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六月大歌舞伎 夜の部 歌舞伎座 その1
6月17日(日)千葉に出張にいった帰りに、歌舞伎座の夜の部を観に行った。
席は1階17列19番で後ろのほうだが、舞台全体が見渡せるので悪くはない。 一. 真山青果作 元禄忠臣蔵 御浜御殿綱豊卿 幕が開くと、腰元たちの綱引きという思いがけない光景である。明るい衣装で一人一人色が異なるので本当にあでやかだった。中央で仕切る役が片岡千壽郎で、その他大勢の役だが、4月の松竹座の「夏祭浪花鑑」では傾城琴浦を演じて素晴らしかったことを思い出す。若手の俳優の活躍の場が増えることを期待したい。 酔ってでてくる徳川綱豊卿役の仁左衛門については何もいうことはない。2月の歌舞伎座での仮名手本忠臣蔵七段目の「気のいい」役でも、今回の貫禄ある次期将軍の役でも、違和感なくこなしてしまう器量には、今が盛りの役者の円熟の技を眼の当たりにできる幸せを感じずにはいられない。最初に登場する時の少し濃い目の黄緑色の衣装、その後の紫色の着物がぴったりである。 対照的に、富森助右衛門役の染五郎は、素朴な田舎の若侍という役で、綱豊との掛け合いは、堂々としたものだった。綱豊が、赤穂浪士である助右衛門の仇討ちの真意を探ろうとし、助右衛門が悟られまいとする掛け合いである。一度聞いただけでは、長い台詞を十分理解できず、繰り返し聞くともっと楽しめることであろう。舞台は綱豊の屋敷だが、徐々に日が暮れていき最後は夜になるというのが風情があった。 お喜世役の芝雀は、町娘らしい素朴さがでていてよかった。江島役の秀太郎は、抱擁力のある心優しさがみごとに表現されていた。 最後に、能装束で登場する仁左衛門と染五郎の立ち回りは、新歌舞伎だけあってリアルであり、迫力がある。ただ、仁左衛門が能舞台に進むべく歩きはじめたところで、すぐに幕が下りてしまったのが心残りだった。
by nori-126
| 2007-06-21 23:35
| 歌舞伎
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Comments(2)
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