉鎖されたが、取り壊されることなく保存されていた。

 永楽館は、明治34年に開業して、歌舞伎や芝居に使われた。近畿に現存する最古の芝居小屋が、復原されることになり、今年の6月に昔の芝居小屋が甦った。
 
 小学生の時に外で遊んでいると、担任の先生が「映画を見に行こう」と永楽館に連れて行ってくれた。映画は、アクション映画(永楽館は日活系)で小学生には興味がもてなかったが、とにかく暑かったことだけを覚えている。

 お菓子のメーカーが宣伝のために、子どもたちを集めて歌を歌わせて景品をくれるという催し物があった。永楽館は、舞台があったのでそういう催し物に使われた。小学生の時に舞台で歌ったような記憶がある。それが本当に自分だったのかどうかははっきりしないが。

 永楽館杮落大歌舞伎が行われるので、8月3日、4年ぶりに一人で故郷を訪ねた。町外れのレストランで、名物の皿そばを食べた。町の中心にある駐車場に車を停めて、町を歩く。この駐車場は通った幼稚園があった場所である。通った小学校跡には役場が建っている。すぐ近くの辰鼓楼は通学路だった。

 城山に上がって見ると、町が一望できる。夏はセミや蝶を追いかけたり、沢蟹を探したところであり、冬は雪合戦をしたところである。場所ごとに何かをした記憶が甦る。すぐ近くに、白い陶磁で知られた出石焼の工場がある。小学校の同級生の親が働いていて、工場を見せてもらったことを思い出す。

 永楽館は、それほど大きな建物ではないが、中に入ると芝居小屋として建てられたのが分かる。1階は枡席で、狭いが昔の芝居小屋の雰囲気である。両側に町内の商店の看板がずらりと並んでいる。これは閉館当時に掲げられていたものを修復したものだが、中に私の父の店の看板もあった。こどもの頃に写真をとった写真館、本屋や呉服屋など、ほとんどの商店の名前を覚えている。現在でも半数は営業をしているという。看板をみせるために父を連れてきたかったが、長旅はしんどいというので、せめてもと写真を撮る。

 イタリア映画「ニューシネマパラダイス」では、主人公が過ごした映画館は、取り壊されてしまうが、私の思い出の映画館は復原されて甦った。状況は楽観できないが、永楽館が芝居小屋として今後も活躍することを祈りたい。

復原された永楽館 ↓
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町のシンボル辰鼓楼 ↓
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ライトアップされた櫓 ↓
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# by nori-126 | 2008-08-04 23:27 | 歴史散歩 | Comments(0)

永楽館杮落大歌舞伎 兵庫県豊岡市出石町

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 8月3日、永楽館杮落大歌舞伎の第2部に行った。私の故郷である豊岡市出石町にある永楽館は、近畿に現存する最古の芝居小屋だが、その復原がなされ、その杮落公演が行われた。

 席は、1階の枡席で「に 12番」というのは、前から4列目で右の通路に面している。前の方の座席の一角には、京都の先斗町などから20名ほどの着物の芸妓さんたちが並び、ここは南座かと紛う雰囲気である。

永楽館杮落大歌舞伎 
2008年8月1日(金)-5日(火)
永楽館  兵庫県豊岡市出石町


1.操り三番叟 
 お祝い事に上演される演目で、操り人形になって三番叟を踊るという趣向である。初めに翁(秀太郎)と千歳(壱太郎)が登場して、交互に踊り、連舞となる。秀太郎の翁が、珍しい男役でしかもきりっとした面持ちで、今までにない秀太郎をみたようだった。壱太郎の踊りはさすがに慣れたもので安定感と若さがある。ちなみに3日のNHK教育「芸能花舞台」では、吾妻徳彌と親子で出演していた。

 三番叟の人形(愛之助)が木箱から引き出され、操り人形のように踊る。糸がもつれて動きがおかしくなると、人形遣いが切れた糸を繋ぎ合わせるという趣向がおもしろい。

2.口上
 秀太郎が見慣れた女形の格好であいさつをする。上方の歌舞伎俳優にとってゆかりの地であることを紹介し、慣れた口調で話をした。襲名披露の口上ではこんなに長く話すことはないので、休憩中にお客さんから話し方がうまいという声が聴かれた。

