感動を求めて、忙しすぎる「ひまつぶし」に追われている団塊世代の男の記録。
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「狩野山楽・山雪」 京都国立博物館

 4月17日(水)昼から京都へ行った。京阪七条駅を下りて、京都国立博物館まで歩いた。途中にあるココイチでカレーを食べて、お店の人と話をした。

 平日の午後で入場者は多くなくて、並ばずに入られたし、大きな屏風などはゆったりとみられた。小さい絵や絵巻では、人が並んでいたが、久しぶりに余裕を持ってみられたという感じがした。館内は作品保護のために照明が落としてある。会期が短いのもそのためかもしれない。

d0097373_14178.jpg 狩野山楽・山雪
 2013年3月30日~5月12日 
 京都国立博物館


 第1章 京狩野の祖、山楽
 狩野永徳からの狩野の流れは、江戸と京に分かれた。先日見た「ボストン美術館日本美術の至宝」では、狩野派の流れが解説されていた。

 大覚寺の「紅梅図襖」は、梅の花がふっくらと立体感がある。八重の桜のような感じである。

 第2章 山楽から山雪へ
 山楽と山雪が共同で描いたという「朝顔図襖」直線で描かれた竹垣の大胆な構図に、曲線の朝顔の蔓が這うというコントラストが印象的である。
 
 第3章 山雪の造詣実験Ⅰ~花鳥と走獣
 
 第4章 山雪、海外からの里帰り作品と関連作
 かって、表裏の妙心寺天祥院の襖絵だったミネアポリス美術館の「群仙図」とメトロポリタン美術館の「老梅図襖」が50年ぶりに表裏で展示されている。「老梅図襖」の梅の枝は、直線的に曲がっているのが目を引く。現実にあろうはずもないが、画家の感性で描かれたものである。

 「長恨歌図巻」は中国の玄宗皇帝と楊貴妃の物語の絵巻だが、精細きわめる描写で、鮮やかな色が残っている。

 第5章 山雪の造詣実験Ⅱー山水・名所・人物
 
 第6章 山雪と儒教・仏教
 
 第7章 山雪の造詣実験Ⅲー飾りと人の営み
 
 第8章 極みの山雪ワールド
 「蘭亭曲水図屏風」は14mを越える屏風絵で、曲水の宴の川の流れ、41人の描写、風景の雄大さにほれぼれとする。「雲汀水禽図屏風」は多くの鳥を描くが、飛ぶ鳥が群れではなく、連続写真の組み合わせのようにみえるのがおもしろい。「寒山拾得図」はこっけいな二人を描くが、写真でみたことがある。

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by nori-126 | 2013-04-18 07:03 | 美術展 | Comments(0)

ゴッホ展 空白のパリを追う 京都市美術館

d0097373_6433520.jpg 4月10日(水)リヒテンシュタイン展の開催されている京都市美術館で、同時にゴッホ展も開催されている。入場券を両方買うと(もしくは一方の半券を見せると)、100円割引になる。

ゴッホ展 空白のパリを追う
2013.4.2~5.19
京都市美術館


 ゴッホだけの作品を集めた美術展は珍しいと思うが、ポスターに使われているのが自画像なので、有名な絵は期待できないなと思ったらその通りだった。副題の「空白のパリを追う」からもわかるように、アルルに行く前に住んでいたパリで描かれた絵を、ファン・ゴッホ美術館所蔵品を中心に並べている。

 パネルにテーマが書かれていて解説がついている。どこの風景を描いたのかとか、どんな絵の具を使ったのかとか、どんなキャンパスを使ったのかということについて実際の絵と、写真を使って説明している。いろいろと勉強ができるという企画は、目玉となる有名な絵がほとんどない場合に使われる。

写実主義からモダニズムへ
 ゴッホの絵は、当初は暗いものが多かったという。弟のテオは、売れるためには明るい絵を描くようにとアドバイスしていた。最初に展示されている「農婦の頭部」という絵は本当に暗い。明るくなったとされる静物画でもまだ暗い。

 印象派の影響を受けた絵を描くことがあって、スーラの点描を思わせる絵があった。絵の具を薄く塗った絵は、よく知られたゴッホの絵とは全く違う。

クローズアップ「ファン・ゴッホ」
 自画像が並べて展示されているが、テーマは「弟テオを描かなかったのか」である。答えは、実は自画像とされた絵のひとつがテオの肖像画だということで、兄弟の耳の形などを比較して、そのことを実証している。

 デッサンを勉強するようにいわれて描いた石膏トルソなどが展示されている。お金がなかったので、変色しやすい安い絵の具を買っていたとか、同じキャンバスを再利用していたとかということが、当時の画材商の商品リストの写真などを展示して説明されている。

