感動を求めて、忙しすぎる「ひまつぶし」に追われている団塊世代の男の記録。
by nori-126
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METライブビューイング メリーウイドウ

 2月22日(日)、大阪ステーションシネマで、MET「メリーウイドウ」を見た。2014-2015シーズンの第6作になる。8割くらいのお客さんが入っていた。席は一番端のG-4を選んだ。原曲はドイツ語だが、英語で上演されて、台詞が入る。オペレッタという分類になり、ミュージカルに近い感じである。

第6作 レハール《メリー・ウィドウ》 英語
指揮:アンドリュー・デイヴィス 
演出:スーザン・ストローマン
出演:ルネ・フレミング(ハンナ)、ネイサン・ガン(ダニロ)
ケリー・オハラ(ヴァランシエンヌ)、アレック・シュレイダー(カミーユ)
トーマス・アレン(ツェータ男爵)
MET上演日:2015年1月17日   上映時間:2時間53分(休憩1回)

 ストーリ-は、「陽気な未亡人」ハンナが相続した遺産を国に留めるために、男爵がダニロに結婚するように仕向ける。かって恋人同士だった二人は、お互いに気があるものの言いだせないでいる。いろいろな思惑の末に見事結ばれるというコメディである。

 序曲には、劇中で歌われる有名なメロディが入っている。浮き浮きとした気分にしてくれる。幕が開くと、ポンテ  国のパリの公邸で、舞踏会が開催されている。ハンナが登場して、周囲の男たちがダンスを申し込む。そこへダニロが酔っ払って登場する。「マキシム」の女性達(グリセット)の歌を歌う。

 第2幕は、ハンナの別荘で、遠くにパリの市街と、サンクレール寺院がみえる。ヴァランシエンヌの不倫騒動があり、ハンナとダニロの駆け引きもある。コロという民族舞踊が踊られる。ハンナがヴィリアの歌を歌う。舞台は、幕が開いたまま、マキシムの2階建ての建物がせり上がり、両脇に階段が設置される。

 第1幕でも歌われた「グリゼットの歌」が踊り子達の踊りで披露されて、ヴァランシエンヌも一緒に踊る。ダニロがハンナに求婚して、有名な「唇は語らずとも」が歌われて、二人はダンスを踊る。

 ルネ・フレミングのハンナが雰囲気があっていい。ケリ-・オハラは、ミュージカルに出ている人で、踊りが踊れるのがいい。素直に楽しめるオペレッタである。英語で上演されるので、笑いも少しは理解できる。「信じられない」という字幕が、Unblievableなら場内の笑いも起こりやすい。

追記 ケリー・オハラは、渡辺謙が主演したブロードウェイのミュージカル「王様と私」でアンナを演じて、6月のトニー賞で助演女優賞を受賞した。
by nori-126 | 2015-02-23 00:39 | オペラ・バレエ | Comments(0)

METライブビューイング「ニュルンベルグのマイスタージンガー」

 2月11日(水・祝)、METライブビューイングを見に行った。5時間を越える大作で、いつも行く、なんばパークスシネマでは、4時半開始なので、いつも朝10時にしている大阪ステーションシネマに行った。なんばパークスシネマより、椅子が狭くて両隣に人がいると気になるので、1幕後の休憩時に空いている前の方に替わった。

METライブビューイング 2014-2015
第5作 ワーグナー「ニュールンベルグのマイスタージンガ-」ドイツ語
指揮:ジェイムズ・レヴァイン 演出:オットー・シェンク
出演:ミヒャエル・フォレ (ハンス・ザックス)、ヨハン・ボータ (ヴァルター)
アネッテ・ダッシュ (エファ)、 ヨハネス・マルティン・クレンツレ(ベックメッサー)
ハンス=ペーター・ケーニヒ (ポークナー)、カレン・カーギル (マグダレーネ)
ポール・アップルビー (ダフィト)、 マシュー・ローズ (夜警)
上映時間:5時間34分(休憩2回各10分含む)
MET上演日 2014年12月13日

 序曲は、華やかで浮き浮きした気分になるが、劇中でも使われる曲からなっている。幕が開くと、教会の横のドアからエファ達が讃美歌を歌っているのが見える。職人の親方、マイスターが集まって、昇格試験をする。町の有力者ポークナーが、翌日の歌のコンテストで優勝した者に全財産を譲り、娘のエファと結婚させると宣言する。エファに一目ぼれした騎士のヴァルターが歌うが、失格となる。

