感動を求めて、忙しすぎる「ひまつぶし」に追われている団塊世代の男の記録。
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METライブビューイング「オテロ」

 11月14日(土)、METライブビューイング「オテロ」をみた。シェークスピアの悲劇をオペラにしたもので、ストーリはよく知られている。昨年3月に琵琶湖ホールで見たことがある。

 オテロがムーア人で、釣り合わない結婚ということが伏線になっているが、それは強調されていなかった。歌詞にはムーア人という言葉がでてくるが、容姿は白人である。人種の問題は取り上げないという演出が、嫉妬はあまりにも愛しすぎたからということを強調しているようである。

METライブビューイング2015-16 第2作
ヴェルディ「オテロ」新演出 イタリア語
指揮:ヤニック・ネゼ=セガン 演出:バートレット・シャー
オテロ・・・・アレクサンドルス・アントネンコ
デスデーモナ・・・ ソニア・ヨンチェーヴァ
イアーゴ・・・ ジェリコ・ルチッチ、
カッシオ・・・ ディミトリー・ピタス
ギュンター・グロイスベック
上映時間:3時間12分(休憩1回) MET上演日 2015年10月17日

 冒頭の嵐の場面は、舞台前方の半透明のスクリーンに荒れる波が映像で映される。船はでてこない。スクリーンが上がるとオテロのアリアで始まるが、ここでも船はでてこないし、港の風景がない。嵐を乗り切って船から降りてくるというほうが自然な感じがするが。

 半透明のプラスチックで作られた大きな幅のあるブロックがいくつも移動して建物になる。歌手がブロックの向こうに行ったり、中に入ったりとして動くのがアクセントになっている。劇中でブロックが頻繁に移動することが、スムースな場面転換を可能にしている。

 デスデーモナ役のヨンチェーヴァは熱演である。オテロを愛しているのに、誤解されている悲しみ、大勢に前で侮辱される悔しさ、そして最後に死を覚悟して、運命を受け入れようとする姿が涙を誘う。
 
 オテロが妻の不貞を疑いだしてからは、出来事が展開するのではなく、心理劇を見るように、二人の心の動きが描写される。筋としては単純だが、そこで演奏されたり、歌われるヴェルディの音楽が素晴らしい。そして最後にベッドの上で、祈りを奉げるデスデーモナの静かな場面へと進んで行く。

 終わってからナンバパークスのイルミネーション、光旅を少しみたが、雨が降っていた。昨年とはまた違うデザインのイルミネーションが始まったばかりである。

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by nori-126 | 2015-11-15 03:16 | オペラ | Comments(0)

プラハ国立歌劇場公演 椿姫 フェスティバルホール

 11月1日(日)、オペラ「椿姫」を見た。7月に兵庫芸文で見たので2回目である。席は8列19番で、オケピがあるので、前から3列目といういい席だった。

プラハ国立歌劇場
ヴェルディ「椿姫」
2015.11.1(日)3時開演
フェスティバルホール
プラハ国立歌劇場管弦楽団

 舞台は、緩やかに曲線を描いた白い壁が背景となっている。中央に白いやはり緩やかに曲がった長いソファが置かれている。序曲の途中で幕が開くと、ヴィオレッタと客の男性が金の受け渡しをしており、ヴィオレッタが娼婦であるということを強調した形になっている。兵庫芸文では、ここに最後の場面を持ってきたのが工夫だった。

 そのままヴィオレッタ主催のパーティとなるが、お客の男女は黒の正装で、ヴィオレッタだけが白いドレスを着ている。舞台は白と黒だけの世界で、家具や小道具はほとんどない。

 ヴィオレッタ役のデジレ・ランカトーレは、世間ずれしているが、清純さを秘めた感じがした。いろいろなタイプの歌を歌わないといけないので、過酷な役だが、うまくコントロールされていた。

 フローラのパーティで、ヴィオレッタはアルフレードから侮辱されるのだが、それに耐えるところは観客の涙を誘う。パーティーの参加者の冷たい目が不気味である。

 最後の場面で、ベッドがなくて少し大きめの椅子が置いてあるのが、違和感があった。ただ、舞台の中央の何もない所で、息絶えるということから、そういう演出になっているのだろう。