 出口をでたところにあるショップに並べてある「ひまわり」や「糸杉」の複製画を見て、多くの人が、有名な絵は全く来ていないということを実感することになる。でもゴッホのことを少し知ることができたという満足は得られるだろう。

 最近は音声ガイドを借りることはめったにないが、MBSアナウンサーの高井美紀さん、西靖さんがナレーションをしているというので、借りてみた。高井さんは、以前に「1万人の第九」の司会をしていた。西さんは、ヴァラエティでの話し方と違っていて、いかにもナレーションという感じだった。

 今回、二つの特別展が併催されているのは、ゴッホ展の地味さが理由と思われる。わざわざ京都まで行って、ゴッホ展だけを見たら、物足りなさに不満を覚えるだろう。


 
by nori-126 | 2013-04-14 09:51 | 美術展 | Comments(0)

リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝 京都市美術館

d0097373_2494063.jpg 4月10日(水)京都市立美術館にリヒテンシュタイン展を見に行った。ゴッホ展も同時に開催されている。地下鉄東山駅から白川に沿って歩くと、川端の桜はほぼ散ったあとだった。

 リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝
 2013年3月19日~6月9日
 京都市美術館


 ヨーロッパの小国リヒテンシュタインの元首である侯爵家が有する美術コレクションから約90点が公開されている。


 エントランス
 最初の部屋の三方の壁にマルカント・フランチェスキー二の4枚の絵が掛けられている。旧約聖書を題材とした宗教画が描かれている。部屋の中央にメディチ家のヴィーナスというブロンズ像がある。

 名画ギャラリー(ルネッサンス)
 ラファエロ・サンティ「男の肖像」きりっとした若い男の肖像画である。

 名画ギャラリー(イタリア・バロック)
 17世紀の宗教画が展示されている。

 バロック・サロン
 キャッチコピーに使われている「ようこそわが宮殿へ」の根拠となる会場である。大きな部屋を宮殿の1室に見たてて、壁には窮屈な程に絵が並べられている。絵の前と部屋の中央には、胸像、磁器などの工芸品が置いてある。全部で32点にもなる。

 絵には番号だけが目立たないようについていて、タイトルや作者を示すプレートはついていない。リストを見て、タイトルや画家名を確認するのは止めて(どうせ知っている作者名はないから)、雰囲気を楽しむのがいい。貴石象嵌のチェストは、模様のついた様々な色の石を使って、絵を描いている。本当に手の込んだ作品である。

 名画ギャラリー(17世紀フランドル)
 ヤン・フリューゲルやヴァン・ダイクの肖像画、 ブ-クホルストの「アフリカの寓意」は黒人の少女の眼が印象的

 名画ギャラリー(17世紀オランダ)
 レンブラントの「キュービッドとしゃぼん玉」は可愛らしい。

 名画ギャラリー(18世紀ー新古典主義の芽生え)
 カナレット「ヴェネツィアのサンマルコ広場」

 名画ギャラリー(ビーダーマイヤー)

 リヒテンシュタイン侯爵家
 侯爵家ゆかりの離宮などの版画

 名画ギャラリー(ルーベンス)
 ペーテル・パウル・ルーベンスの作品が8点(内、下絵2点)展示されている。大きい宗教画は迫力がある。「クララ・セレーナ・ルーベンスの肖像」はルーベンスの娘の微笑みかける表情を描いている。クララが12歳で亡くなったことを知ると余計に愛おしい。

 ルーベンス、ラファエロ、レンブラントといった名の知れた画家の作品が見られて、貴族の宮殿の雰囲気を味わうことができる。こういう美術展も企画として魅力的である。 

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by nori-126 | 2013-04-12 02:31 | 美術展 | Comments(0)

ボストン美術館 日本美術の至宝 大阪市立美術館

 4月9日(火)昼から大阪市立美術館に行った。ボストン美術館が所蔵する日本美術コレクションが展示されている。
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 ボストン美術館日本美術の至宝
 2013年4月2日(火)~6月16日(日)
 大阪市立美術館


 プロローグ
 ボストン美術館における日本美術の収集に貢献したフェノロサ・ビゲロー・岡倉天心が紹介されている。

 第1章
 仏像画や仏像が展示されており、東大寺法華堂にあったという曼荼羅図などが展示されているが、保存状態がいいように思われた。快慶作の弥勒菩薩立像は、全身に金箔が残っており、華やかな仏像の原型をみることができる。