 第2幕は中央の坂道の両側に家が並んでいる。家の前で靴屋のハンス・ザックスが靴を直している。エファに求婚している書記のベックメッサーが窓の下で弾き語りを歌うが、ザックスが邪魔をする。ヴァルターが失格したことで、結婚できないと考えたエファは駆け落ちとしようとするが、ザックスがそれを阻止する。最後は、近所の人がでてきて、大騒ぎになる。

 第3幕はザックスの家の中で始まる。ヴァルターが見た夢を歌にして歌う。第2節が序曲にでてくる旋律になっている。「聖なる朝の夢解きの曲」と名付けられる。エファ、ダフィト、マグダレーネが加わって、喜びの五重唱が歌われる。

 幕が閉まって舞台転換がされると、城壁の前に大勢の人が集まっている。参加する歌手をはじめとして、関係者が入場してくる。コンテストが始まり、べックメッサーがザックスからもらった歌詞で歌うが、ひどい歌である。歌い方が悪いと、証人としてヴァルターに歌わせると、皆が賞賛して、エファの結婚相手と認められる。

 ヴァルターがマイスターになることを拒否すると、ザックスは、芸術を守ることの大切さを歌いあげて、ヴァルターも承諾する。最後は、序曲のファンファーレ風のメロディが合唱で歌われて、感動的である。舞台横にもトランペット奏者が6人並ぶ。

 演出は1993年に初演されたものだが、中世の都市の雰囲気がよくでている。ザックス役は、直前にヨハン・ロイターが本役をレパートリーに含めない決断をして、ミヒャエル・フォレが代役をしているが、歌声だけでなく、演技も素晴らしい。伝統を守りながら、新しい試みも支持する気概がある。やもめであり、エファを妻に迎えたい気持ちもあるが、それを抑えて、ヴァルターを応援するという複雑な面もある。

 終わってからステーションビルから大阪駅の方をみると、屋根の骨組みがすべて見えて壮大である。

 大阪駅 ↓
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by nori-126 | 2015-02-11 19:51 | オペラ・バレエ | Comments(0)

座オペラin南座 オペラ「蝶々夫人」 

 2月1日(日)、南座でのオペラを見に行った。西本智美演出で、昨年南座で初演されたものの再演である。歌舞伎の顔見世興行で何度も行ったことのある南座で、オペラをみるというのもおもしろい。

プッチーニ オペラ「蝶々夫人」
指揮・演出 西本智実
振付 井上八千代
蝶々夫人 青木エマ
ピンカートン ジャンルーカ・シャルペリッティ
シャープレス 田中勉 
ゴロー 中井亮一
スズキ 野上貴子 
ケイト 松岡万希
特別出演 祇園甲部
管弦楽 イルミナートフィルハーモニーオーケストラ
合唱 イルミナート合唱団

 幕が開くと竹が数本立つ舞台で、舞妓の踊りがある。オーケストラが後向きだと思ったら、回り舞台でぐるりと正面を向いて、上手半分に配置された。オケピがないので仕方がないが、オーケストラがいつも視野に入るのは少し気になる。指揮者の動きが目に入るし、オケの団員の服装が、舞台の時代と合わない。

 舞台には、薄い布の垂れ幕が数本下げられて、舞台装置がなくても、立体感が感じられた。その幕の向こうで踊るのが透けて見えたり、影で見えるのも情緒がある。

 蝶々夫人は、花道から祇園甲部の芸舞妓に伴われて登場する。白い着物で重々しくなく、清楚な感じがする。オペラの蝶々夫人というのは、重厚な感じの女性という先入観を持っていたが。

 領事のシャープレスの田中勉さんは、がっちりした体格で、声がいい。私が参加した堺の第九でバスを歌われたり、ヴェルディのレクイエムでソロを聞いたことがあるが、オペラでは存在感がある。

 「ある晴れた日に」が歌い終わった時に、2階からブラボーの声がかかった。最後に、蝶々夫人が我が子と別れる場面では、涙がでそうになった。

 カーテンコールでは、盛んにブラボーの声が聞こえたので、何度か自分でもブラボーと叫んだ。南座でブラボーを叫ぶことになるとは、不思議な感じである。

 曲はプッチーニでも、日本人が演出して、主に日本人が演じる蝶々夫人は、違和感がなく素直に楽しめた。

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by nori-126 | 2015-02-02 00:38 | オペラ・バレエ | Comments(0)