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by nori-126 | 2015-11-02 00:50 | オペラ | Comments(0)

METライブビューイング 2015-16 「イル・トロヴァトーレ」

 10月31日(土)、METライブビューイングをナンバパークスシネマで見た。メトロポリタンオペラを映画館でみられるMETライブビューイングの2015-16シーズンが今日初日を迎えた。10作が上演される。昨シーズンの第2作から見始めて、8作品を見た。また、過去の作品をWOWWOWで放映している。

METライブビューイング2015-16 第1作
ヴェルディ「イル・トロヴァトーレ」
指揮:マルコ・アルミリアート 演出:デイヴィッド・マクヴィカー
出演:
アンナ・ネトレプコ(レオノーラ)
ディミトリ・ホヴォロストフスキー(ルーナ伯爵)
ヨンフン・リー(マンリーコ)
ドローラ・ザジック(アズチェーナ)
ステファン・コツァン(フェルランド)
上映時間:3時間6分(休憩1回) MET上演日 2015年10月3日 言語:イタリア語

 METのスター、アンナ・ネトレプコで始まった今シーズンは、脳腫瘍であることを公表したディミトリ・ホヴォロストフスキーが出演したことも話題だった。オペラで歌手が登場した時に拍手はほとんどないが、彼が登場した時は大きな拍手があった。歌い終わった時に、長い拍手があり、ホヴォロストフスキーが少しニコッとして素顔を見せた。カーテンコールの最後に、オケピから花が何本も舞台に投げられた。

 舞台は、巨大な壁が背景にあって、回り舞台で回転させて、異なる風景を見せた。舞台の下手に吊るされた人形が見えるのが不気味な雰囲気を出している。

 ネトレプコの存在感は圧倒的である。しぐさや表情にしっかりとした演技を感じさせる。ホヴォロストフスキ-の声が深みがあってよかった。ヨンフン・リーも素晴らしいテノールである。

 幕間にネトレプコのMETライブビューイング10年間の出演場面を見せた。ネトレプコのインタービューに息子が登場していた。8歳くらいだろうか?
by nori-126 | 2015-11-01 23:58 | オペラ | Comments(2)

ブルガリア国立劇場「イーゴリ公」愛知芸術劇場

 10月16日(土)、愛知芸術劇場で「イーゴリ公」をみた。席はいい席が残っていなかったので、1階バルコニーL列7番にしたが、舞台の奥の方がほとんど見えない。チケットを買う時にはわからなかった。

 オペラ「イーゴリ公」は、未完成のまま、ボロディンが亡くなったので、リムスキー・コルサコフらが完成させた。使われる曲が選択されたり、並びかえられたりして、演出により内容が変わる。METライブビューイングで見たものと、今回では結末が全く違う。

 METでは、逃亡したイーゴリ公が民衆から熱狂的に迎えられるが、多くの兵士を失った後悔から、半狂乱になって終わる。今回は演出家のプラーメン・カルターロフ版と銘打っている。イーゴリ公の息子とコンチャク汗の娘が結婚することになり、イーゴリ公夫妻が招待されるというハッピエンドである。

 舞台の奥に四角いスクリーンを置いて、一定の映像を映している。舞台に斜めになった台を置いて、他にはソファや草むらなどの配置がされる。

名古屋クラシックフェスティバル
ブルガリア国立歌劇場
ボロディン「イーゴリ公」
2015.10.17 17時開演
指揮 グリゴール・パリカロワ
演出 プラーメン・カルターロフ
ブルガリア国立歌劇場管弦楽団/合唱団/バレエ団

イーゴリ公:スタニスラフ・トリフォノフ
ヤロスラーヴナ:ガブリエラ・ゲオルギエヴァ
ウラディミール・イーゴリヴィチ:フリシミール・ダミャノフ
ガリツキー:アレクサンダル・ノスィコフ
コンチャク汗:アンゲル・フリストフ
コンチャコーヴナ:ツヴェタ・サランベリエヴァ
 
