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西大寺 愛染明王坐像 奈良市西大寺芝町
5月22日(土)午後から、奈良西大寺を訪れた。平城遷都1300年祭でにぎわう奈良では、秘仏特別開帳が行われている。西大寺の愛染明王坐像が特別開帳されているというので、これを機会に初めて訪ねてみた。
西大寺は、称徳天皇が藤原仲麻呂の反乱の鎮圧を目的に発願して、780年頃に造営された。東大寺に対する寺として南都七大寺のひとつで、当初は48ヘクタールの広大な土地に100を超える伽藍があったという。本堂の前には、東塔の跡である巨大な基壇が残っている。 衰退した西大寺を鎌倉時代半ばに復興したのが、叡尊である。現在の西大寺の仏像や寺宝は叡尊にゆかりのものが多い。 近鉄西大寺駅から、南に歩いてすぐのところに北門がある。中に入ると、本堂や愛染堂までの間にいくつかの伽藍がある。 愛染堂の中に入ると、中央に愛染明王像が安置されている。叡尊の念侍仏として造られたものである。32cmの小さな像だが、保存がよく、赤い色が残っている。怒りの表情が表されている。私たちの心を見透かされているのではという恐れが、祈りの気持ちにつながるのかもしれない。 北の部屋は客殿となっており、いつもは閉鎖されているが、中に入って古い襖絵をみることができた。南の部屋には大きな茶碗が展示されている。この茶碗を使ってお茶をふるまう大茶盛式がよく知られている。これは、叡尊が献茶の余りを施されたことに由来するという。 本堂に入ると、金色の灯篭が何段にも壁にずらりと並べられており、独特の雰囲気がある。本尊は釈迦如来像で、横に象の上に乗った文殊菩薩像、反対側に丈六の大きい弥勒菩薩坐像がある。釈迦如来蔵は叡尊の発願により造られた。 聚宝館には、寺宝が多く納められている。多くの仏像が並んでいる。国宝の金銅宝塔と中に納められている金剛宝珠形舎利塔が見事である。他にも国宝を6点所蔵しているとのことである 百万塔という木で作った小さい塔が展示されていた。称徳天皇が中にお経を納めて、10大寺に十万基ずつ奉納したといわれている。お経は世界最古の印刷物と言われている。百万塔は、ろくろで作った木製で三層からなる。百万塔のことは、最近のNHK教育テレビの奈良特集で知ったのだが、受付の女性と百万塔のことを話した。法隆寺には4万基が残っているという。 聚宝館に入る道の側に、こじんまりとした樹木があり、白い花が咲いていた。後で調べてみるとヒョウタンボクという木と思われた。 愛染堂 ↓ 本堂 ↓
by nori-126
| 2010-05-23 00:09
| 歴史散歩 奈良
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