感動を求めて、忙しすぎる「ひまつぶし」に追われている団塊世代の男の記録。
by nori-126
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秀山祭九月歌舞伎 新橋演舞場 夜の部 後半

秀山祭九月歌舞伎の後半である

三、鐘ヶ岬            
 娘道成寺を上方唄にして踊ったものという。歌詞は娘道成寺とほぼ同じらしいが、舞台上には鐘もなく、踊りだけで清姫(芝翫)の想いを表現するという。見ていてどういう想いかというのがわからないので、芝翫のゆったりとした踊りをみていた。足の運びがやや心もとないのは、お年を考えれば仕方がない。幡随長兵衛の女房のような動きの少ない役では、老練な味を出していたが、今回はそういう役がないので、踊りでということになったのであろう。

うかれ坊主     
 浮かれ坊主とは、滑稽な芸を見せながら物乞いをする坊主のことで、様々な人物を踊り分ける舞踊である。といってもどのような人物を踊っているのか、わからない。時に滑稽な仕草がでてきて笑いをさそう。桶をかぶって虚無僧のまねというのがあった。富十郎が、粗末な着物ででてきて、誰だろうと思わせる。以前は、動きの悪いような印象もあったが、しっかりとした動きでほっとした。

四、双蝶々曲輪日記 引窓  
 よく上演される演目で、見るのは4回目になる。与平衛役は、梅玉、三津五郎、そして7月の松竹座で仁左衛門でみたばかりである。いろいろと見どころのある演目であるが、この幕だけでは筋がわかりにくい。7月の松竹座のように前の幕まで上演することは、めったにない。一度見ておくと筋がわかりやすい。

 何回もみているので、与兵衛、女房お早、濡髪長五郎、母お幸の役が役者によってどう違うかをみるのも楽しみである。

 相撲取りの長五郎を松緑が演じるというので、興味があったが、無理に大きくみせないという演出だった。引窓をみたことのある人には違和感があったかもしれない。声はよくでていて、相撲取りらしい貫禄があった。

 染五郎は花道を出て来た時は、仁左衛門に似ていると思った。7月の松竹座での演出を見ていたのかもしれない。仕官が叶った喜びを抑え気味に表現して、実直な感じがでていてよかった。7月の仁左衛門の時は、喜びを無理に抑えようとしている感じが、少しわざとらしく感じられた。

 孝太郎の女房は、松竹座でも同じ役だったが、落ち着きがあったし、少し滑稽な感じもよくでていた。母お早の東蔵は、前にも見たことがあるが、息子への想いをうまく表していた。

 9時過ぎに終わったが、開幕が遅かったので、新幹線の最終は間に合わないだろうと夜行バスの予約を取っていて、結果的にゆっくりと最後までみられた。予定より10分ほど遅く終わったので、途中で退席する人がいた。JRバスのプレミアムドリーム号の1階の4席しかない席が取れたので、ゆったりできた。
by nori-126 | 2010-09-08 02:18 | 歌舞伎 | Comments(0)
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