感動を求めて、忙しすぎる「ひまつぶし」に追われている団塊世代の男の記録。
by nori-126
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
カテゴリ
全体
1万人の第九
第九(1万人の第九以外)
合唱
クラシック音楽
オペラ・バレエ
バイオリンレッスン
歌舞伎
文楽
古典芸能
ポピュラー音楽
美術展
陶芸
歴史散歩 大阪
歴史散歩 堺
歴史散歩 京都
歴史散歩 奈良
歴史散歩
街道を歩く
西国三十三所
山歩き
花 四季彩々
自然観察 花・鳥・昆虫
園芸
美味探訪
囲碁
読書
外国語
未分類
以前の記事
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
more...
フォロー中のブログ
SOLO*WALKER
暮らしの歳時記
続・季節とともに
エキサイトブログ以外のリンク
最新の記事
ラブリーホール合唱団 201..
at 2017-11-12 23:36
門真の第九 2018 第1回..
at 2017-11-12 23:22
国宝 第Ⅲ期 国立京都博物館
at 2017-11-09 01:36
LA FENICE  レクイ..
at 2017-11-07 01:17
関西二期会オペラ 魔弾の射手..
at 2017-10-29 21:35
1万人の第九 2017 森ノ..
at 2017-10-29 21:29
LA FENICE  レクイ..
at 2017-10-29 21:14
バイオリンレッスン  第96回
at 2017-10-24 17:40
ラブリホール合唱団 レクイエ..
at 2017-10-22 00:10
日本センチュリー響 第220..
at 2017-10-22 00:01
最新のコメント
コメントありがとうござい..
by nori-126 at 11:02
noriさん、こちらこそ..
by おっちゃん at 21:55
イソさん、コメントありが..
by nori-126 at 22:16
こんにちは 門真の第九..
by イソ at 19:43
midoさん、こちらこそ..
by nori-126 at 19:52
ライフログ
検索
タグ
(157)
(155)
(152)
(134)
(128)
(103)
(96)
(75)
(74)
(72)
(70)
(59)
(53)
(50)
(47)
(46)
(39)
(34)
(19)
(18)
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


タグ:オペラ ( 59 ) タグの人気記事

小澤征爾音楽塾 喜歌劇「こうもり」愛知県芸術劇場

d0097373_531567.jpg 2月24日(水)、愛知県芸術劇場でオペラを見た。小澤征爾が主宰する音楽塾の「こうもり」が、京都などで開催されたが、都合のつく名古屋でのチケットを取った。

 小澤征爾さんを見るのは、36年前のシカゴでのボストン交響楽団のコンサート以来2回目である。

 喜歌劇を生でみるのは初めてであるが、オペラと違って台詞もあるし、ダンスもあって楽しいものである。席は15列45番で横の通路のすぐ前の席の左端の方だった。



小澤征爾音楽塾 
J.シュトラウスII世 喜歌劇「こうもり」
2016.2.24(水)午後6時
愛知県芸術劇場

指揮 小澤征爾 村上寿昭
演出 デイヴィッド・ニース
管弦楽 小澤征爾音楽塾オーケストラ
合唱 小澤征爾音楽塾合唱団

出演
ロザリンデ:タマラ・ウィルソン
ガブリエル・フォン・アイゼンシュタイン:アドリアン・エレート
アデーレ:アナ・クリスティー
アルフレート:ディミトリー・ピタス
オルロフスキー公:マリー・ルノルマン
ファルケ博士:ザッカリー・ネルソン
フランク : デール・トラヴィス
ブリント博士:ジャン=ポール・フーシェクール
イーダ:鷲尾 麻衣
フロッシュ: 笹野 高史

 オーケストラピットに小澤征爾さんが登場すると、大きな拍手があった。序曲を小澤さんが指揮棒を持たないで指揮された。有名な曲で、オーケストラの音がよくそろっているのに驚いた。メンバーは若い人ばかりである。小澤さんは指揮は一部ではあるが、最後までオケピにおられた。

 第1幕はアイゼンシュタインの邸内で、部屋を斜めに配置したのが珍しい。室内の装飾も豪華である。

 第2幕は、舞踏会の場面で背後に赤い幕が引かれているが、途中でこの幕が除かれると、ガラス張りのドームが現れる。舞台装置の豪華なことは、外国からの引っ越し公演でも及ばない。METの舞台にも負けないと思ったら、METのオリジナルの舞台をそのまま持ってきたものということで納得した。