 第2章
 吉備大臣入唐絵巻と平冶物語絵巻の所蔵する全巻が展示されている。前者は3年前に奈良国立博物館での大遣唐使展で見たことがある。平冶物語絵巻は、極めて細かい描写がされている。

 第3章
 中世の水墨画と初期の狩野派が並べられている。狩野雅楽助と伝える花鳥図に、オシドリ、カワセミ、シジュウカラ、ジョウビタキの雄などをみつけた。こういう鳥は昔からいるものなのだが、室町時代の人も同じ鳥をみていたのかと思うと感慨深い。

 第4章
 長谷川等伯の竜虎図屏風は左右に竜虎が睨みあい、迫力がある。尾形光琳の松島図屏風は、俵屋宗達の絵を元にしたものだが、モダンなデザイン画のようである。前にも見たことがあるかも知れない。

 第5章
 奇才と言われる曽我蕭白の絵を11点展示している。中でもポスターに使われている雲龍図は迫力満点である。本来の襖絵としての修復を終えての初公開ということである。

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by nori-126 | 2013-04-11 03:06 | 美術展 | Comments(0)

第44回日展 大阪市立美術館

 2月28日(木)昼から、大阪市立美術館に日展を見に行った。第22回全日本アートサロン絵画大賞展というアマチュア画家の展覧会が、大阪市立美術館の地下展覧会室であり、知り合いの方が佳作に選ばれたということで見に行った。見終わってから、本館で日展をしているのを見て入ってみた。

 日展を見るのは初めてだが、そのスケールに圧倒された。洋画、日本画の部では、2m四方の絵がずらりと並んでいた。審査員の作品などで、質の高さは素人の私でも理解できる。

 工芸の部で、日展会員賞に選ばれた白い大きな器が永澤永信の作品だった。私の故郷の出石焼の作家で、当代の祖父は、日展の審査員まで勤めた名高い作家だった。その娘さんが小学校の時の同級生で、工場をみせてもらったことがある。

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by nori-126 | 2013-03-01 01:41 | 美術展 | Comments(0)

noriさんのひまつぶ誌 2012 6.美術展

1)2012.1.7 生誕100年 伊藤清永展 兵庫県立美術館
2)2012.2.10 京都 清水寺 成就院奉納襖絵 風の画家 中島 潔が描く「生命の無常と輝き展」 
           大阪高島屋7階グランドホール 
3)2012.3.11 ホノルル美術館所蔵 北斎展 葛飾北斎生誕250周年記念 京都文化博物館
4)2012.4.30 国立マイセン磁器美術館所蔵 マイセン磁器の300年 大阪市立東洋陶磁美術館
5)2012.6.20 光と影のファンタジー 藤城清治 影絵展 米寿記念特別展 奈良県立美術館
6)2012.7.1 開館10周年記念 カミ-ユ・ピサロと印象派展 永遠の近代 兵庫県立美術館
7)2012.9.2 ベルリン国立美術館展 学べるヨーロッパ美術の400年 国立西洋美術館
8)2012.9.2 ドビュッシー、音楽と美術 印象派と象徴派のあいだで ブリヂストン美術館
9)2012.10.10  マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドルの絵画の至宝 神戸市立博物館
10)2012.10.14東京都美術館リニューアル記念 メトロポリタン美術館展 大地、海、空-4000年の美への旅 東京都美術館
11)2012.10.17 バーナード・リーチ展 大阪高島屋
12)2012.10.24 エル・グレコ展 国立国際美術館 
13)2012.11.7 北斎 -風景・美人・奇想- 大阪市立美術館
by nori-126 | 2012-12-31 23:06 | 美術展 | Comments(2)

北斎展 大阪市立美術館

 11月7日(水)大阪市立美術館の北斎展を見に行った。北斎展は、今年の3月に京都文化博物館でホノルル美術館所蔵の作品を見たが、版画は同じ作品が何点もあるので、何度でもみる機会があるのはうれしい。

 北斎 -風景・美人・奇想-
 2012.10.30 - 12・9
 大阪市立美術館

 入場した時に、平日先着1000人に配布されるカードをもらった。「諸国名橋奇覧 足利行道山くものかけはし」の図版が名刺大に印刷されている。

 第1章 風景
 ①浮絵 遠近法を駆使した絵で、仮名手本忠臣蔵の場面を描いたものが展示されている。
 ②洋風風景版画 銅版という名で、木版ながら銅版の感じをだした近江八景が並べられている。
 ③狂歌絵本と「潮干狩図」 重要文化財の潮干狩図が展示されていて、細かい描写に驚く。
 ④東海道五十三次
 ⑤富嶽三十六景と富嶽百景 
  有名な「凱風快晴(赤い富士)」「山下白雨(稲妻の走る富士)」「神奈川沖浪裏(大波に揺れる舟)」の3枚が並べられている。展示替えがあるが、この3点は2か所から出品されて会期中ずっと見られる。他の絵は前期後期で入れ替えだが、構図の巧みさに驚かされる。
 ⑥諸国の名所 瀧廻りや名橋奇覧が展示されている。
 ⑦詩歌に詠まれた情景 「百人一首乳母か絵とき」
 ⑧肉筆画

