感動を求めて、忙しすぎる「ひまつぶし」に追われている団塊世代の男の記録。
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カテゴリ:オペラ・バレエ( 108 )

関西二期会 「フィガロの結婚」 兵庫芸術文化センター

 10月27日(日)、オペラを見に行った。誰か行く人があればと2枚チケットを取った。妻に声をかけたら、行くというので、数日前の結婚記念日のお祝いに、オペラを見て、ディナーを一緒にすることにした。

 妻にとっては初めてのオペラ鑑賞になる。私がオペラの舞台を初めてみたのが、5年前のいずみホールでの「フィガロの結婚」だった。その時のフィガロ役の西尾先生が、今日もフィガロを演じられるのは、奇遇である。席はL22と、中央通路から2列目のほぼ中央といういい席が取れた。

 第九の知り合いのYMDさん、ESKさん、YYTNさん夫妻、KWSTさん、NGTMさんにあった。同じ合唱団のARKWさん、IKDさんにも挨拶した。

関西二期会 第91回オペラ公演 フィガロの結婚
2019・10・27(日)午後2時開演
兵庫芸術文化センター 大ホール

演出 太田麻衣子
指揮 グイード・マリア・グイーダ
合唱 関西二期会合唱団
管弦楽 関西フィルハーモニー管弦楽団

アルマヴィーヴァ伯爵 萩原 寛明   伯爵夫人      木澤 佐江子
フィガロ       西尾 武史   スザンナ      高嶋 優羽
ケルビーノ      近藤 麻帆   マルチェリーナ   安井 裕子
ドン・バジリオ    角地 正直   ドン・クルツィオ  神田 裕史
ドンバルトロ     中野 嘉章   アントニオ     坂上 洋一
バルバリーナ     山口  慧
 
 舞台が南国という設定で、幕が開くと、背景にはヤシの木が見えて、中央の家は、コテージのようにみえる。廻り舞台を使って、フィガロの部屋、伯爵の部屋、夫人の部屋と場面を変える。部屋への出入りが、ドアでなく、はしごをかけるという形なのが面白い。

 古典的な服装で登場したフィガロやスザンナは、暑い暑いとハンカチで汗をぬぐっている。ところが、途中でアロハに着替える。しかし、貴族は正装のままである。古いしきたりにしがみつかざるを得ないという趣旨だろう。その伯爵が最後にアロハに着替えるように言われても渋るが、カーテンコールでは着替えていた。

 西尾先生、萩原先生、角地先生は、個人的に親しく話をさせていただいたことがあるが、さすがに舞台ではキャラクターになりきっておられる。

 

by nori-126 | 2019-10-27 21:25 | オペラ・バレエ | Comments(0)

英国ロイヤルオペラ 「オテロ」 神奈川県民ホール

 9月16日(月・祝)、上野の「三国志展」を見たあと、横浜の神奈川県民会館ホールで「オテロ」を見た。オテロは、びわこホールで日本人キャストで見たことがある。会場近くの蕎麦屋で昼食を取った。ホールは1年前の「マノン・レスコー」に続いて2回目である。席は、9列19番で、実質前から4列目のいい席だった。

英国ロイヤル・オペラ 2019日本公演
ヴェルディ「オテロ」
指揮 アントニオ・パッパーノ
演出 キース・ウォーナー

オテロ   グレゴリー・クンデ
デズデモナ フラチュヒ・バセンツ
カッシオ  フレデリック・アンタウン
ヤーゴ   ジェラルド・フィンリー
ロイヤルオペラ合唱団 ロイヤルオペラハウス管弦楽団

 冒頭の嵐のシーンから、オーケストラの迫力ある響きと合唱団の声に圧倒された。グレゴリー・クンデは、昨年のローマ歌劇場の「マノン・レスコー」で、デ・デグリューを演じたのを観た。

 舞台はシンプルな感じの白と黒を基調としたもので、登場人物にスポットライトを当てる形である。見たことがあると思ったら、2年前の英国ロイヤルオペラハウスシネマで見た、ヨナス・カウフマンがオテロを演じたのと、同じプロダクションである。人物の心理描写に重点を置いた演出と思われる。

 ローマからの特使の到着の時に、舞台上手から大きな獅子の像が現れた。中央に少し留まって、すぐに下手に引っ込んだのは、これだけのものを日本まで運んだのに、贅沢な使い方である。