 第1幕のプロローグは、イーゴリ公らを讃える歌で始まる。イーゴリ公がポロヴェツ人を討つために、遠征にでようとするところへ日食が起こる。続く第1場では、留守を守るガリツキ―公が酒と色に溺れて、勝手な振る舞いをする。ガリツキー公にあまり威厳がなくてただの酔っ払いのように見えた。

 第2場はイーゴリ公の妻のヤロスラーヴナの館で、夫や息子を案じている。ガリツキー公の横暴を断固として糾弾する。ゲオルギエヴァのソプラノが素晴らしかった。貴族の妻としての気品と強さがあった。

 第2幕の第1場はポロヴェツ人の野営地で、イーゴリ公と息子が捕虜になっている。コンチャク汗はイーゴリ公を客人としてもてなす。第2場では、脱走したイーゴリ公がヤロスラーヴナに会う。

 第3場では愛し合うイーゴリ公の息子とコンチャク汗の娘の結婚を汗が認めて、イーゴリ公夫妻を招いて、婚礼の宴が開かれる。ここで、ダンサーの華やかな踊りが披露される。

 あっと驚くハッピーエンドは、オペラらしくなくて、筋としても無理がある。戦争をした異民族がそう簡単に和解するとは思えない。しかし、後味は悪くない。何よりも最後に華やかなダンスを持ってきたことで、盛り上がった。

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by nori-126 | 2015-10-19 02:09 | オペラ | Comments(0)

英国ロイヤルオペラ「ドン・ジョバンニ」兵庫芸術文化センター

d0097373_22252261.jpg 9月23日(水・祝)、兵庫芸術文化センター「ドン・ジョバンニ」を見に行った。5年ぶりの来日である英国ロイヤルオペラが、マクベスを東京で、ドン・ジョバンニを東京と西ノ宮で公演する。

 METライブビューイングでも活躍している世紀のメゾ・ソプラノといわれるジョイス・デドナートが出演するのが楽しみだった。

 NHKBSでも放送された、昨年のザルツブルグ音楽祭で、ジョバンニ役をしたダルカンジェロが同じ役をするのが話題で、他のメンバーも含めて、超一流の歌手を集めた引っ越し公演である。席はX20と後の方だった。

兵庫県立芸術文化センター開館10周年記念
英国ロイヤル・オペラ
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」
全2幕/イタリア語上演/日本語字幕付

演出:カスパー・ホルテン
ドン・ジョヴァンニ:イルデブランド・ダルカンジェロ(バリトン)
レポレロ:アレックス・エスポージト(バス・バリトン)
ドン・オッターヴィオ:ローランド・ヴィラゾン(テノール)
ドンナ・エルヴィーラ:ジョイス・ディドナート(メゾ・ソプラノ)
ドンナ・アンナ:アルビナ・シャギムラトヴァ(ソプラノ)
騎士長(ドンナ・アンナの父):ライモンド・アチェト(バス)
ツェルリーナ:ユリア・レージネヴァ(ソプラノ)
マゼット(ツェルリーナの夫):マシュー・ローズ(バリトン)
ドンナ・エルヴィーラの侍女:チャーリー・ブラックウッド(黙役)
ロイヤル・オペラ・ハウス合唱団(合唱指揮:レナート・バルサドンナ)
管弦楽:ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団
指揮・チェンバロ:アントニオ・パッパーノ

  序曲の演奏が始まり、途中から幕が開くと、舞台には2階建のドアの並んだ部屋のセットがあり、まるでマンションの部屋が並んでいるかのようである。プロジェクション・マッピングで、次々と字が書かれていく。これは、ドン・ジョバンニが関係した女性のリストで、レポレロが歌うカタログの歌に繋がって行く。

 中央に回転する立方体の家を置いて、回転することでドアの並んだ景色は、部屋の中が見えるような景色に変わる。中央に階段を置いて、人の動きも立体感を出している。回転する家にプロジェクション・マッピングの映像がぴったりとはまっている。両側の装置と合わせると舞台前方で全面をスクリーンにして映像を見せることができる。