 男女5人ずつのダンサーが有名な曲でワルツを踊るのが楽しい。「ハンガリー万歳!」と「雷鳴と電光」が演奏されたとのことである。ダンサーは東京シティーバレー団で、スタイルのよさは納得である。ダンサーのことを詳しく知りたいと思い、休憩中にプログラムを買おうとしたら売れ切れていた。

 第3幕は刑務所長の部屋で、笹野高史さんが狂言回しで笑わせる。歌うのではなく台詞で通すのがオペラにない楽しみである。箒で床を掃いて、「掃いてますよ」とギャグを言った。

 出演の歌手のレベルはかなり高いものと思われた。ソプラノの声のよさや男声の声の深みだけでなく、演技も素晴らしいものだった。その時の気持ちを少しコミカルに表す表現はわかりやすかった。

 カーテンコールの真ん中に小澤征爾さんが並んで、元気にあいさつをされた。元気そうでなによりである。今後のますますの活躍を期待したい。
by nori-126 | 2016-02-25 13:31 | オペラ・バレエ | Comments(0)

METライブビューイング 第5作「真珠採り」

 2月7日(日)、METライブビューイングを梅田ステーションシネマで見た。日曜日だからか、前の方の席しか残っていなかった。終わって出ようとすると同業のHGSNさんに会った。昨年途中からみるようになったということである。一緒におられた若い人は、会場でお会いになった同業の方とのことだった。

METライブビューイング 第5作
ビゼー「真珠採り」新演出 フランス語
上演時間:2時間35分(休憩1回) MET上演日 2016年1月16日
指揮:ジャナンドレア・ノセダ 演出:ペニー・ウールコック

ディアナ・ダムラウ(レイラ)
マシュー・ポレンザーニ(ナディール)
マリウシュ・クヴィエチェン(ズルガ)
ニコラ・テステ(ヌーラバット)

 序曲演奏中に、舞台では、海の中に人が潜るのが見える。幕間のインタビューで仕組みを説明していたが、上から人を吊り下げて、いかにも潜っているように見せている。人の動きに合わせて、泡が出る映像を重ねるという。

 巫女をめぐる二人の男の葛藤を描いたもので、時代設定は現代に近い。古い形のテレビがでてくる。舞台は漁村の海辺で、階段を配して合唱団が大勢登場する。中央から船がでてくる。第2幕では、室内で壁一杯の本はプロジェクションマッピングだった。

 最後の場面では火事が広がるが、本物の火が使われているように見えた。

 テノールとバリトンの「友情の二重唱」が素晴らしい。ボレンザーニの歌う有名な曲「耳に残るは君の歌声」が高い静かな声で感動的である。ビゼーの曲が心にしみる。

 METでは1世紀ぶりの上演というが、演奏されなかった特別の理由があるのだろうか?最後のズルガがレイラらを助けようとして、放火をするというのが理解しがたい。盛り上げるためには劇的な結末ではあるが。
by nori-126 | 2016-02-08 19:51 | オペラ・バレエ | Comments(0)

METライブヴューイング 「ルル」

 1月20日(水)、METライブビューイングを見に行った。

METライブビューイング 2015-2016 第4作
ベルク「ルル」 新演出 ドイツ語
上映時間:3時間54分(休憩2回)  MET上演日 2015年11月21日

指揮:ローター・ケーニクス 演出:ウィリアム・ケントリッジ
出演:マルリース・ペーターセン(ルル)
    スーザン・グラハム(ゲシュヴィッツ伯爵令嬢)
    ヨハン・ロイター(シェ-ン博士/切裂きジャック)
    フランツ・グルントヘーバー(シゴルヒ)
    ダニエル・ブレンナ(アルヴァ)
    ポール・グローヴス(画家)
    マルティン・ヴィンクラー(力技師)
 
 いろいろな意味で斬新であり、今までにみたオペラとは全く異なる。何よりも音楽が、12音技法なので、メロディが感じられない。歌手はどうしてそんな歌を覚えられるのだろうかと不思議に思う。ただ、ずっと聞いていると少し慣れてきて、メロディを感じられたが。

 舞台は、プロジェクションマッピングを多用して、舞台奥全面に映像が投影されるので、舞台装置がどうなっているかわからないくらいである。映像は、イラストやコミック風で、説明の文字が入ることもある。登場人物が、頭に紙の筒を被ったり、紙を衣装に着けていたり、大きな手袋をつけたりする。

 舞台の端にピアノが置いてあり、そこに女性がずっといて、様々な姿勢で動いている。主人公の心の動きを表しているのだろうか?

