感動を求めて、忙しすぎる「ひまつぶし」に追われている団塊世代の男の記録。
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ホール・バルティカ演奏会 ヴェルディ「レクイエム」 いたみホール

d0097373_22103544.jpg 5月8日(土)、午後から伊丹でのホール・バルティカ演奏会に行った。1万人の第九仲間のmasaponさんが合唱で参加されるので、チケットをいただいたのである。阪急伊丹駅から少し歩いたところにある、いたみホールは、はじめて行ったがきれいなホールである。席は自由席で2階に座った。

 ヴェルディのレクイエムは2007年3月に、大阪センチュリー交響楽団の定期公演で聞いたことがある。高校の同級生の奥様がソロを歌われるということで聞きにいったのである。CDで聞いたのとは全く違う迫力に驚いたものである。 

 ホール・バルティカ演奏会
 2010年5月8日(土)2時 いたみホール 大ホール
 合唱:ホール・バルティカ
 管弦楽:河崎聡指揮セント・マーティン・オーケストラ
 独唱:渡邉美智子(sop)福田かおり(M.sop)
    小餅谷哲男(Ten)田中勉(Bass)
 ヴェルディ:レクイエム


 舞台に70名近い楽団員が並び、後ろに120人の合唱団が並んだ。ソリストと指揮者が登場して静かに曲がはじまる。静かだが、美しい響きであり、厳粛な雰囲気に引き込まれた。

 独唱と合唱が様々に組み合わされて、ヴァリエーションを楽しめる。テノールの小餅谷さんはよく通る響きで、バスの田中さんは重みがある声である。ソプラノとメゾソプラノの二重唱は、ぴったりと息が合っていた。ソリストの力量が問われる曲でもある。

 合唱団はそれほど多くない人数なのにオーケストラに負けない声がでていた。特に男声は人数が少ないのに迫力十分だった。宗教曲だと、発声法が違うのだろうか?厳粛な雰囲気がよくでていたと思う。

 オーケストラは、アマチュアとは思えない安定した響きだった。ブラスの響きも良かった。途中で、2階の左右からトランペットが響いてくる。元からある演出らしいが、ホール全体が響いているようである。

 CMにも使われる有名なフレーズが何回かでてくるが、辺りを圧倒する大きな音でありながら、丁寧に音が取られていた。

 終わって、ロビーで観客として来ていた大阪DのバスのOさん、大阪CのHさんに会った。合唱団で参加されたmasapon,ゆかべりん、そして練習ピアニストのTさんに会ってあいさつした。こういう大曲を歌いあげるということは、大変な苦労とそして感動があると思う。うらやましい限りである。機会があればと思うが、仕事の都合で練習の日程が合わないのが残念である。

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by nori-126 | 2010-05-08 21:29 | クラシック音楽 | Comments(2)

noriさんのひまつぶ誌 2009 2.クラシック音楽

1)2009.3.21 オランダ・アーネム・フィルハーモニー管弦楽団 ザ・シンフォニーホール
指揮 小林研一郎
  ケース・オルタウス 地蔵(日蘭貿易400周年記念委嘱作品 日本初演)
  リムスキーコルサコフ 交響組曲「シェエラザード」
  ムソルグスキー/ラベル編 組曲「展覧会の絵」 
2)2009.6.21 千里バッハ合唱団オーケストラ演奏会 大阪厚生年金会館
 バッハ ロ短調ミサ曲
 独唱 松田真由美 井場謙一 上辻静子 小玉晃
 千里バッハオーケストラ オルガン 田中景代 指揮 八木宣好
3)2009.7.29 大阪フィルハーモニー交響楽団第430回定期演奏会
 ザ・シンフォニーホール
 大植英次指揮 大阪フィルハーモニー交響楽団
 独奏 クリストフ・バラーティ(Vn) 室住素子(org)
 パガニーニ ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調作品6
 サン=サーンス 交響曲第3番ハ短調「オルガン付」作品78
 
by nori-126 | 2009-12-31 23:40 | クラシック音楽 | Comments(0)

大阪フィルハーモニー交響楽団第430回定期演奏会

 7月29日(水)、大阪フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会に行った。サン=サーンスの交響曲第3番「オルガン付」を前からコンサートで聞いてみたいと思っていたので、チケットを取った。席は1階U列30番と最後列だった。