 芸文に回り舞台がないのは、バックステージツアーで確認済みなので、回転する装置を持ち込んだものであろうし、だからこそ、家が回転する時に、映像が見事にシンクロしているのであろう。

 ドン・ジョバンニ役のダルカンジェロは存在感があって、声もいい。歌わない時にも頻繁に舞台に登場して、女性との関係などを暗示する。単なるプレイボーイではない重みが感じられた。

 レポレロは、あまり品のよくない要領のいい男のような印象である。ドンを非難しながら、おこぼれをもらおうという魂胆があって、丁度いいのかもしれない。ドンナ・エルヴィーラ役のジョイス・ディドナートはスペイン風のメイクで、歌声が素晴らしい。難しそうに思える所も軽々と歌う。ドンを罵りながら、どこかで未練があるという複雑な心境がよくでていた。

 ドン・オッターヴィオのローランド・ヴィラゾンは、声がいいが喉の調子が万全でなかったらしい。アンナを助けてアンナの父の騎士長の仇をとろうと献身的な態度である。アンナ、チェルリーナ役の二人のソプラノの声もよかった。

 最後の場面で、ドンジョバンニが単に倒れるだけで、地獄に落ちるという設定でないのは、珍しい演出らしいが、悪人は罰せられるという単純な勧善懲悪を避けたものかもしれない。本場のオペラを一流の歌手でみることができたという満足感が得られた。

 終わってから、楽屋口に行ってみると、15人くらいが並んでいた。隣にいた若い女性と話をしたら、ロンドンやイタリアにオペラを見に行くということだった。前の年配の女性は、METを見に行ったことがあるという。

d0097373_2226137.jpg 1時間くらい経った頃に、ダルカンジェロがでて来たが、さっと待っていたタクシーで帰ってしまった。指揮者のパッパーノやソプラノの 2人がでてきて、サインをしたり、写真撮影に応じていた。

 2時間近く経って、皆のお目当てのデドナートが登場した。黒いガウンのようなものを着て、愛想よく写真撮影やサインに応じてくれた。笑顔が本当に素晴らしい。長く待たされたが満足して家路に着いた。
by nori-126 | 2015-09-24 03:05 | オペラ | Comments(0)

堺シティオペラ 「カルメン」 SAYAKAホール

 9月6日(日)、堺シティオペラの公演があった。堺市市民会館が建て替え中なので、大阪狭山市のSAYAKAホールでの公演だった。はじめて行ったが、大きくて立派なホールである。駅からも近い。

 堺シティオペラは、2008年にガラコンサートを聴いたことがある。今年はダブルキャストでの2回公演で、前日の公演には、1万人の第九のレッスンの講師の木村孝夫先生が出演されていた。休憩中に清原浩斗先生をみつけて挨拶をした。息子さんが出演されている。
 
 カルメンはMETライブビューイングで見たことがあるが、カルメン組曲で聴いた曲が多いので、親しみやすい。

堺シティオペラ 第30回記念定期公演
カルメン 仏語公演
2015年9月6日(日)2時開演
SAYAKAホール 大阪狭山市

指揮 柴田真郁
演出 粟國 淳
ザ・カレッジオペラハウス管弦楽団
堺シティオペラ記念合唱団
法村友井バレエ団

カルメン    水野 智絵   ドン・ホセ 馬場 清孝
エスカミーリョ 山岸 玲音  ミカエラ   金岡 怜奈
フラスキータ  北野 智子 メルセデス 中村 茜
レメンタード  清原 邦仁 ダンカイロ  中野 嘉章
モラレス    福嶋 勲   スニガ   Ronan Nedelec

 舞台は後方に大きなパネルを左右に設置して、中央の縦長のパネルを上下させて、入退場に使った。パネルには裏で動く人々の影を大きく映しだすことができる。また舞台の横からライトを当てて、舞台上の歌手の影がパネルに投影されるという工夫もあった。舞台中央に少し前方に傾けた台を置いて、ここで踊りを見せる。

