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九月大歌舞伎 義経千本桜 昼の部 前半 京都南座
9月23日(木・祝)京都南座の昼の部を観に行った。市川海老蔵が中心となって、義経千本桜の通し狂言を上演している。今年6月に行われた訪欧歌舞伎の凱旋公演と歌われているが、海老蔵が中心となる「忠信」「中納言知盛」「いがみの権太」の三役を勤めている。
今月は、大阪で新歌舞伎座の杮落公演と合わせて、関西2か所で歌舞伎公演が行われているが、観劇の予定はなかった。最近になって、南座に行ってみたいと思ったが、チケットは売り切れになっていた。1週間ほど前に、キャンセルと思われるチケットが出たので買った。席は14列23番だった。 南座の正面には、顔見世の時の「まねき」がない。顔見世以外に南座にくることはめったにないので、みなれない光景である。入ったロビーのところで海老蔵夫人麻央さんが、水色の着物でお客さんにあいさつされていた。歌舞伎俳優夫人見習いという感じである。 一.鳥居前 鳥居前をみるのは、2回目である。落ち延びる義経(翫雀)が静御前(壱太郎)に都に帰るようにいうが、静が聞かないために、初音の鼓を与えて、立木に縛って立ち去る。追手の早見藤太(市蔵)が、鼓と静を奪おうとするのを、佐藤忠信(海老蔵)が現れて、藤太らをやっつける。 浅葱幕が落とされると、伏見稲荷の鳥居が上手にあり、梅の花が咲いている。翫雀の義経は品があるが、少し健康過ぎる印象で、時に悲しみの表情をみせるが、落ち延びる武者の悲哀は感じにくい。壱太郎の静は、若くて美しい姫のようである。静としては、清純すぎる感があるが、これからますます楽しみである。 弁慶(権十郎)も忠信も、荒事の仰々しい扮装である。権十郎は、やさしい顔つきなのに、扮装で豪快な感じになっていた。これが歌舞伎の醍醐味でもある。声がよく通って弁慶の強さが感じられた。 上げ幕の向こうから海老蔵の特徴のある声が聞こえてきて、豪快に花道を入ってくる。七三で、にらみをするのは、海老蔵だからのサービスだろうか。舞台上で立ち回りがあるが、立ち回りの合間の踊りのような動きがなめらかだった。引っ込みでは狐の手をして、花四天の2人とからみがある。 この場での藤太は狂言回しのおもしろい役である。市蔵は会場を沸かせていたが、前にみた松之助に比べると、まだ狂言回しに徹し切れていない感があった。
by nori-126
| 2010-09-24 23:06
| 歌舞伎
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