 グレゴリー・クンデ、フラチュヒ・バセンツの素晴らしい声と、嫉妬で疑惑を深めるオテロと、運命の悲しさを嘆くデズデモナの演技を堪能した。シネマで見たといっても、目の前で生で聴く声は至上の喜びをもたらしてくれる。

 主役や脇役の演技のうまさが、なぜ、この程度の企みに騙されてしまうのかという、観客の疑問を挟む余地を少なくするのである。

 日本大通駅から、電車に乗って一つだけ空いている席に座った。隣に座っているのが高校の同級生のNSMR君に似ている。スマホに夢中でこちらを見なかったが、やっと確認できた。同じオペラを見たのだが、会場では会えなかったのに、こんな形で会えるとは、不思議である。

by nori-126 | 2019-09-17 01:08 | オペラ・バレエ | Comments(0)

英国ロイヤルオペラ ファウスト

 9月14日(日)、東京文化会館でオペラを見た。ヴィクトリオ・グリゴーロが来日するというので、ぜひ見たいと思った。ヒロインは当初、ヨンチェーバが予定されていたが、変更になってしまった。英国ロイヤルオペラは、4年ぶりの来日で、2015年9月に、兵庫芸術文化センターで、「ドン・ジョバンニ」を見た。席は、23列39番と少し後ろの方で、右端だった。

英国ロイヤル・オペラ 2019 日本公演
グノー「ファウスト」
2019・9・15(日)15時開演
東京文化会館

指揮 アントニオ・パッパーノ
演出 デイヴィッド・マクヴィカー

ファウスト ヴィットリオ・グリゴーロ
メフィストフェレス イルデブランド・ダルカンジェロ
マルグリート レイチェル・ウィルス=ソレンセン
ロイヤル・オペラ合唱団
ロイヤル・オペラハウス管弦楽団

 ファウストは、ブルーレイで持っているが、きちんと観たことはない。年老いたファウストが、悪魔のメフィストフェレスにより、若返ってマルグリートと恋に落ちる。それが悲劇の始まりだが、若返りというテーマはあまり関係なくなってしまうようである。
 
 METシネマで活躍のグリゴーロの演技は素晴らしい。どんな役でも自分のものとして、その役になり切れるというのは、天賦の才能だろうか?初めに、かなり高齢という設定で、早変わりのように若返る演出が面白い。

 ダルカンジェロは、4年前にドンジョバンニのタイトルロールで見たが、いい声で存在感がある。ソレンセンが、悲劇のヒロインを危うい感じで演じてよかった。合唱団が迫力があり、バレエダンサーの踊りもよかった。

 楽屋出入口で待っていたが、ソレンセンが丁寧に待っている人にサインをしたり、写真を撮っていた。グリゴーロがでてきたが、さっさとサインをして、タクシーに乗り込んでしまったので、写真を撮ることもできなかった。ホテルにもどり、近くの「いきなりステーキ」で200gのステーキを食べた。

追記:22日の公演で、グリゴーロの不調で、突然の降板が発表されてカバーキャストが代演した。実は、18日の公演の舞台で、グリゴーロのセクハラ行為があったというのが真相らしい。

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by nori-126 | 2019-09-15 20:54 | オペラ・バレエ | Comments(0)

英国ロイヤルバレエ団 「ドン・キホーテ」東京文化会館

 6月23日(日)、東京でバレエを見た。初めてバレエを見たのは、3年前の英国ロイヤルバレエシネマの「くるみ割り人形」だった。よく聞き知った音楽と、おとぎ話のストーリーに、たちまちバレエの虜になった。

 中でも、金平糖の精を踊ったローレル・カスバートソンの優雅な踊りに魅入られた。生の舞台を見られたらと思っていたら、英国ロイヤルバレエ団が3年ぶりに来日することになった。6回公演の内、カスバートソンが、1回だけ、それも日曜日に踊るというので、チケットを取った。バレエを見る目的で上京するのは初めてである。

 演目が「ドン・キホーテ」というのはうれしい。昨年8月に、フェスティバルホールの世界バレエ・フェスティバルの舞台をみたことがあるが、アクロバティックな踊りがあり、何よりも悲劇でないのがいい。