 カルメン役は、濃い眉のメイクで、あたかもフラメンコのダンサーのようなイメージだった。自由な恋に生き、他人の言う通りにはならないという強い意志が現れていた。カルメンは、ドン・ホセのことをどう思っていたのだろうか?単に脱獄のためだけに利用したのだろうか?死を覚悟した行動には、ふと、歌舞伎の幡随院長兵衛や吉田松陰のことを思い出させた。

 ドン・ホセはカルメンのことを思う一途さがよくでていた。エスカミーリョは、颯爽とした闘牛士だが、最初にバーに登場した時は、闘牛士の衣装を着ていなくて、あれという感じだった。最後に闘牛士の姿で出てくるのが新鮮な感じだった。

 ミカエラは、ドン・ホセを思う純粋な気持ちがよく出ていて可憐だった。ドン・ホセはどうして彼女を捨ててカルメンに走ってしまったのだという思いになる。カルメンの仲間の女性二人は、踊りもあって存在感があった。バレエ団の6人が、黒いドレスと闘牛士の衣装でフラメンコを踊るのが雰囲気を盛り上げた。

 トランプでの運命を占う場面は、悲劇の結末を暗示して重要なところだが、字幕がカルタとなっていたのが気になった。トランプではおかしいが、カードだと意味が通じにくいのだろうか?カルタというのが子どもの遊びを思い出させてしまって違和感があった。

 演出の粟國淳さんは、いずみホールのフィガロ、琵琶湖ホールのオテロでも演出をされていた。日本人の演じるカルメンなのでと思っていたが、感銘を受けた。

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by nori-126 | 2015-09-07 02:10 | オペラ | Comments(0)

椿姫 兵庫県立芸術文化センター大ホール

 7月15日(水)、オペラ「椿姫」を見に行った。佐渡裕がプロデュースするオペラが10年目を迎えて、今年は椿姫をダブルキャストで10公演開催される。去年まではオペラに興味がなかったので、今回、初めて見に行くことにした。

 椿姫は見るのは全く初めてだったが、ストーリーは単純である。ストーリーの面白さよりも、アリアや二重唱や合唱を楽しむという感じである。

兵庫県立芸術文化センター開館 10周年記念公演
佐渡裕 芸術監督プロデュースオペラ 2015  『椿姫』 全3幕/イタリア語上演
音楽:ジュゼッペ・ヴェルディ 
原作:アレクサンドル・デュマ・フィス 

指揮:佐渡裕 演出:ロッコ・モルテッリーティ
管弦楽:兵庫芸術文化センター管弦楽団 
合唱:ひょうごプロデュースオペラ合唱団

ヴィオレッタ:テオナ・ドヴァリ
アルフレード:チャド・シェルトン
ジェルモン:高田智宏
フローラ:ルネ・テータム 
アンニーナ:岩森美里 
ガストン子爵:渡辺大
ドゥフォール男爵:久保和範 
ドビニー侯爵:町英和 
グランヴィル医師:森雅史

 序曲がはじまる前に、舞台の幕が上がり、ベッドにヴィオレッタと侍女がいる。最後の臨終の場で、音楽のつかない台詞が話される。今回の演出の工夫で、付け加えられたもので、ここから回想する形ではじまる。

 舞台の奥には、可動式のスクリーンに映像が映されて、多様な効果をもたらす。ヴィオレッタやフローラが催す夜会の場面では、豪華なシャンデリアに彩られた19世紀のパリの雰囲気が醸し出される。舞台装置としてだけでなく、離れた場所の情景も映し出す。例えば、馬車ででかけていくアルフレードとか、歩いて去っていくアルフレードの父ジェルモンを映しだす。

 第1幕では有名な乾杯の歌がヴィオレッタとアルフレードの二重唱で歌われる。ヴィオレッタとジェルモンの二重唱もいい。ジェルモン役の高田智弘の声がよくて、ヴィオレッタに息子と別れるように頼む場面、後でそれを後悔する場面での演技も納得がいった。