MET ライブビューイング「セヴィリアの理髪師」

 1月28日(水)、METライブビューイングを、なんばパークスシネマで見た。2014~15シリーズの第4弾で、見るのは三作目である。ストーリーは、モーツァルトの「フィガロの結婚」から遡った話である。「フィガロの結婚」のアルマヴィーヴァ伯爵夫妻の恋を、理髪師のフィガロが取り持つという話である。

ロッシーニ「セヴィリアの理髪師」
指揮:ミケーレ・マリオッティ 演出:バートレット・シャー
出演:イザベル・レナード (ロジーナ)
ローレンス・ブラウンリー (アルマヴィーヴァ伯爵)
クリストファー・モルトマン(フィガロ)、マウリツィオ・ムラーロ(バルトロ)

上映時間:3時間13分
MET上演日 2014年11月22日
言語:イタリア語

 軽快な序曲が終わって、幕が開くと、アルマヴィーヴァ伯爵がロジーナの家の窓の下で、愛の歌を歌うが反応がない。理髪師のフィガロが恋の仲介役を申し出る。ロジーナは後見人のバルトロの家に軟禁状態である。伯爵は、兵隊や音楽教師に変装してバルトロ家に潜り込む。

 ロジーナは、METの第2作「フィガロの結婚」で、ケルビーノを演じたイザベル・レナードである。少年の役から貴婦人の役へと変身というわけで、幕間のインタビューでもやりにくいことはないかと質問を受けていた。

 アリア以外の曲は、「フィガロの結婚」と同じように、チェンバロの演奏でのレスタティーヴォとなっている。アリアの中には、16音符の短い音が上がったり下がったりする難しい歌い方をしないといけないものがある。レナードとブラウンリーはうまく歌いこなしていたが、インタビューの中でコツを質問されていた。答えは練習あるのみということだったが。音がどんどん大きくなっていくのも歌い方が難しく、ロッシー二クレッシェンドと呼ばれるらしい。

 ストーリーは単純だが、楽しいオペラである。
by nori-126 | 2015-01-30 11:43 | オペラ・バレエ | Comments(0)

オペラ「さまよえるオランダ人」 新国立劇場 

 1月25日(日)、東京の新国立劇場でオペラを見た。初台駅から新国立劇場に直結している。初めてみるが、大きな建物である。高校の同級生である、NHさんと久しぶりに会って、3階のレストラン「マエストロ」でランチを食べた。奥様が今回、出演されることを教えていただいていて、初めて本格的な舞台でのオペラを見ることに決めたのである。NHさんも別の席でオペラを鑑賞された。席は20列20番とほぼ中央だった。

 NHさんの奥様が大阪に来られた時に、コンサートを聴きに行ったことがある。10年前に、ベートベンの第九を聴きに行ったのが、その後、1万人の第九に参加するきっかけとなった。8年前にも大阪でヴェルディのレクイエムを聞いたことがある。

ワーグナー さまよえるオランダ人
2015年1月25日(日)2時
飯守泰次郎指揮 東京交響楽団。
演出:マティアス・フォン・シュテークマン

ダーラント:ラファウ・シヴェク
ゼンタ:リカルダ・メルベート
エリック:ダニエル・キルヒ
マリー:竹本節子
舵手:望月哲也
オランダ人:トーマス・ヨハネス・マイヤー
合唱:新国立劇場合唱団

 神に背いて、永遠に海をさまようオランダ人船長は、永遠の愛を誓う乙女が現われると救われる。ダーラント船長の船に不気味な船が近づいてくる。ダーラントはオランダ人から宝を見せられて、娘の婿にすることを約束する。ダーラント船長の船は、甲板だけが下手から移動するというシンプルな舞台装置である。オランダ人の船は舳先を見せている。

 ダーラントの家では、娘達が糸紡ぎをしている。ダーラントの娘ゼンタだけが「さまよえるオランダ人」の肖像画に見入っている。やってきたオランダ人にゼンタは永遠の愛を誓う。糸紡ぎの輪が大きくて、ぐるぐる回るのは、美しい。