 第2章 美人
 美人画を北斎の年代別に展示している。

 第3章 奇想
 怪奇ものの「百物語」や読本の挿絵が展示されている。

 特集として大阪と北斎との関わりを展示している。北斎が大阪に来た証拠はないようだが、影響を受けた弟子の画家の絵が展示されている。

 代表作の版画だけでなく、肉筆や関連資料が展示されていて、興味深い。細かい資料を見るのは疲れるので、かなり飛ばしてしまったが。

 美術館を出て、天王寺駅の方の出口に向かうと、目の前にあべのハルカスの姿が見える。見上げるとさすがに大きい。

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  あべのハルカス  ↓
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by nori-126 | 2012-11-08 23:41 | 美術展 | Comments(0)

エルグレコ展 大阪国際美術館

d0097373_2314236.jpg 10月24日(水)昼からエル・グレコ展を見に行った。よく知っている名前で、特徴ある宗教画が思い浮かぶ。今までに美術展で見たことがあるかも知れないが、まとまったものを見たことはない。今回、世界中から50点以上が来日するというので、ぜひ見てみたいと会期早期に行くことにした。

 エル・グレコ展
 2012・10・16~12・24
 国立国際美術館 大阪中之島 


 エル・グレコ(1541-1614)はギリシャ生まれで、エル・グレコとは「ギリシア人」という意味の愛称である。クレタ島に生まれて、ローマやベニスで修業して、スペインのトレドに住み、宗教画や肖像画を残した。

 第1章-1 肖像画家エル・グレコ
 自画像等が展示されている。「燃え木で蝋燭を灯す少年」は少年の顔が蝋燭の明かりで明るく照らし出されている。「白てんの毛皮をまとう貴婦人」は整った女性の顔がエル・グレコの他の絵と全く違う。 「ディエゴ・デ・コバル-ビアスの肖像」は、他の画家の絵を見て描いたもので、元の絵も並べて展示されている。顔の描き方だけが全く違うのが妙な感じである。

 第1章-2 肖像画としての聖人像
 連作である聖人の肖像画が並べられている。服の赤と黄色のコントラストに特徴がある。

 第1章-3 見えるものと見えないもの
 聖家族の肖像が展示されている。

 第2章 クレタからイタリア、そしてスペインへ
 イタリア時代の絵は、精密な描写で細かいところまではっきりと描かれている。スペイン時代の絵は、よく見ると細かく描かれていないのに、全体としてまとまっている。

 第3章 トレドでの宗教画:説話と祈り
 「十字架のキリスト」等のキリストを描いたものが4点展示されている。

 第4章 近代芸術家エル・グレコの祭壇画:画家、建築家として
 教会等に飾られる祭壇画が展示されている。最後の部屋にポスターに採用されている高さ3.5mの「無原罪のお宿り」が展示されている。顔が小さく体が不釣り合いに伸ばされた形になっているが、これは下から見上げた時にバランスよく見えるように考えられているとのことである。エル・グレコの描いた絵は、設置された場所に残っているものはないという。美術館にあるから、こうして見ることができるということでもあるが。

 50点程度と多くはないが、大きな絵が多く十分な量である。閉館間際までいると、ほとんど見る人がいなくなりゆっくりと見ることができた。平日の閉館1時間半前くらいに入館して、ひと通り見たあとにもう一度、人の少ない時に見なおしてみるというのが一番いい。 

 見終わって外にでると、辺りは暗くなりかけていた。夕日に逆光で美術館を見ると幻想的である。橋から眺める大阪の風景もめったに見ないので美しかった。

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by nori-126 | 2012-10-25 02:43 | 美術展 | Comments(0)

バーナード・リーチ展 大阪高島屋

 10月17日(水)昼から難波の高島屋で開催中のバーナード・リーチ展を見に行った。会場のある7階に行くと催し場で、今日から大北海道展をしていた。デパートで人気の北海道物産展を60年前(昭和27年)に初めて開催したのが高島屋大阪店だった。

 北海道展の人の波をかき分けて会場にたどり着き、朝日友の会会員証で無料で入場できた。バーナード・リーチと名前はよく聞くが、どのような業績がある人なのかは全く知らなかった。