 ルル役のマルリース・ペーターセンは、この役を得意としているが、今回は最後のルル役ということである。初めてMETライブビューイングを見たのが、1昨年の「フィガロの結婚」だったが、その時のスザンナ役がペテルセンだった。歌唱力があって、演技力もある。
by nori-126 | 2016-01-21 00:04 | オペラ・バレエ | Comments(0)

noriさんのひまつぶ誌 2015年のまとめ

 「noriさんのひまつぶ誌」 2015年(平成27年)
 音楽との関わりは年々強くなる。身体を動かすことはどうしても少なくなる。昨年末からオペラを見るようになって、11回の公演を見た。ミュージカル関係も4回の公演を見た。一万人の第九は3年ぶりに参加できた。イタリア語検定5級に合格した。高野街道の内、東、中、下の3つを歩き終わり、、西高野街道と合わせて4つすべてを踏破した。 

1.一万人の第九 
 3年ぶりに8回目の参加ができた。第2希望の森ノ宮6に5回出席した。La fenice合唱団に参加しておられるアルトの二人、ブログを見ていただいていた同郷の女性にあった。何回も参加している男性とも話をした。久しぶりに合唱団として参加して、感動が得られた。
 2月から月に1回、仲間が居酒屋に集まる会を7月まで実施した。淀屋橋Bのレッスンに合わせて、レッスン後の飲み会にも参加した。
 東大阪の第九に昨年に続いて2回目の参加をした。同業のISZKさんも一緒に参加された。会場は上本町大阪国際交流センターだった。練習に4回出席した。知り合いのOKIさんの御仲間と懇意にしていただいた。
 来年1月に門真の第九が行われることになり、練習に参加した。   

2.クラシック音楽 
 新たに大阪フィルと兵庫芸文の定期会員になった。日本センチュリーと合わせて3つになるが、日程の関係で見に行けないこともある。知らない曲を聴ける機会が増えた。日本センチュリー響のコンサートの後の懇親会にでて、演奏者と話ができた。

1)1/10 大阪フィル 新春名曲コンサート フェスティバルホール
2)2/8 プラハ・フィルハーモニア管弦楽団 フェスティバルホール
3)2/22 城東区第9演奏会 大阪信愛女学院
4)4/11 日本センチュリー響 第200回定期演奏会 シンフォニーホール
5)4/22 大阪4大オーケストラの響宴 フェスティバルホール
6)5/16 大阪フィル第488回定期演奏会 フェスティバルホール
7)7/11 日本センチュリー響 四季コンサート いずみホール
8)7/20 ドイツ・レクイエム NHK大阪ホール
9)8/1 近畿フィルハーモニー管弦楽団 第30回記念定期演奏会 
10)8/29 日本センチュリー響 第202回定期演奏会 ザ・シンフォニーホール
11)9/9  大阪クラッシク 第4日 第43公演 三井住友銀行大阪本店ビル 
12)9/12 兵庫芸術文化センター管弦楽団 第81回定演 
13)9/12 大阪クラシック 第88公演 中之島ダイビル
14)9/19 日本センチュリー響 第203回定演 ザ・シンフォニーホール  
15)9/21 チン イ 二胡教室 第2回発表会 堺市三国ヶ丘
16)9/27 奥幸代 ヴィオラリサイタル vol.5 堺サンスクエアホール
17)10/14 大阪フィル 第492回定期演奏会 フェスティバルホール
18)10/31 兵庫芸術文化センター管弦楽団 第82回定演 
19)11/3 住之江の第九 相愛大学南港ホール
20)11/11 フランクフルト放送交響楽団演奏会 フェスティバルホール
21)11/14 日本センチュリー響 第205回定演 シンフォニーホール
22)11/25  ミュンヘンフィルハーモニー管弦楽団 フェスティバルホール
23)11/28 大阪フィル 第493回定演 フェスティバルホール
24)12/12 兵庫芸文 第83回定演 ベートーベン第9番 芸文センター
25)12/31 ジルベスターガラコンサート ザ・シンフォニーホール