 大阪フィルハーモニー交響楽団第430回定期演奏会
 2009.7.29(水) 19時 ザ・シンフォニーホール
 大植英次指揮 大阪フィルハーモニー交響楽団
 独奏 クリストフ・バラーティ(Vn)
     室住素子(org)

 パガニーニ ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調作品6
 聞いた事がない曲なので、名盤とされる75年録音のアッカルド独奏のデュトワ指揮ロンドン響のCDを買って予習した。プログラムによると、大阪フィルはアッカルドと75年にこの曲で競演したとのことである。パガニーニはヴァイオリンの名手で、技巧を必要とする変化に富んだ曲である。

 独奏のバラーティは、1979年ブダベストの生まれで、1996年のロン・ティボー・コンクール第2位となり、今回初来日を果たした。背の高い青年の弾くヴァイオリンは小さく見えて、難解な曲を軽々と演奏しているように見えた。その演奏は、安定していて、細かい音の動きは正確で、歌うようなヴァイオリンの音は素晴らしかった。観客のブラボーの声や拍手が多かったのは、うなずけた。

 様々な奏法が駆使されているようで、スタッカートの奏法は新鮮な印象を与えるが、詳しいことはわからない。管弦楽の部分の音楽性はともかく、ヴァイオリンの音を楽しめる曲であった。アンコールにバラーティの独奏で、イザーイとバッハが演奏された。

 サン=サーンス 交響曲第3番ハ短調「オルガン付」作品78
 交響曲にパイプオルガンが加わるという特異な曲で、ガヴォティの独奏でマルティノン指揮フランス国立交響楽団の75年録音のレコードを持っている。ディスクでは、オルガンは別録音になるのが普通だということだが、生ではどう聞こえるかということに興味があった。

 弦楽器がが約60人と多く、ピアノとパイプオルガンが加わる。サン=サーンスはオルガンの名手だったので、本日のプログラムは、作曲者が得意とする楽器が独奏となるという企画なのだろうか。

 オルガニストの室住素子さんの名ははじめてきくが、オルガン付オーケストラ作品のスペシャリストということである。もともとオルガン奏者は単独で演奏することが多いので、オケと競演するのは、特別な才能を必要とするのであろう。

 第1楽章の第2部からパイプオルガンが低く響く。ただ、よく聞かないと弦楽器の低音と聴き間違えそうである。第2楽章の第1部の途中からピアノの響きが目立ち、突然、パイプオルガンが鳴り響く。会場全体の雰囲気を変えるような響きである。ここからオーケストラとオルガンが華やかな音を繰り広げる。最後はオーケストラの演奏が鳴り響いて、指揮者の大植英次さんの全身を使った指揮に迫力があった。ただ、少し音に乱れがあったような気がしたが。

 パイプオルガンとオーケストラの融合というのは、生の演奏ではその会場の制限もあるのだろう。もう少しパイプオルガンが響いてくれたらと思ったが、聴く席によって差があるのかもしれない。

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by nori-126 | 2009-07-30 01:38 | クラシック音楽 | Comments(0)

千里バッハ合唱団 バッハ「ロ短調ミサ曲」

 6月21日(日)、千里バッハ合唱団の知り合いの方からお誘いいただいて、コンサートに行った。昨年のマタイ受難曲に続いて2回目である。開演間際に着いたので、席は2階席であった。

 千里バッハ合唱団 オーケストラ演奏会
 バッハ ロ短調ミサ曲

 2009年6月21日(日)午後2時 大阪厚生年金会館芸術ホール
 独唱 松田真由美 井場謙一 上辻静子 小玉晃
 千里バッハオーケストラ オルガン 田中景代 指揮 八木宣好

 115人もの人からなる混声合唱団で、その歌声はホールの中におごそかに響き渡った。オーケストラは、20人程だが、ブラスの音が安定していて、時に大きく響いた。ロ短調ミサ曲は、4部、27曲からなるが、合唱、二重唱、独唱が組み合わされて、それぞれ趣の異なる曲からなっている。詳しいことはわからないが、いろいろな形式の曲からなることで、長い曲なのに飽きさせないように構成されている。