 ゼンタに恋人のエリックが思いとどまるように説得する。これを見たオランダ人は出港しようとするが、ゼンタは海に身を投げて、オランダ人は呪いから救済される。

 初めて本格的なオペラを見て、その舞台装置の大きなことに感銘を受けた。最後に幽霊船の舳先にゼンタが登り、船がゆっくりと沈んでいく場面では、涙が出そうになった。

 ダーラント役のシヴェクの声は、低音が響いて生の声の良さを満喫した。昨年暮れのベートベンの第九のバスの独唱の人と同じ低音の良さを感じた。オランダ人船長は、バリトンであり、あまりいい声とは思わなかったが、役柄から暗い感じを出さないといけないということもあるのだろう。

 ゼンタのソプラノは、高い声が十分に響いていた。合唱団の男声が迫力があり、女声はよく揃っていた。初めての本格的なオペラ鑑賞を満喫した。

 終わってから、楽屋口でNHさんに奥様の竹本節子さんを紹介していただき、あいさつをした。私が第九を歌うきっかけになったことを話すと喜んでいただけた。楽屋口では、出待ちの人が、出演者にサインをもらったり、写真を撮っていた。

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by nori-126 | 2015-01-26 02:46 | オペラ・バレエ | Comments(0)

METライブビューイング 2014-15 「カルメン」

 12月17日(水)、METライブビューイング「カルメン」を見た。なんばパークスシネマの9番シアターのF8というほぼ真ん中の席を取った。

 METライブビューイング 2014-15
 第3作 ビゼー「カルメン」(フランス語)                          
 指揮:パブロ・エラス=カサド 演出:リチャード・エア
 出演:アニータ・ラチヴェリシュヴィリ(カルメン)
     アレクサンドルス・アントネンコ(ドン・ホセ)
     イルダール・アブドラザコフ(エスカミーリョ)
     アニータ・ハーティッグ(ミカエラ)
 MET上演日:2014年11月1日 上映時間:3時間22分(休憩1回)

 軽快な序曲が始まると、ペアのバレーダンサーが踊る。幕が開くと、大きな塀に囲まれた砦に兵隊達が衛兵として詰めている。ドン・ホセ伍長の恋人ミカエラが訪ねてくる。回り舞台で、ぐるりと舞台が回ると、広場になり、兵士、市民、子どもたちが集まり、仕事を終えた女工達が憩う。カルメンが登場して「ハバネラ」を歌う。

 ドン・ホセはカルメンに魅せられて、喧嘩で逮捕された彼女を逃がしてやる。第2幕では、刑務所から出て来たドン・ホセが酒場で、カルメンに愛を告げるが、カルメンは闘牛士のエスカミーリョの虜になる。エスカミーリョが闘牛士の歌を歌う。ここでは、タップを使ったダンスが披露される。

 第3幕は、舞台が岩のアジトになる。休憩中に舞台装置を移動させる様子を見せてくれる。カルメンにそそのかされて隊を脱走したドン・ホセは窃盗団の一味となる。アジトを訪ねてきたミカエラが、ドン・ホセを想って歌うアリアが素晴らしい。

 舞台が回ると、闘牛士の入場を待つ人々の群れがある。エスカミーリョに恋するカルメンにドン・ホセが復縁を迫るが相手にされない。そして悲劇のクライマックスになる。

 有名な曲が多く、カルメン組曲として、器楽曲でも聴いたことがある。カルメン役のアニータ・ラチヴェリシュヴィリは、体格もよく、カルメンのイメージにぴったりである。プライドの高さと自由奔放さを見せてくれる。ミカエラ役のアニータ・ハーティッグは清楚な感じである。

 エスカミーリョ役のイルダール・アブドラザコフは、フィガロの結婚でフィガロを演じていた。大がかりな舞台装置を、短時間に入れ替える。舞台上に100人くらいの群集が集まる。とにかくスケールが大きい。

 終わって、なんばパークスの屋外にでたが、風が強かった。イルミネーションをゆっくりと楽しむことができなかった。

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by nori-126 | 2014-12-18 13:51 | オペラ・バレエ | Comments(0)

歌劇 フィガロの結婚 いずみホール

 12月6日(土)、歌劇「フィガロの結婚」をみた。昨年から3年連続で行われるモーツアルトのシリーズの一つである。オペラを通しでみるのは初めてだが、先日、映画で見ていたので、ストーリーは理解できていた。席は1階V6と最後列の右の方だった。