 ヴィオレッタ役は、歌う曲も多くて大変である。テオナ・ドヴァリは、華奢な感じで品もあった。初めてみたので、音楽の良さについて理解できていないが、繰り返しみると楽しめる作品だと思われる。ダブルキャストのもう一人のヴィオレッタは森麻季さんだった。それも見てみたかったが、思いついた時にはチケットが売り切れていた。

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by nori-126 | 2015-07-16 10:16 | オペラ | Comments(0)

講座 オペラの楽しみ方

 7月1日(水)、同業の協同組合主催の講座があった。大阪音大講師の清原邦仁先生がオペラの楽しみ方として話をされた。参加者は70人と多かった。堺のYMGT御夫妻、東大阪のHGSNさんにお会いした。

 初めてオペラの舞台を見たのは、昨年12月のフィガロの結婚で、清原先生がバジリオ役で出演されていた。お父上の清原浩斗先生は、関西合唱連盟の理事長であり、1万人の第九の合唱の責任者でもある。3回ほど練習後の懇親会でお会いしたことがある。

 オペラの歴史
 オペラは1600年頃にフィレンツェから起こり、ギリシア悲劇が元になっていた。喜劇(オペラ・ブッフェ)は古典仮面劇が元になっている。
 
 オペラの楽しみ方
 歌うだけでなく、感情を表すものである。
 声の種類の中のコントラルト、カストラート、カウンターテノールについての説明
 フィガロの結婚についてのストーリ-解説

 1時間半の予定が2時間に亘り、判りやすく笑いのある話を楽しんだ。例として歌われる声がよくて、もっと聴いてみたかった。終わってから先生にあいさつをした。年末に参加を予定しているベートーベンの第九に先生がソリストで参加されるとのことで楽しみである。
by nori-126 | 2015-07-02 18:26 | オペラ | Comments(0)

ハンガリー国立歌劇場 「フィガロの結婚」 フェスティバルホール

 6月28日(日)、フィガロの結婚を見に行った。フィガロの結婚は、METライブビューイングで初めてみた演目であり、初めて舞台でみた演目であり、DVDと対訳本を買った演目である。

 2週間前に名古屋でみた「セルヴィアの理髪師」と同じハンガリー国立歌劇場の公演である。ストーリーとしても、フィガロはセルヴィアの後日談になる。席は、9列15番で、前から4列目と近くから見ることができた。アリアを歌う時に歌手が、観客に向かって語りかけるように歌うので、前の方がみやすい。

ハンガリー国立歌劇場日本公演
フィガロの結婚 全4幕
2015年6月28日(日)3時
フェスティバルホール

指揮:バラージュ・コチャール
演出:アンドラーシュ・ナダスディ

フィガロ:クリスティアン・チェル
スザンナ:オルショヤ・シャーファール
伯爵夫人:アンドレア・ロスト
伯爵:ジョルト:ハヤ
ケルビーノ:ガブリエラ・バルガ
マルチェリーナ:ジュジャンナ・バジンカ
バルトロ:ゲーザ・ガーボル
バジリオ:ゾルタン・メジェシ
ドン・クルツィオ:ペーテル・キシュ
アントーニオ:アンタル・バコー
バルバリーナ:エステル・ザヴァロシュ

ハンガリー国立歌劇場管弦楽団/合唱団

 軽快な序曲がはじまると、途中で幕が開き、従僕達が部屋を掃除している。舞台の奥が大きな窓になっていて庭に面している。フィガロの部屋にはあまり家具がなく、ベッドもなかった。ケルビーノと伯爵がベッドに隠れるというのが、今までにみた演出だったが、今回は狭い椅子に隠れる。対訳本をみると、椅子に隠れたというので原作に近い。隠れにくいので余計に笑いをさそう。

 スザンナ役のオルショヤ・シャーフールは、若くて美しい。伯爵が言い寄るというのが納得しやすい。伯爵は、好色ということになっているが、それを表にだす演出は多くないようである。METライブビューイングはかなり、妖艶な演出になっていたが。
 