3.オペラ
 11回の公演を見た。新国立劇場のバックステージツアーに当選したこと、出待ちをしてジョイス・デドナートに会えたことが特筆すべきことである。兵庫芸文のバックステージツァーにも参加した。
 METライブビューイングを映画館で9回見た。WOWWOWでの過去の放送を録画して見た。NHKBSでもオペラの放送をしている。

1)1/25 オペラ「さまよえるオランダ人」 新国立劇場 
2)2/1 座オペラin南座 オペラ「蝶々夫人」 
3)3/8  オペラ「オテロ」 びわ湖ホール大ホール
4)3/15 オペラ「マノン・レスコー」新国立劇場
5)6/13 ハンガリー国立歌劇場 セビリアの理髪師 愛知県芸術劇場
6)6/28 ハンガリー国立歌劇場 「フィガロの結婚」 フェスティバルホール
7)7/15 椿姫 兵庫県立芸術文化センター大ホール
8)9/6 堺シティオペラ 「カルメン」 SAYAKAホール
9)9/23 英国ロイヤルオペラ「ドン・ジョバンニ」兵庫芸術文化センター
10)10/16 ブルガリア国立劇場「イーゴリ公」愛知芸術劇場
11)11/1 プラハ国立歌劇場公演 椿姫 フェスティバルホール

4.バイオリンレッスン
 月に2回の練習を続けている。7月に発表会があり、今年はプロの先生のピアノ伴奏で、「少年時代」を演奏した。9月に新しいバイオリンを買った。10月に教本の第2巻に入った。
 
5.歌舞伎 
1月松竹座 昼・夜 鴈治郎襲名披露
1月歌舞伎座 夜
3月歌舞伎座 夜
6月歌舞伎座 昼・夜
7月大阪松竹座 昼・夜
8月近鉄アート館 晴の会
9月歌舞伎座 昼・夜 秀山祭
10月大阪松竹座 阿弖流為 
10月歌舞伎座 昼・夜

6.文楽
1月 1部、2部
4月 1部、2部 二代目吉田玉男襲名披露公演
7月 2部、3部
11月 2部

7.古典芸能 
1月 上方落語を聞く会 夜の部

8.ポピュラー音楽 
 コルム・ウイルキンソンのコンサート、TOP HAT,Chicago,プリンス・オブ・ブロードウェイを見た。出待ちでラミン・カリムルーを間近で見られた。

9.美術展 
1)東山魁夷と日本の四季 山種美術館 
2)高野山の名宝 あべのハルカス美術館
3)ルーブル美術館展 国立新美術館
4)円空・木喰展 名古屋松坂屋美術館
5)白鳳 花ひらく仏教美術 奈良国立博物館
6)国宝 曜変天目茶碗と日本の美 サントリー美術館
7)琳派 京(みやこ)を彩る 京都国立博物館
8)フェルメールとレンブラント 京都市美術館

10.街道を歩く
高野街道3つを踏破して、西高野街道と合わせて4つを踏破した。 
1)東高野街道 第5回~第8回(最終回) 
2)下高野街道 第1回~第2回(最終回)
3)中高野街道 第1回~第4回(最終回)
4)京街道   第1回 
5)竜田越奈良街道 第1回 

11.西国三十三所 今年は全くお参りできなかった。昨年までに23か所にお参りできた。

12.山歩き
生駒山系縦走 第2回、第3回(最終回)。

13.自然観察 新しく観察できたのは、大阪城公園でのコサメビタキだけで、118種類目となる。

14.イタリア語
 オペラにイタリア語が多いので、1月から勉強を始めた。
 実用イタリア語検定 10月4日 5級合格 リスニング 14問/20問 筆記 33問/36問 
                            合計 47問/56問(84%正解)
by nori-126 | 2016-01-01 03:00 | Comments(0)