 続いて愛之助が、座頭として公演を行うことになった経緯を話し、壱太郎もあいさつをしたが、3人に共通した話題は「暑さ」であった。豊岡市は3日に38.5度と全国で一番暑く、永楽館の中も冷房が効きにくく暑かった。その中で、かさ張る着物を着て踊るというのは本当に暑いだろうと思われる。

 3.奴道成寺
 立役の踊りをみせるために「京鹿子娘道成寺」を元に作られたものである。「京鹿子娘道成寺」は、4回みたことがあるが、これは初めてである。所化の「舞いつくし」や「花四天」の「とうづくし」は娘道成寺にもみられるし、衣装なども似たものがある。舞台に吊り下げられたおなじみの鐘が、舞台が狭いので丸くなくてぺちゃんこの形をしていた。狭い花道や舞台を一杯に使う工夫がなされていた。

 道成寺の鐘供養の日に、隠された宝鏡を狙う者がいるということで、男子禁制となっている。そこへ白拍子花子(愛之助)がきて鐘を拝ませて欲しいという。舞いはじめるが、白拍子は実は男で狂言師という。袴姿で踊ると、所化たちも一緒におどる。

 そこへ秀太郎と壱太郎が坊さんの姿ででてきて踊る。番付には載ってないが、口上の時に役者総出演でお送りしますといった謎が解けた。突然、二人が手ぬぐいを客席に投げ始めたが、秀太郎の投げたのがすぐ横の通路に落ちたので拾い上げた。手ぬぐいを手に入れたのははじめての経験である。

 愛之助は「おかめ、客、ひょっとこ」の、三つの面を使い分けて踊る。面の早代わりとそれぞれの役での踊り分けが見せ所である。そこへ花四天が登場し、立ち回りとなる。目の前でトンボを切るのをみるのは迫力があった。最後に衣装の引き抜きで、赤い袴姿になり見得を切った。幕が閉まってから、拍手に応えてもう一度幕が開いてカーテンコールとなった。

秀太郎さんが投げた手ぬぐい  ↓
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# by nori-126 | 2008-08-04 22:41 | 歌舞伎 | Comments(0)

梅花藻(ばいかも) 滋賀県米原市醒ヶ井

 7月26日(日)、午後から電車で醒ヶ井に行った。暑い気候なので外を歩く気がしないが、清流に咲く梅花藻(ばいかも)の花を見るのは、少しは涼しいかもと思いたった。

 新快速で大阪から米原まで行き、乗り換えて隣の醒ヶ井の駅を降りると、観光バスが何台か停まっており、団体客が多くみられた。

 駅から少し歩くと、地蔵川の清流に出会う。水はひんやりと冷たい。清流に沿って歩くと、川の中に梅花藻の緑の藻と、1cmくらいの小さい白い花がみられる。ほとんどの花は水の中に咲くが、水面から顔を出しているのもわずかながらある。夏も盛りになると花が水面から顔をだすらしい。写真は接写がうまくいかなくて、花を小さくしか撮れなかった。

 醒ヶ井は旧中山道の宿場町で、清流のそばには古い町並みが残っている。田園ののどかさとは違った、歴史を感じさせるなつかしさがこみあげてくる。
 
 川上の方へ歩いて、加茂神社に「居醒の清水」という湧き水がある。古くは、「古事記」や「日本書紀」 にも登場し、日本武尊が病に倒れた時に癒した霊水と伝えられている。2008年6月には、「平成の名水百選」に選ばれている。

 
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# by nori-126 | 2008-07-26 23:21 | 花 四季彩々 | Comments(0)

南光ひまわり祭り 兵庫県佐用町

 7月20日(日)、満開のひまわりを観に佐用町へ行った。昨年夏に、広大なひまわり畑があることを知って、ぜひ訪れてみたいと楽しみにしていたものである。

 新快速で姫路にでて、ひまわり祭りの週末にでる臨時列車「はばタンひまわり号」に乗って、1時間15分で播磨徳久駅についた。駅からシャトルバスに乗ってひまわり祭りの会場へ着くと、すぐそばの東徳久の20万本のひまわりがほぼ満開であった。