 終わって外にでると、前の公園は大ホールでの小林幸子の公演を待つ人で一杯だった。この公園には、かっての新町九軒桜堤を示す記念碑があり、すぐそばには初代中村雁冶郎生誕の地の石碑がある。

 大阪厚生年金会館は、1968年4月に建てられたが、69年12月に大阪フィルの定期演奏会を聴きに行った。私にとって初めてのクラシックコンサートだったが、会場を間違えて遅刻した。大阪厚生年金会館は、来年3月までの営業となっており、それ以降どうなるかはわからない。2400人と1100人の定員をもつ2つのホールが使えなくなることは、大きな問題である。引き続き、ホールが使えるようになることを望みたい。


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by nori-126 | 2009-06-23 00:51 | クラシック音楽 | Comments(2)

オランダ・アーネム・フィルハーモニー管弦楽団

 3月21日(土)、オランダ・アーネム・フィルハーモニー管弦楽団の演奏会に行った。「シェエラザード」と「展覧会の絵」というポピュラーな曲だが、全曲を聴く機会はめったになく、一度に聴けるというので、チケットを購入した。
 オランダ・アーネム・フィルハーモニー管弦楽団は、2007年の初来日に次いで二度目の日本公演で、全国で10回の公演を行う。1階R列27番だった。

  オランダ・アーネム・フィルハーモニー管弦楽団
  ザ・シンフォニーホール
  指揮 小林研一郎
  ケース・オルタウス 地蔵(日蘭貿易400周年記念委嘱作品 日本初演)
  リムスキーコルサコフ 交響組曲「シェエラザード」
  ムソルグスキー/ラベル編 組曲「展覧会の絵」
 

 はじめに小林研一郎さんが、日本初演の地蔵という曲を解説し、会場にいた作曲者を紹介した。曲は、現代曲だが、調性が保たれており、違和感なく聴けた。

 「シェエラザード」は、コンサートマスターの女性による独奏ヴァイオリンの主題が心にしみる。荒々しい王の主題と共に変奏されて現れる。華やかな管楽器の音色がホール全体に響いてここちよかった。

 休憩のあと、「展覧会の絵」でも、鮮やかな演奏を楽しめた。最後にプロムナードのテーマが全員で演奏されるところでは身が震える思いがした。コンサートに来るといつも思うことだが、CDで聴くのでは得られない感動を味わうことができる。

 アンコールは、「ダニーボーイ」を弦楽器で演奏した。はじめはチェロを中心に少し低い音で、次にヴァイオリンで高い音であった。終わった時に、拍手がすぐになくて長い静寂の時があった。観客は若い人より年配の人が多いようだったが、マナーの良い聴衆であった。アンコールの2曲目は「ハンガリー舞曲5番」だった。 
by nori-126 | 2009-03-22 01:09 | クラシック音楽 | Comments(2)