 伯爵夫人のアンドレア・ロストは、品があってアリアが心に響いた。夫の愛を取り戻そうとするけなげな感じがよい。ケルビーノは、女性が扮する少年だが、少し女性的過ぎの感も。伯爵の声がよかった。マルチェリーナは、感じの悪い変な年増という演出が多いが、それほど極端ではなかった。

 第2幕は、フィガロの部屋が伯爵夫人の部屋になる。第4幕では、舞台は森の中になるが、転換はスムーズである。森の奥深い感じがでていた。

 同業のNKJMさんに会った。彼も期待していたよりよかったと満足していた。

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by nori-126 | 2015-06-29 00:48 | オペラ | Comments(0)

ハンガリー国立歌劇場 セビリアの理髪師 愛知県芸術劇場

 6月13日(土)、名古屋でオペラを見た。ハンガリ-国立劇場の日本公演は、大阪ではフィガロの結婚しか上演されないので、名古屋でのセビリアの理髪師を見ることにした。海外オペラの引っ越し公演をみるのは初めてである。

 METライブビューイングの「湖上の美人」に出演したロッシーニ歌いで定評のあるダニエラ・バルチェッローナが、ロジーナを演じるというのが話題であり、目の前でみられたことに満足した。セビリアの理髪師は、METライブビューイングで見たことがあるので筋はある程度わかる。

 地下鉄栄駅からすぐのところに、大きなビルがあり、その中に愛知県芸術劇場がある。2003年4月に、オリビア・ニュートン・ジョンのコンサートで来たことがある。席は2階7列13列だったが、2階にしては低いと思ったら、1階の続きになっていた。

 第38回名古屋国際音楽祭
 ハンガリー国立歌劇場 ロッシーニ「セビリアの理髪師」全2幕 
 2015年6月13日(土)5時開演
 
 指揮:イシュトヴァーン・デーネシュ
 演出:バラージュ・コヴァリク
 ハンガリー国立雅劇場管弦楽団・合唱団

 フィガロ:アルド・ホ
 ロジーナ:ダニエラ・バルチェッローナ
 アルマヴィーヴァ伯爵:ゾルターン・メジェシ
 バルトロ:ヨゼフ・ベンツィ
 バジリオ:ゲーザ・ガーボル
 ベルタ:アニコー・バコニ

 序曲はゆっくりと始まり、やがて軽快なメロディになる。舞台装置のカーテンやシャンデリアが上下することで序曲に視覚的な変化をつけていた。舞台は、両脇に白い建物があり、下手にはバルコニーがついている。舞台の中ほどに柵があり、白いレースの大きなカーテンが下がっている。基調は白と黒である。

 ロジーナに恋したアルマヴィーヴァ伯爵が、屋敷の柵越しに愛の歌を歌うが反応がない。そこへフィガロがでてきて手助けをすることになる。フィガロの有名な「私は町のなんでも屋」が歌われる。フィガロ役のアルド・ホは、コミカルな感じがでていた。

 バルコニーにロジーナがでてくる。大柄で可愛いという感じではないが、存在感がある。ロッシーニの難しい音の動きを難なく歌っているという安心感がある。遺産目当てにロジーナと結婚しようと企てるバルトロの眼を盗んで、ロジーナに会おうと伯爵は試みる。

 伯爵は酔っ払った兵士や音楽教師に変装して、ロジーナに会う。バルトロに疑われたり、音楽教師バジリオの登場で、どたばた喜劇のようになり、筋はあってないようなものである。最後はめでたく伯爵とロジーナが結ばれて、背後の幕が開いて、屋敷の室内になり、二人が結婚式を挙げる。

 バジリオ役のバスの響きが印象に残った。ベルタ役のアニコー・バコニのアリアもよかった。買ったプログラムの写真は、舞台は同じだが、ロジーナ役がバルチェッローナではないのは残念だった。

 1回の休憩をはさんで実質、2時間40分の楽しい時間を過ごすことができた。

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by nori-126 | 2015-06-16 03:17 | オペラ | Comments(0)