 花はほとんどが東の方向を向いているので、少し高いところから望遠レンズで、花がぎっしりと並んだところが撮れた。世界のひまわり園では少し変わった色や形のひまわりを楽しめた。その花を下から雲を入れて撮ってみた。

 いい天気でとにかく暑かった。高齢者用の施設の風呂に入ったら、広い浴場に誰もいなくて、ゆっくりできた。レストランでビールを飲んだが、相席の加古川から来られたご夫婦と星や歌舞伎の話をした。

 天気がよくてとにかく暑かったが、この暑さこそがひまわりの見物にはふさわしい。売店で働く地元の人たちの打ち解けた応対もうれしかった。本来なら稲が実るはずの休耕田にひまわりが咲いているというのは、素直に喜べることではないが、ひまわりが取り持つ人との出会いも楽しめた一日だった。

  播磨徳久駅の「はばタンひまわり号」 ↓
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# by nori-126 | 2008-07-21 01:41 | 花 四季彩々 | Comments(0)

マーラー交響曲第1番「巨人」第3楽章

 1万人の第九の仲間であるまさぽんさんが、マーラー交響曲第1番「巨人」をコンサートで聴かれて、第3楽章の主題が童謡「黄金むし」の、メロディに似ているのではないかと、ブログに書かれていた。CDを借りてきて聴いて見ると、確かによく似ている。

 ところが、CDのライナーノートに、この第3楽章の主題は、フランスの童謡「フレール・ジャック」を短調に移したものと書かれていた。「フレール・ジャック」の原語歌詞は

       Frere Jacques,Frere Jacques,Dormez-vous ? Dormez-vous ?
       Sonnez les matines ! Sonnez les matines !      
       Ding,dong,ding ! Ding,dong,ding !
で、日本語直訳は、「ジャック兄さん ジャック兄さん まだ寝ているの? まだ寝ているの? 早く朝の鐘を 鳴らしてね ディンドンディン ディンドンディン」となるらしい。
 
 日本語では、勝承夫(かつよしお)さんの訳で、
       しずかなかねのね 町の空に ゆめのように たかく ひくく 
       ゴンゴンゴン ゴンゴンゴン 
というのがあるらしいが、あまり知られていないようである。ところが、斉藤二三子さんの訳による「グーチョキパーでなにつくろう」というのがよく知られており、これなら聴いたことがある。
      グーチョキパーで グーチョキパーで なにつくろう なにつくろう
      右手がチョキで 左手がグーで かたつむり かたつむり

 ところで、「夕陽の窓」というブログの記事によると、「黄金むし」のメロディーは、マーラー5番、ドヴォルザーク8番の最終楽章、シューベルト9番第2楽章でも聞こえてくるということである。いずれも空耳ではないかということである。

 ついでに童謡「黄金むし」について調べてみると、作詞野口雨情、作曲中山晋平で、つぎのような歌詞である。
      黄金虫は 金持ちだ 金蔵建てた 蔵建てた 飴屋で水飴 買って来た

 「何故黄金虫は金持ちなのか」ということについては諸説あるが、野口雨情の生まれ故郷である茨城県では、チャバネゴキブリのことを黄金虫といい、メスが産卵時に生む卵を包んだ鞘の形が「がま口」に似ているので、お金持ちであるといったという説が有力のようである。

 ちょっとした疑問からいろいろ調べてみると興味がつきない。そしてWebで簡単に調べることができる今の時代の便利さに改めて驚いてしまう。
# by nori-126 | 2008-07-19 01:07 | クラシック音楽 | Comments(4)

フェスティバルホール 大阪中之島

 大阪の中之島にあるフェスティバルホールは、今年50周年を迎えたが、今年一杯で閉鎖されて新しく建て替えられることになった。7月13日に「リバーダンス」を観に行ったが、その席がホールのBox席の一番いい席であった。天井を眺めてみると細い板が何枚か並べられていた。側面の壁には、四角錘のでっぱりがある。席の数は2700で赤い色のシートは昔ながらの劇場という感じである。眺め渡すと本当に大きなホールである。