noriさんのひまつぶ誌 2008 1)クラシック音楽

1)2008.2.17 千里バッハ合唱団第18回演奏会 いずみホール
 バッハ マタイ受難曲
 千里バッハオーケストラ 指揮:八木宣好
 ソリスト: 井場謙一 児玉晃 松田真由美 上辻静子 西垣俊朗 新川和孝
2)2008.2.24 オーケストラ千里山 「第九」兵庫県立芸術文化センター
 北野洋平 河崎聡指揮 オーケストラ千里山
 オーケストラ千里山特別合唱団
 独唱 牧野宏子 西村規子 小餅谷哲男 松岡剛宏   
3)2008.3.2. ブラームス・チクルス 第4回 ザ・シンフォニーホール
 金聖響指揮 オーケストラ・アンサンブル金沢 
 ハンガリー舞曲 第1番 第3番 第10番
 弦楽六重奏曲 第1番より 第2楽章
 弦楽五重奏曲 第2番(弦楽合奏版)
 交響曲 第4番 ホ短調
4)2008.5.28 読売日響名曲シリーズ(大阪)ザ・シンフォニーホール
 下野竜也指揮 読売日本交響楽団 ピアノ独奏 清水和音
 ドヴォルザーク 序曲「謝肉祭」
 グリーグ ピアノ協奏曲イ短調  
 ドヴォルザーク 交響曲第8番ト長調
5)2008.9.6 オペラ ガラ マラソン 堺市民会館大ホール
 堺シティオペラ第23回定期公演 
 船曳圭一郎 指揮 ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団
 司会 鮫島有美子 特別ゲスト 佐渡裕
 1.蝶々夫人 2.道化師 3.魔笛 4.佐渡裕と鮫島有美子のおもしろ談義
6)2008.11.24 第九in 芦屋 vol.Ⅶ ~ドイツの3Bを求めて~ 芦屋ルナ・ホール 
 芦屋フィルハーモニー管弦楽団 芦屋芸術村第九合唱団
 バッハ「G線上のアリア」
 ブラームス「交響曲第1番」
 ベートーベン「交響曲第9番」第4楽章
 独唱:小玉洋子 渡邊由美子 松本薫平 井上敬典
7)2008.12.7 一万人の第九 大阪城ホール
 佐渡裕指揮一万人の第九オーケストラ 一万人の第九合唱団
 「歌のある星へ」「恋する雪」「冬の星座」「約束の場所」 chemistry
 ベートーベン 交響曲第9番「合唱付」 
 独唱:田村麻子 坂本朱 吉田浩之 キュウ・ウォン・ハン 
 「蛍の光」
8)2008.12.10 ウラジミール・アシュケナージ指揮フィルハーモニア管弦楽団演奏会
 フェスティバルホール 
 ブラームス「大学祝典序曲」 
 メンデルスゾーン「ヴァイオリン協奏曲ホ短調」 Vn 諏訪内晶子
 ブラームス 「交響曲第1番ハ短調」
9)2008.12.30 第9シンフォニーの夕べ
 大植英次指揮大阪フィルハーモニー交響楽団 
 ベートーベン 交響曲第9番ニ短調 「合唱付」 
 独唱 スザンネ・ベルンハート(Sop) スザンネ・シェファー(Alt)
     トマス・クーリー(Ten) サイモン・カークブライド(Bar)
 大阪フィルハーモニー合唱団

 ダンス
 2008.7.13 「Riverdance-The Show」 フェスティバルホール 
by nori-126 | 2008-12-31 23:16 | クラシック音楽 | Comments(0)

フェスティバルホール最終公演 第9シンフォニーの夕べ

 12月30日(日)フェスティバルホールの最終公演に娘と一緒に行った。1958年に開場してから50年経って、その幕を閉じることになった。始まる前に壁面のイルミネーションの写真を撮った。観客の中には、記念写真を撮る人も見られた。

 第九を聞くのは、3年前にフェスティバルホールで聴いて以来で2回目だが、「一万人の第九」に参加してからは、はじめて客席でプロの演奏を聞くことになる。「一万人の第九」の知り合いである「まさぽん」さん夫妻にロビーでお会いした。席は1階KK列L10番であった。

 第9シンフォニーの夕べ
 2008年12月30日
 大植英次指揮大阪フィルハーモニー交響楽団
 
 ベートーベン 交響曲第9番ニ短調 「合唱付」 
 独唱 スザンネ・ベルンハート(Sop)
     スザンネ・シェファー(Alt)
     トマス・クーリー(Ten)
     サイモン・カークブライド(Bar)
 大阪フィルハーモニー合唱団


 フェスティバルホールの広い舞台に、3列で60人の男声陣、その前に左右に30人ずつの女声陣が並び、その間にソリストのためのスペースがある。

 第1楽章が始まって、しばらくはブラスの音が安定しないような印象を受けたが、すぐに安定した音が聞こえてきた。第3楽章の始まる前にソリストが入場した。第3楽章が終わるとそのまま第4楽章に入った。

 バリトンの独唱は、ゆったりとして声がよく通っていた。その割りに声を張り上げた感じを受けないのは、声量の豊かさの故だろうか?他のソリストも余裕のある声で素晴らしいハーモニーを聞けた。

 合唱は、声がよくそろった印象を受けた。その合唱とオーケストラの音が一体となって、全体を豊かに作り上げていることをはじめて知った。演奏は、全体にゆっくり目に感じたが、最後のところでは、疾風のごとく走りぬけて、オーケストラの演奏がそれを受けて華やかに終わった。