METライブビューイング2015-16 第3作「タンホイザー」

 12月2日(水)、METライブビューイングをナンバパークスシネマで見た。

METライブビューイング 2015-16 第3作
ワグナー「タンホイザー」
指揮:ジェイムズ・レヴァイン 演出:オットー・シェンク
出演:ヨハン・ボータ(タンホイザー)ペーター・マッテイ(ヴォルフラム)
エヴァ=マリア・ヴェストブルック(エリーザベト)ミシェル・デ・ヤング(女神ヴェーヌス)
ギュンター・グロイスベック(領主ヘルマン)

上映時間:4時間32分(休憩2回)[ MET上演日 2015年10月31日 ].言語:ドイツ語

 ワグナーは長いという印象があるが、序曲から長い。長いが好きな曲なので飽きさせはしない。オーケストラピットをずっと映しているので、普通のコンサートでないかと思うほどである。幕が開くとヴェーヌスベルクの暗い森の中である。というより光や緑のない地中のような場所である。薄い衣装をまとった男女が妖艶な踊りを踊っている。タンホイザーが女神ヴェーヌスと目覚める。

 タンホイザーは、女神の世界を去って、元の世界に戻ろうとする。女神の止めるのを振り切ってでていく。中央の道を残して、暗転で峠道になっている。タンホイザーが戻ってきたのを領主らが許す。

 第2幕は、領主の広間でエリザ-ベトがタンホイザーとの再会を喜ぶ。歌合戦にタンホイザーも参加することになるが、愛の歌に反発して、ヴェーヌスベルクに行ったことを漏らしてしまう。皆から責められるのをエリザ-ベトが擁護して、ローマへの巡礼に参加して贖罪を得ることになる。

 第3幕は、再び峠の場面である。タンホイザーの帰りを待つエリザ-ベトは、タンホイザーがいないことに絶望する。遅れて帰ってきたタンホイザーは法王から許しを得られなかったと告白する。やけになってヴェーヌスベルクに戻ろうとする時に、エリザベートの命をかけた祈りが届いて、タンホイザーは救われる。

 舞台装置が見事である。初めの暗い森の中のような世界と明るい広間の世界の違いが際立っている。暗い森の中と峠の道との転換が早くて飽きさせない。

 タンホイザー役のヨハン・ボ-タは、昨年、マイスタージンガーでも主役を演じたが、太い声がよく通る。ペーター・マッティのバリトンもいい。合唱の迫力も感動的である。序曲で演奏されるメロディが劇中でもでてくるので、知っているメロディが多い。一流のワグナー歌手が集結した印象に残る舞台だった。
by nori-126 | 2015-12-03 11:36 | オペラ・バレエ | Comments(0)

METライブビューイング「オテロ」

 11月14日(土)、METライブビューイング「オテロ」をみた。シェークスピアの悲劇をオペラにしたもので、ストーリはよく知られている。昨年3月に琵琶湖ホールで見たことがある。

 オテロがムーア人で、釣り合わない結婚ということが伏線になっているが、それは強調されていなかった。歌詞にはムーア人という言葉がでてくるが、容姿は白人である。人種の問題は取り上げないという演出が、嫉妬はあまりにも愛しすぎたからということを強調しているようである。

METライブビューイング2015-16 第2作
ヴェルディ「オテロ」新演出 イタリア語
指揮:ヤニック・ネゼ=セガン 演出:バートレット・シャー
オテロ・・・・アレクサンドルス・アントネンコ
デスデーモナ・・・ ソニア・ヨンチェーヴァ
イアーゴ・・・ ジェリコ・ルチッチ、
カッシオ・・・ ディミトリー・ピタス
ギュンター・グロイスベック
上映時間:3時間12分(休憩1回) MET上演日 2015年10月17日

 冒頭の嵐の場面は、舞台前方の半透明のスクリーンに荒れる波が映像で映される。船はでてこない。スクリーンが上がるとオテロのアリアで始まるが、ここでも船はでてこないし、港の風景がない。嵐を乗り切って船から降りてくるというほうが自然な感じがするが。

 半透明のプラスチックで作られた大きな幅のあるブロックがいくつも移動して建物になる。歌手がブロックの向こうに行ったり、中に入ったりとして動くのがアクセントになっている。劇中でブロックが頻繁に移動することが、スムースな場面転換を可能にしている。

