感動を求めて、忙しすぎる「ひまつぶし」に追われている団塊世代の男の記録。
by nori-126
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通し狂言 仮名手本忠臣蔵 夜の部 歌舞伎座 

 2月18日(日)に東京で会議に出席したので、終わってから歌舞伎座の2月大歌舞伎の夜の部を観た。今月は通し狂言で、昼の部は大序、三段目、四段目、道行で、夜の部は五段目、六段目、七段目、十一段目である。席は一階13列14番でやや花道よりで、いい席だった。
 
 「五段目 山崎街道鉄砲渡しの場」 「同 二つ玉の場」 夜の街道というシンプルな暗い舞台で、初役という梅玉の定九郎が悪人ぶりをうまく演じていた。
 
 [六段目 与市兵衛内勘平腹切の場」  回り舞台で与市兵衛の家になる。廓のおかみお才(時蔵)と狂言回しの源六(東蔵)がいい味をだしていた。ここではお軽(玉三郎)はそれほど目立つ役どころではない。勘平役の菊五郎は難しい役だが、心理状態をうまく表現していた。
 
 「七段目 祇園一力茶屋の場」 遊女おかる(玉三郎)と兄の寺岡平右衛門(仁左衛門)のかけあいが見所で、玉三郎の所作にひきつけられる。妖艶さや可愛らしさという面をうまくみせてくれる。由良之助役の吉右衛門は貫禄十分である。
 
 「十一段目 高家表門討入りの場」「奥庭泉水の場」「炭部屋本懐の場」 浪士がずらっと並んだ場面は壮観である。41人だが、これだけの人数が並ぶのは、広い歌舞伎座だからで、南座や松竹座では30人くらいが限度か。殺陣が、リアルなのに驚いた。いわゆる歌舞伎伝統の殺陣とは違う。迫力十分であった。雪にみたてた紙ふぶきが少しずつ舞っているのが雰囲気をだしていた。
 
 仮名手本忠臣蔵は、去年の松竹座で、玉三郎、仁左衛門のお軽勘平で、道行、五六段目を観たので、今回の七段目と合わせて、二人のコンビによるシリーズの完結である。また、今回上演されなかった九段目「山科閑居の場」は今年の一月の大阪松竹座で観た。
 
 終わってから、ライトアップされた歌舞伎座の外観を楽しんだ。
 歌舞伎座は建て替えが予定されている。それも意識した通し狂言なのかも知れない。
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by nori-126 | 2007-02-21 00:46 | 歌舞伎 | Comments(3)
Commented at 2007-02-22 12:52 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 愛染かつら at 2007-03-10 02:09 x
こちらでは初めまして~。
十一段目の殺陣は迫力ありましたよねぇー。
あの殺陣は昭和に入ってからの型なのだそうで、それ故にあまり古臭くないものになっていましたね~。

Commented by nori-126 at 2007-03-10 21:06
愛染かつらさん ようこそ
私は、まだ初心者なので歌舞伎の内容を詳しく述べるだけの技量がありませんが、ブログをみせていただいていい勉強になりました。これからもよろしくお願いします。
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