 会場からは拍手が鳴り止まず、ブラボーの声が盛んに聞こえた。大植さんがマイクを持って、フェスティバルホールへの想いを披露された。開場した時に大阪フィルの前身の関西交響楽団が、「威風堂々」を演奏したことを紹介して、アンコールの「威風堂々」を観客の手拍子で演奏した。さらに観客が立ち上がってフェスティバルホールに最後の別れを告げた。

 演奏が終わって皆が帰ろうとした時、突然「蛍の光」の合唱が聞こえてきた。合唱団の皆さんが客席の通路に並んで歌われた。観客はみなそれぞれの想いを胸に、フェスティバルホールに別れを告げた。

  南壁面のイルミネーション  ↓
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by nori-126 | 2008-12-31 01:04 | クラシック音楽 | Comments(2)

アシュケナージ指揮フィルハーモニア管弦楽団演奏会

 12月10日(水)、フェスティバルホールでのウラジミール・アシュケナージ指揮フィルハーモニア管弦楽団の演奏会に行った。娘と待ち合わせて、梅田のレストランで食事をした。娘と二人だけでレストランで食事をするのは、初めてかもしれない。

 フェスティバルホールの階段には、クリスマスの飾りつけがあったが、今月でこのフェスティバルホールが無くなるかと思うと、華やかな感じはしない。通路には50年の歴史を示す写真や年表が展示されていた。席は1階N列R22・23であった。

 ウラジミール・アシュケナージ指揮フィルハーモニア管弦楽団演奏会
 2008・12・10(水)7:00pm フェスティバルホール 大阪市
 ブラームス 「大学祝典序曲」 
 メンデルスゾーン 「ヴァイオリン協奏曲ホ短調」 
  Vn 諏訪内晶子
 ブラームス 「交響曲第1番ハ短調」


 大学祝典序曲は、フルメンバーでにぎやかに演奏された。ブラスの音が安定していて、楽しい音楽を楽しめた。アシュケナージが前かがみで指揮する様は、巨匠というより、親しみやすいおじさんという感じであった。

 メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲は、クラシックを聴き始めたころに聞いたことがあるが、あまり特徴のない曲という印象だった。アシュケナージがチェコフィルを指揮して諏訪内晶子が独奏したCDを持っている。しかし、生で聞くヴァイオリンの音は、全く違うものだった。様々な音色をもつ高低のある音が流れるように響いた。この曲がこんなに変化に富んだ曲だとはじめて知った。アンコールは、バッハの無伴奏ソナタであった。

 ブラームスの一番は、フルメンバーで演奏されたが、ストリングスの分厚い荘厳な響きが会場を圧倒した。第4楽章の後半では、ストリングスが大きなひとつの塊となって地響きのように舞台に満ちて今までに経験したことのない感覚に捕らわれた。そこに、ホルンが清楚に響く様は、音楽が導いてくれる至福の喜びをもたらしてくれた。アンコールは、ストリングスによる「楽興の時3番」であった。

 現在のフェスティバルホールでの最終公演は、30日の第九であるが、それを聞きにくることになっている。終わってからすぐ近くの渡辺橋駅から中ノ島線にはじめて乗った。駅は広くてきれいである。大江橋駅でおりて、OSAKA光のルネッサンスの市庁前のクリスマスツリーとイルミネーションをみた。 

 
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by nori-126 | 2008-12-12 22:45 | クラシック音楽 | Comments(2)

堺シティオペラ生誕30周年記念講演 オペラ ガラ マラソン

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 9月6日(土)、オペラのガラコンサートに行った。堺シティオペラ30周年を記念して、2日間で3回の異なる公演を行うもので、その第1回を鑑賞した。オペラを実際にみたことはないが、舞台に工夫がされており、十分にオペラの楽しさを満喫できた。席は1階O列42番だった。

 堺市民会館で、コンサートを聴くのははじめてであったが、定員1400人弱で舞台もある程度奥行きがある。ただ、後ろからエアコンの音が響いて興ざめである。プログラムと一緒に渡されたコンサートのビラは、他の市で行われるものばかりである。堺市で大きなコンサートがほとんど行われないのは、淋しい限りである。