 デスデーモナ役のヨンチェーヴァは熱演である。オテロを愛しているのに、誤解されている悲しみ、大勢に前で侮辱される悔しさ、そして最後に死を覚悟して、運命を受け入れようとする姿が涙を誘う。
 
 オテロが妻の不貞を疑いだしてからは、出来事が展開するのではなく、心理劇を見るように、二人の心の動きが描写される。筋としては単純だが、そこで演奏されたり、歌われるヴェルディの音楽が素晴らしい。そして最後にベッドの上で、祈りを奉げるデスデーモナの静かな場面へと進んで行く。

 終わってからナンバパークスのイルミネーション、光旅を少しみたが、雨が降っていた。昨年とはまた違うデザインのイルミネーションが始まったばかりである。

d0097373_2345669.jpg

by nori-126 | 2015-11-15 03:16 | オペラ・バレエ | Comments(0)

プラハ国立歌劇場公演 椿姫 フェスティバルホール

 11月1日(日)、オペラ「椿姫」を見た。7月に兵庫芸文で見たので2回目である。席は8列19番で、オケピがあるので、前から3列目といういい席だった。

プラハ国立歌劇場
ヴェルディ「椿姫」
2015.11.1(日)3時開演
フェスティバルホール
プラハ国立歌劇場管弦楽団

 舞台は、緩やかに曲線を描いた白い壁が背景となっている。中央に白いやはり緩やかに曲がった長いソファが置かれている。序曲の途中で幕が開くと、ヴィオレッタと客の男性が金の受け渡しをしており、ヴィオレッタが娼婦であるということを強調した形になっている。兵庫芸文では、ここに最後の場面を持ってきたのが工夫だった。

 そのままヴィオレッタ主催のパーティとなるが、お客の男女は黒の正装で、ヴィオレッタだけが白いドレスを着ている。舞台は白と黒だけの世界で、家具や小道具はほとんどない。

 ヴィオレッタ役のデジレ・ランカトーレは、世間ずれしているが、清純さを秘めた感じがした。いろいろなタイプの歌を歌わないといけないので、過酷な役だが、うまくコントロールされていた。

 フローラのパーティで、ヴィオレッタはアルフレードから侮辱されるのだが、それに耐えるところは観客の涙を誘う。パーティーの参加者の冷たい目が不気味である。

 最後の場面で、ベッドがなくて少し大きめの椅子が置いてあるのが、違和感があった。ただ、舞台の中央の何もない所で、息絶えるということから、そういう演出になっているのだろう。

d0097373_244142.jpg

by nori-126 | 2015-11-02 00:50 | オペラ・バレエ | Comments(0)

METライブビューイング 2015-16 「イル・トロヴァトーレ」

 10月31日(土)、METライブビューイングをナンバパークスシネマで見た。メトロポリタンオペラを映画館でみられるMETライブビューイングの2015-16シーズンが今日初日を迎えた。10作が上演される。昨シーズンの第2作から見始めて、8作品を見た。また、過去の作品をWOWWOWで放映している。

METライブビューイング2015-16 第1作
ヴェルディ「イル・トロヴァトーレ」
指揮:マルコ・アルミリアート 演出:デイヴィッド・マクヴィカー
出演:
アンナ・ネトレプコ(レオノーラ)
ディミトリ・ホヴォロストフスキー(ルーナ伯爵)
ヨンフン・リー(マンリーコ)
ドローラ・ザジック(アズチェーナ)
ステファン・コツァン(フェルランド)
上映時間:3時間6分(休憩1回) MET上演日 2015年10月3日 言語:イタリア語

 METのスター、アンナ・ネトレプコで始まった今シーズンは、脳腫瘍であることを公表したディミトリ・ホヴォロストフスキーが出演したことも話題だった。オペラで歌手が登場した時に拍手はほとんどないが、彼が登場した時は大きな拍手があった。歌い終わった時に、長い拍手があり、ホヴォロストフスキーが少しニコッとして素顔を見せた。カーテンコールの最後に、オケピから花が何本も舞台に投げられた。

 舞台は、巨大な壁が背景にあって、回り舞台で回転させて、異なる風景を見せた。舞台の下手に吊るされた人形が見えるのが不気味な雰囲気を出している。

 ネトレプコの存在感は圧倒的である。しぐさや表情にしっかりとした演技を感じさせる。ホヴォロストフスキ-の声が深みがあってよかった。ヨンフン・リーも素晴らしいテノールである。