今までにフェスティバルホールに行ったのは8回である。
1)1972  4 14 大阪国際フェスティバル
2)1976  5 14 朝比奈隆指揮 大阪フィルハーモニー交響楽団
             「園田高弘ピアノ協奏曲の夕べ」 
             ブラームスピアノ協奏曲 第1番 第2番
3)2004  7 21 ブロードウェイミュージカル「42nd Street」
4)2004 12 29 大阪フィルハーモニー交響楽団 第9シンフォニーの夕べ
5)2005 10 26 Riverdance
6)2005 12 14 夏川りみ Concert Tour 2005
7)2007 10 21 「中之島ウオーク」 フェスで歌おう
8)2008  7 13 Riverdance

2013年に新しいホールが同じ規模でできる。
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# by nori-126 | 2008-07-15 23:12 | クラシック音楽 | Comments(2)

リバーダンス 大阪フェスティバルホール

 7月13日(日)、「リバーダンス」の公演に行った。リバーダンスは、3年前に観たことがあるが、いい席でなかったので、いい席のチケットが手にはいったらと探してみたら、日曜日の昼の公演で、BoX席のC4が取れた。現在のフェスティバルホールでの公演を見る機会はこれが最後かも知れないという思いもあった。

 席は、5つあるボックス席(AからE)の真ん中の最前列7席の4番なので、2700席あるフェスティバルホールでも一番いい席である。一段高いところから舞台全体がみられて、自分に向けて演技が行われているような感覚になった。
 
  「Riverdance-The Show」
 2008年7月13日(日) 12時 大阪フェスティバルホール
 

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 アイルランドで生まれた「リバーダンス」はアイリッシュダンスをもとにして、高度に洗練されたショウに作り上げられている。前回と内容はほとんど変わらないが、十分に楽しめるものであった。

 アイリッシュダンスの他に、女性の高音の歌声とコーラス(ケルティックウーマンを思わせる)、黒人男性の独唱、ロシアのダンス、フラメンコ、アメリカのタップダンスとの競争など、バラエティに富んだ工夫がされている。

 フラメンコは、力強さよりも動きの滑らかさが強調されているようで、手や体の動きに感動した。バンドは、パーカッションやフィドル、パウロン(ヤギの皮を張った太鼓)などで、アイリッシュのメロディを奏でる。

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 圧巻はなんといっても横一列に並んで、上半身を動かさずにタップを踏むダンスである。観客は手拍子を打ったり、最後はスタンディングオベーションでショウを楽しんでいた。

 BoxC4席 ↓
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# by nori-126 | 2008-07-13 23:35 | ポピュラー音楽 | Comments(0)

1万人の第九 大阪8クラスで参加決定

 今年の「1万人の第九」の合唱団募集に、テノールで申し込んでいたが、ホームページから応募した結果が11日(金)に判明した。応募受付のメールから、サイトを訪れると、大阪8クラスに当選の文字が。
 
 第1希望を大阪Dクラス、第2希望を大阪Cクラスにしていたが、第3希望を経験者クラスにしたら、その第3希望で当選となった。休日より平日の方が当選しやすいと思っていたので意外であった。

 磯野節を聞けないのは残念であるが、新しい友ができることを期待している。6回のレッスンの内、5回出席は簡単ではないが、多くの落選した人々のことを考えて、なんとしても本番にでるぞという決意である。

 まさぽんさんとmidoさんは、Dクラスに当選したとのことである。また、ゆかべりんさんは、昨年落選して「落武者ライブ」に参加されたが、今年は大阪8クラスでご一緒できることになった。ayaさんは大阪7クラス、南八尾電車区さんは大阪5クラスで、まみりんさんは残念ながら落選されたとのことである。
# by nori-126 | 2008-07-13 23:15 | 1万人の第九 | Comments(6)