モーツアルト 未来で飛翔する精神
3.ここにはすべてがある
歌劇 フィガロの結婚 K492
指揮・プロデュース 河原忠之
演出 粟国 淳
ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団
関西二期会合唱団
黒田博(伯爵) 澤畑恵美(伯爵夫人) 石橋栄実(スザンナ) 西尾岳史(フィガロ)
向野由美子(ケルビーノ) 福原寿美枝(マルチェリーナ) 折江忠道(バルトロ)
清原邦仁(バジリオ/クルツィオ) 四方典子(バルバリーナ) 晴雅彦(アントニオ)

 いずみホールというコンサート主体の会場なので、オーケストラが舞台の前方に横長に並んでいた。中央にチェンバロが置かれて、指揮者が演奏しながら指揮をした。オケピのようにオーケストラには、ほとんどライトが当たらない。

 後方に一段と高い舞台が作られている。背景はないが、テーブルやソファなどが置かれる。パイプオルガンがライトでわずかに照らされている。舞台後方の少し高い観客席も舞台として使われた。舞台の両脇に字幕表示がでる。

 伯爵のバリトンの声はよく響き、品もあった。このオペラでは、伯爵の好色ぶりが騒動の元でもあるので、品があり過ぎるのは合わないかも知れない。伯爵夫人は高貴な感じがあったが、前半の衣装が地味な感じがした。スザンナ役の石橋栄実さんは、可愛らしくて誠実さも感じられた。先月シネマでみたMETのスザンナは世慣れた感じがしたが、可愛い方がいい。一万人の第九の合唱指導の清原先生の御子息である邦仁さんの舞台を初めてみた。

 マイクを通さないで、歌を聴けるのは魅力である。二重唱や三重唱が掛けあいのようにされるのが楽しい。フィガロの素性が明らかになったあとの六重唱は合唱もついて、迫力があった。3時間という長い時間があっという間に過ぎた。

 終わってからすぐ近くの大阪城ホールに行ってみた。中では1万人の第九のリハーサル中である。プログラムを売っていたので買った。

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by nori-126 | 2014-12-07 02:04 | オペラ・バレエ | Comments(0)

MET ライブビューイング2014-15 「フィガロの結婚」

 11月19日(水)、なんばパークスシネマでMETライブビューイング2014-15 「フィガロの結婚」をみた。ニューヨークのメトロポリタン歌劇場の最新のオペラ公演をシネマでみせるのは、昨年までもあった。興味があったが、有名でない作品が多く、行かずじまいだった。

 今までにオペラを見たことはないが、堺シティオペラのガラコンサートで、簡単な舞台装置でのアリアを聴いたことがある。本物の舞台を見るのは敷居が高いが、映画ならとっかかりやすい。

 なんばパークスは「なんば光旅」として、イルミネーションイベントが行われている。階段に沿って様々な形のイルミネーションが美しい。

 モーツァルト「フィガロの結婚」(イタリア語)
 指揮:ジェームズ・レヴァン 演出:リチャード・エア
 出演:イルダールアブドラザコフ(フィガロ)、ペーター・マッティ(伯爵)
     マルリース・ペテルセン(スザンナ)、アマンダ・マジェスキー(伯爵夫人)
     イザベル・レナード(ケルビーノ)

 序曲はよく知っているが、舞台が始まる前に聴くと浮き浮きとしてくる。初めに、回り舞台でいろいろな部屋を見せる。登場人物を紹介する意味もある。アリアで知っているのは、「もう飛ぶまいぞこの蝶々」と「恋とはどんなものかしら」くらいだが、初めて聴いても良さがわかる。

 元々は18世紀の貴族社会を舞台にしたものだが、1930年代に置き換えてある。衣装は現代的だが、貴族社会という点で違和感があまりない。

 楽しいストーリーで、好色の侯爵を罠にかけようとコミカルな面もあるし、少しエロスもある。冒頭で、召使が裸で飛び出して衣装を探すところはドキッとさせられる。スザンナが侯爵を誘惑しようと、スカートを手繰り上げる。

 アリア以外の会話の部分は、チェンバロの伴奏で歌われる。他のオペラも同じようなやり方だろうか?モーツァルトの交響曲と比べると、オペラはまた違った趣がある。オペラを聴かないと、モーツァルトを理解したとは言えないだろう。

 前半の後に、出演者へのインタビューがあって15分の休憩があるが、全体で4時間近いのに、あっという間に終わった感じがした。オペラにのめり込みそうである。手始めに、12月に「フィガロの結婚」の舞台を見に行くことにした。
 
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by nori-126 | 2014-11-20 02:08 | オペラ・バレエ | Comments(0)