 幕間にネトレプコのMETライブビューイング10年間の出演場面を見せた。ネトレプコのインタービューに息子が登場していた。8歳くらいだろうか?
by nori-126 | 2015-11-01 23:58 | オペラ・バレエ | Comments(2)

ブルガリア国立劇場「イーゴリ公」愛知芸術劇場

 10月16日(土)、愛知芸術劇場で「イーゴリ公」をみた。席はいい席が残っていなかったので、1階バルコニーL列7番にしたが、舞台の奥の方がほとんど見えない。チケットを買う時にはわからなかった。

 オペラ「イーゴリ公」は、未完成のまま、ボロディンが亡くなったので、リムスキー・コルサコフらが完成させた。使われる曲が選択されたり、並びかえられたりして、演出により内容が変わる。METライブビューイングで見たものと、今回では結末が全く違う。

 METでは、逃亡したイーゴリ公が民衆から熱狂的に迎えられるが、多くの兵士を失った後悔から、半狂乱になって終わる。今回は演出家のプラーメン・カルターロフ版と銘打っている。イーゴリ公の息子とコンチャク汗の娘が結婚することになり、イーゴリ公夫妻が招待されるというハッピエンドである。

 舞台の奥に四角いスクリーンを置いて、一定の映像を映している。舞台に斜めになった台を置いて、他にはソファや草むらなどの配置がされる。

名古屋クラシックフェスティバル
ブルガリア国立歌劇場
ボロディン「イーゴリ公」
2015.10.17 17時開演
指揮 グリゴール・パリカロワ
演出 プラーメン・カルターロフ
ブルガリア国立歌劇場管弦楽団/合唱団/バレエ団

イーゴリ公:スタニスラフ・トリフォノフ
ヤロスラーヴナ:ガブリエラ・ゲオルギエヴァ
ウラディミール・イーゴリヴィチ:フリシミール・ダミャノフ
ガリツキー:アレクサンダル・ノスィコフ
コンチャク汗:アンゲル・フリストフ
コンチャコーヴナ:ツヴェタ・サランベリエヴァ
 
 第1幕のプロローグは、イーゴリ公らを讃える歌で始まる。イーゴリ公がポロヴェツ人を討つために、遠征にでようとするところへ日食が起こる。続く第1場では、留守を守るガリツキ―公が酒と色に溺れて、勝手な振る舞いをする。ガリツキー公にあまり威厳がなくてただの酔っ払いのように見えた。

 第2場はイーゴリ公の妻のヤロスラーヴナの館で、夫や息子を案じている。ガリツキー公の横暴を断固として糾弾する。ゲオルギエヴァのソプラノが素晴らしかった。貴族の妻としての気品と強さがあった。

 第2幕の第1場はポロヴェツ人の野営地で、イーゴリ公と息子が捕虜になっている。コンチャク汗はイーゴリ公を客人としてもてなす。第2場では、脱走したイーゴリ公がヤロスラーヴナに会う。

 第3場では愛し合うイーゴリ公の息子とコンチャク汗の娘の結婚を汗が認めて、イーゴリ公夫妻を招いて、婚礼の宴が開かれる。ここで、ダンサーの華やかな踊りが披露される。

 あっと驚くハッピーエンドは、オペラらしくなくて、筋としても無理がある。戦争をした異民族がそう簡単に和解するとは思えない。しかし、後味は悪くない。何よりも最後に華やかなダンスを持ってきたことで、盛り上がった。

d0097373_37137.jpg

by nori-126 | 2015-10-19 02:09 | オペラ・バレエ | Comments(0)

英国ロイヤルオペラ「ドン・ジョバンニ」兵庫芸術文化センター

d0097373_22252261.jpg 9月23日(水・祝)、兵庫芸術文化センター「ドン・ジョバンニ」を見に行った。5年ぶりの来日である英国ロイヤルオペラが、マクベスを東京で、ドン・ジョバンニを東京と西ノ宮で公演する。