七月歌舞伎 夜の部 大阪松竹座

 7月9日(水)、7月歌舞伎の夜の部に行った。席は1階通路脇の11列9番であった。

関西・歌舞伎を愛する会 第十七回 
七月大歌舞伎 大阪松竹座
平成20年7月9日(水)夜の部


一、一谷嫩軍記 熊谷陣屋(くまがいじんや)
 熊谷直実(仁左衛門)の陣屋に平敦盛の母である藤の方(孝太郎)が訪ねてきて、直実の妻、相模(秀太郎)が応対する。直実が源義経(藤十郎)の前で敦盛の首実険をするが、それは、敦盛でなく直実の子の小次郎であった。敦盛を救うようにという義経の意を汲んで我が子を身代わりにしたのである。無常を感じた直実は出家する。

 仁左衛門が豪壮な武将を演じた。悲嘆の表情で花道を入ってくるところ、首実検での苦悩、出家して花道を去っていくところと難しい役を見事にこなしていた。

 藤十郎の若々しさに客席から感嘆の声が上がった。若武者役の愛之助が清々しい。元平家の武士の役の我當の独白に味がある。流れるようなとは言い難いが。上方の役者が舞台に勢揃いした様は壮観であった。
             
二、黒手組曲輪達引(くろてぐみくるわのたてひき) 
 「助六」のパロディとして作られたもので、江戸の役者でこういう狂言が大阪で観られるのは、不思議な感じである。

忍ヶ岡道行の場 番頭権九郎(菊五郎)と白玉(菊之助)の道行に、牛若伝次(松緑)が権九郎から50両を奪い、池に突き落とす。菊五郎の3枚目ぶりがおもしろい。知っていても菊五郎がやっているとは思えなかった。

 このあと、「ツァラツストラはかく語りき」が鳴り響き、菊五郎が鳥の着ぐるみ、田之助がトラッキー、團蔵がカーネルサンダースに扮してのお遊びがあった。こんなにふざけたのははじめてみたが、少し違和感も。元々演目がパロディであるということからこういうことも許されるのであろうが。

新吉原仲の町の場 新吉原仲の町で、白酒屋をいじめる侍らを黒手組の助六(菊五郎)がとっちめる。

三浦屋格子先の場 三浦屋の前で、門弟に恥をかかされた鳥居新左衛門(左團次)が助六に喧嘩を仕掛ける。そこへ揚巻(魁春)が現れる。新左衛門の刀をみて、助六は父の仇であることを知る。

仕返しの場 新左衛門を追って助六は大立ち回りを演じる。舞台中央にやぐらを組んで、若手が傘を持って、トンボを切るというみごとな殺陣が続く。花道で10人くらいが同時にトンボを切るのは迫力があった。

三、上 羽衣 天女(菊之助)と伯竜(松緑)の踊りで、最後に舞台背景の松が雲に変わり、天女が空にあがっていくという趣向である。

下 団子売 お臼(孝太郎)と杵造(愛之助)が天神祭りに団子を売りにくるという踊りで、ひょうきんな面がうまくだせていた。というよりこういう役にぴったりの二人である。

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# by nori-126 | 2008-07-13 22:46 | 歌舞伎 | Comments(0)

再訪 国宝法隆寺金堂展 日本最古の四天王降臨

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 7月9日(水)、奈良の国宝法隆寺金堂展を再訪した。7月1日から毘沙門天と吉祥天像があったところに、持国天と増長天が置かれて、広目天と多聞天と共に、四天王が揃った。

 四天王が揃ったからか、会期が残り少ないからか、入場者が多かった。とてもゆっくりみられる雰囲気ではないが、四天王が1列に並んだところを斜めから眺めてみる。

 増長天の説明パネルに、邪鬼は胸乳がふくらみ、腹が弛んでいると書かれており、覗いて見た。四天王の像と、それぞれの餓鬼を見比べてみた。四天王は基本的に同じ姿であるが、持ち物が異なる。邪鬼は顔がすべて異なり、いろいろな動物がモデルになっているのだろうか?牛と一角獣以外は何なのかわからないが。
# by nori-126 | 2008-07-10 22:22 | 美術展 | Comments(0)