 堺シティオペラ生誕30周年記念講演 堺シティオペラ第23回定期公演
 オペラ ガラ マラソン 
 2008年9月6日(土)17時  堺市民会館大ホール
 船曳圭一郎 指揮 ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団
 司会 鮫島有美子 特別ゲスト 佐渡裕


 オーケストラピットにオーケストラが入り、舞台に前方に少し傾けた板が置かれて、バックのスクリーンに背景と字幕が映写される。舞台装置がないことを除けば、オペラそのものである。

 1.蝶々夫人
 25名もの出演者が舞台に登場して、着物で登場する芸者達が提灯を掲げているのが風情があった。有名な「ある晴れた日に」では蝶々夫人(並河寿美)にけなげさと気品があり、高音に身震いを覚えた。

 2.道化師
 情熱的な恋人同士の愛の告白や挑発の二重奏が、オペラらしい華やかさをみせてくれた。

 3.魔笛
 はじめに、スポットライトを使って次々に出演者を紹介する形がおもしろい。おとぎ話のような楽しい雰囲気で、モーツアルトの音楽がぴったりである。夜の女王や3人の侍女の悪のすごみと、3人の少年の軽快な明るさといった対照的な役が舞台を彩る。狂言回し役のパパゲーノ(晴雅彦)が大阪弁を使った時に、観客から笑いがおこった。幕が降りてから、カーテンコールで出演者が揃ってあいさつをするのが、新鮮であった。

 4.佐渡裕と鮫島有美子のおもしろ談義
 始まる前に休憩時間に佐渡さんがロビーに現れると、サインをもらう人や一緒に写真を撮る人でにぎやかだった。
 
 
by nori-126 | 2008-09-07 02:02 | クラシック音楽 | Comments(0)

マーラー交響曲第1番「巨人」第3楽章

 1万人の第九の仲間であるまさぽんさんが、マーラー交響曲第1番「巨人」をコンサートで聴かれて、第3楽章の主題が童謡「黄金むし」の、メロディに似ているのではないかと、ブログに書かれていた。CDを借りてきて聴いて見ると、確かによく似ている。

 ところが、CDのライナーノートに、この第3楽章の主題は、フランスの童謡「フレール・ジャック」を短調に移したものと書かれていた。「フレール・ジャック」の原語歌詞は

       Frere Jacques,Frere Jacques,Dormez-vous ? Dormez-vous ?
       Sonnez les matines ! Sonnez les matines !      
       Ding,dong,ding ! Ding,dong,ding !
で、日本語直訳は、「ジャック兄さん ジャック兄さん まだ寝ているの? まだ寝ているの? 早く朝の鐘を 鳴らしてね ディンドンディン ディンドンディン」となるらしい。
 
 日本語では、勝承夫(かつよしお)さんの訳で、
       しずかなかねのね 町の空に ゆめのように たかく ひくく 
       ゴンゴンゴン ゴンゴンゴン 
というのがあるらしいが、あまり知られていないようである。ところが、斉藤二三子さんの訳による「グーチョキパーでなにつくろう」というのがよく知られており、これなら聴いたことがある。
      グーチョキパーで グーチョキパーで なにつくろう なにつくろう
      右手がチョキで 左手がグーで かたつむり かたつむり

 ところで、「夕陽の窓」というブログの記事によると、「黄金むし」のメロディーは、マーラー5番、ドヴォルザーク8番の最終楽章、シューベルト9番第2楽章でも聞こえてくるということである。いずれも空耳ではないかということである。

 ついでに童謡「黄金むし」について調べてみると、作詞野口雨情、作曲中山晋平で、つぎのような歌詞である。
      黄金虫は 金持ちだ 金蔵建てた 蔵建てた 飴屋で水飴 買って来た

 「何故黄金虫は金持ちなのか」ということについては諸説あるが、野口雨情の生まれ故郷である茨城県では、チャバネゴキブリのことを黄金虫といい、メスが産卵時に生む卵を包んだ鞘の形が「がま口」に似ているので、お金持ちであるといったという説が有力のようである。

 ちょっとした疑問からいろいろ調べてみると興味がつきない。そしてWebで簡単に調べることができる今の時代の便利さに改めて驚いてしまう。
by nori-126 | 2008-07-19 01:07 | クラシック音楽 | Comments(4)