 METライブビューイングでも活躍している世紀のメゾ・ソプラノといわれるジョイス・デドナートが出演するのが楽しみだった。

 NHKBSでも放送された、昨年のザルツブルグ音楽祭で、ジョバンニ役をしたダルカンジェロが同じ役をするのが話題で、他のメンバーも含めて、超一流の歌手を集めた引っ越し公演である。席はX20と後の方だった。

兵庫県立芸術文化センター開館10周年記念
英国ロイヤル・オペラ
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」
全2幕/イタリア語上演/日本語字幕付

演出:カスパー・ホルテン
ドン・ジョヴァンニ:イルデブランド・ダルカンジェロ(バリトン)
レポレロ:アレックス・エスポージト(バス・バリトン)
ドン・オッターヴィオ:ローランド・ヴィラゾン(テノール)
ドンナ・エルヴィーラ:ジョイス・ディドナート(メゾ・ソプラノ)
ドンナ・アンナ:アルビナ・シャギムラトヴァ(ソプラノ)
騎士長(ドンナ・アンナの父):ライモンド・アチェト(バス)
ツェルリーナ:ユリア・レージネヴァ(ソプラノ)
マゼット(ツェルリーナの夫):マシュー・ローズ(バリトン)
ドンナ・エルヴィーラの侍女:チャーリー・ブラックウッド(黙役)
ロイヤル・オペラ・ハウス合唱団(合唱指揮:レナート・バルサドンナ)
管弦楽:ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団
指揮・チェンバロ:アントニオ・パッパーノ

  序曲の演奏が始まり、途中から幕が開くと、舞台には2階建のドアの並んだ部屋のセットがあり、まるでマンションの部屋が並んでいるかのようである。プロジェクション・マッピングで、次々と字が書かれていく。これは、ドン・ジョバンニが関係した女性のリストで、レポレロが歌うカタログの歌に繋がって行く。

 中央に回転する立方体の家を置いて、回転することでドアの並んだ景色は、部屋の中が見えるような景色に変わる。中央に階段を置いて、人の動きも立体感を出している。回転する家にプロジェクション・マッピングの映像がぴったりとはまっている。両側の装置と合わせると舞台前方で全面をスクリーンにして映像を見せることができる。

 芸文に回り舞台がないのは、バックステージツアーで確認済みなので、回転する装置を持ち込んだものであろうし、だからこそ、家が回転する時に、映像が見事にシンクロしているのであろう。

 ドン・ジョバンニ役のダルカンジェロは存在感があって、声もいい。歌わない時にも頻繁に舞台に登場して、女性との関係などを暗示する。単なるプレイボーイではない重みが感じられた。

 レポレロは、あまり品のよくない要領のいい男のような印象である。ドンを非難しながら、おこぼれをもらおうという魂胆があって、丁度いいのかもしれない。ドンナ・エルヴィーラ役のジョイス・ディドナートはスペイン風のメイクで、歌声が素晴らしい。難しそうに思える所も軽々と歌う。ドンを罵りながら、どこかで未練があるという複雑な心境がよくでていた。

 ドン・オッターヴィオのローランド・ヴィラゾンは、声がいいが喉の調子が万全でなかったらしい。アンナを助けてアンナの父の騎士長の仇をとろうと献身的な態度である。アンナ、チェルリーナ役の二人のソプラノの声もよかった。

 最後の場面で、ドンジョバンニが単に倒れるだけで、地獄に落ちるという設定でないのは、珍しい演出らしいが、悪人は罰せられるという単純な勧善懲悪を避けたものかもしれない。本場のオペラを一流の歌手でみることができたという満足感が得られた。

 終わってから、楽屋口に行ってみると、15人くらいが並んでいた。隣にいた若い女性と話をしたら、ロンドンやイタリアにオペラを見に行くということだった。前の年配の女性は、METを見に行ったことがあるという。

d0097373_2226137.jpg 1時間くらい経った頃に、ダルカンジェロがでて来たが、さっと待っていたタクシーで帰ってしまった。指揮者のパッパーノやソプラノの 2人がでてきて、サインをしたり、写真撮影に応じていた。

 2時間近く経って、皆のお目当てのデドナートが登場した。黒いガウンのようなものを着て、愛想よく写真撮影やサインに応じてくれた。笑顔が本当に素晴らしい。長く待たされたが満足して家路に着いた。
by nori-126 | 2015-09-24 03:05 | オペラ・バレエ | Comments(0)