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 バーナード・リーチ(1887-1979)は幼児期を日本で過ごしたが、22歳の時に再来日して、陶芸家の道を志した。32歳で英国に帰国して、セント・アイブスに窯を築いた。その後も何度も来日して、益子、出雲、小鹿田などで作陶した。柳宗悦、濱田庄司らの民藝運動とも関わりがあった。

 会場には約100点の陶芸作品が展示されていた。英国の窯でのガレナ釉を使った大きな皿や、益子や出雲の窯で焼いた作品など、様々な技法が使われている。芸術作品というよりも実用品をめざすという民藝運動に通じるものがある。素描や版画も展示されており、素朴ではあるが雰囲気のあるスケッチが魅力的であった。

 会場をでたところに、「民藝展」が開催されており、高島屋が民藝運動に関わってきた歴史がわかる。1934年に日本橋髙島屋で展示した「リーチ考案による書斎」が再現されていた。

 帰りに大北海道展で売られていたカニ・イクラ・ウニの弁当を買って帰った。
by nori-126 | 2012-10-19 01:15 | 美術展 | Comments(0)

メトロポリタン美術館展 東京都美術館

d0097373_2532925.jpg 10月14日(日)東京で会議があったので、会議が終わってから上野の東京都美術館に行った。

 朝、会議に行く前に東京駅の丸の内側にでると、再建された東京駅を一目見ようと多くの人が集まっていた。東京駅は辰野金吾の設計で、設計した奈良ホテルや京都文化博物館別館は見たことがある。大阪中央公会堂は、実施設計をしている。東京駅は横に広い大きな建物である。入ったところが大きなドームになっていて美しい。

 上野公園では、グリーンフェスティバルが開催されており、赤くなったホウキグサを多く並べて、それを大きな反射板で映して見られるようなディスプレイになっていた。

 東京都美術館リニューアル記念
 メトロポリタン美術館展 大地、海、空-4000年の美への旅
 2012年10月6日(土)-2013年1月4日(金)
 上野公園 東京都美術館


 メトロポリタン美術館の12部門から出品があり、絵画54点、彫刻・工芸66点、写真13点で133点が展示されている。彫刻の中にはメソポタミアやエジプトの紀元前2000年というものもあり、副題の4000年というのも嘘ではない。「リラのための牛頭の装飾」は目の前に4000年以上前に造られたものがあると思うと感慨深いものがある。

 絵画では、レンブラントの「フローラ」(崇高な感じの女性)ドラクロワの「嵐の中で眠るキリスト」ゴーガンの「水浴するタヒチの女たち」ルノワールの「浜辺の人物」が印象に残った。

 ジュール・ブルトンの「草取りをする人々」はミレーの落ち穂拾いと感じが似ているが、宗教的な祈りが感じられる。横にミレーの「麦穂の山:秋」があり、アンバランスとも思える麦穂の山の巨大さが目に飛び込んでくる。ゴッホの「糸杉」は今回の一押しの作品であり、糸杉が怪物のように躍動的で、今にも動きだしそうな迫力がある。

 アンリ・ルソーの「ビエーブル川の堤」は幻想的な描き方はルソーだが、題材は熱帯でなく、都会なのが珍しい。ターナーの「ヴェネツィア・・・」はターナーの絵としては輪郭がはっきり描かれている。モネ「マヌボルト」は海の奇岩を描いて素晴らしい。

 聞いたことのある作家の名前は、プッサン、ブリューゲル、ブーシェ、フェーレンダール、ガレ、ルドン、コンスタンブル、クールベ、ライスダール、セザンヌ、ブラマンク、ホーマーと多い。ただ、絵画が少ないのが物足りない。4000年の美術史を俯瞰できるわけではないが、メトロポリタン美術館の所蔵品の多さ、豊富さを想像することはできる。

 ニューヨークのセントラルパークにあるメトロポリタン美術館には、1980年9月21日に訪れたことがある。それまで欧米の有名な美術館に行ったことがなかったので、写真でみたことのある有名な絵が並んでいるのに驚いた。特別展でなくて、通常の展示で名画がみられるのが夢のようだった。

[追記] 10月20日(土)TV大阪「美の巨人」はゴッホの糸杉を取り上げた。来日した絵はゴッホが7枚描いた糸杉の絵の最初のものである。この絵は他の6枚と大きな違いがある。他の絵が人を描いたり、病院の中での風景なのに、この絵には全く人間の存在が感じられない。

 東京駅 ↓
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 東京駅ドーム  ↓
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 上野公園 ホウキ草のディスプレイ ↓
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by nori-126 | 2012-10-15 01:16 | 美術展 | Comments(2)