 東京文化会館のR11列6番という少し見にくい席だったが、始まる前からドキドキしていた。

英国ロイヤル・バレエ団 2019年日本公演
「ドン・キホーテ」全3幕
2019・6・23(日)13時開演
東京文化会館

改訂振付:カルロス・アコスタ
音楽:ルトヴィク・ミンクス
指揮:マーティン・イエーツ 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
キャスト
 ドン・キホーテ:ギャリー・エイヴィス
 サンチョ・パンサ:フィリップ・モズリー
 ロレンツォ(宿屋の主人):クリストファー・サンダース
 キトリ/ドゥルシネア姫:ローレン・カスバートソン
 バジル:マシュー・ボール
 ガマーシュ:トーマス・ホワイトヘッド
 エスパーダ:リース・クラーク
 メルセデス:クレア・カルヴァート
 ドリアードの女王:崔 由姫
 ドゥルシネア姫(第1幕):オリヴィア・カウリー

 第一幕は、ドン・キホーテの部屋が中央に小さく作られている。白いドレスとベールのドゥルシネア姫が登場して優雅に踊る。ドン・キホーテが助けに行こうと、サーベルと、槍代わりのベッドの支柱を持って出発する。

 舞台があっというまに代わって、スペインの街の広場で、町の娘キトリが、バジルと結婚するというのを、父親のロレンツィオは反対して、金持ちの貴族と結婚させようとする。町娘の服装のカスバートソンが、軽快な踊りを見せる。

 第2幕では、街を逃げ出した二人が、ジプシーの野営地に迷い込む。背景は真っ赤な夕焼けである。ジプシーたちが踊る。ドン・キホーテが、風車を魔物と間違えて突進する。第2場は、ドン・キホーテの夢の場面になる。大きな花の花園で、ドゥルシネア姫に会う。群舞が見事である。

 第3幕では、街の広場で、バジルの狂言自殺のがあり、父親の許しを得る。二人の結婚式が行われる。

 カスバ―トソンは、町娘と、幻想の中の姫と、結婚式の白いドレスと、異なったキャラをみせてくれた。町娘のコケティッシュな感じ、気品のある姫とどちらもよく似合う。双眼鏡の中で、彼女だけをアップでみたが、目の前で実際に踊るのを見られることが、夢のようだった。かすかにほほ笑む表情に、気品と余裕が感じられる。

 ドン・キホーテのエイヴィスは、くるみ割り人形のドッセルマイヤーが当たり役だが、滑稽な役もぴったりである。

 男性のグループでの踊りがあり、多人数での群舞など、バレエの楽しみが、すべてつまっているような演目である。2013年に初演されたというアコスタの演出は、ポリシーがはっきりしていて流れがいい。第2幕でよくある人形劇は省略されていた。古典的なバレエと違って、登場人物がよく動き、いきいきとしている。台詞をいう場面があって、驚いた。

 終了後に、楽屋口には100人近い人が出待ちをしていた。若手のダンサーが何人かサインなどをしていた。プリンシパルの平野亮一さんがでてきたが、今日は出番はなくても控えでおられたのだろうか?主役のカスバ―トソンとボールが、パーティがあるのでと、顔だけ見せてくれた。
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         ローレン・カスバートソン ↓
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         ローレン・カスバートソンとマシュー・ボール↓
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by nori-126 | 2019-06-24 01:54 | オペラ・バレエ | Comments(0)

ボローニャ歌劇場「セヴィリアの理髪師」

 6月16日(日)、オペラを見に行った。「セヴィリアの理髪師」は、METライブビューイングで、バートレット・シャーの演出のものを2回みた。ロジーナ役は、J・ディドナートとI・レナードだった。舞台は、ハンガリー国立歌劇場の公演を、4年前の6月に、名古屋でみた。ダニエラ・バルチェッローナがロジーナ役だった。   

 席は、11列20番とボックス席のすぐ後ろの、中央少し左よりのいい席だった。開演前にすぐ斜め後ろに、同業のHTWKさん、左の後方に、NKJMさん夫妻をみつけた。休憩中に、NKJMさんから知り合いと紹介されたのは、私の大学の同級生のCBさんだった。会うのは5年ぶりくらいか?すぐわからずに、役職を聞いてわかった。

ボローニャ歌劇場 ロッシーニ「セヴィリアの理髪師」
2019・6・16(日)15時開演
フェスティバルホール

指揮:フェデリコ・サンティ  演出:フェデリコ・グラッツィーニ
キャスト 
 アルマヴィーヴァ伯爵 アントニーノ・シラグーザ
 フィガロ アルベルト・ガザーレ
 ロジーナ セラーナ・マルフィ
 ドン・バルトロ マルコ・フィリッポ・ロマーノ
 ドン・バジリオ アンドレア・コンチェッティ
 ベルタ ラウラ・ケリーチ
 
 ボローニャ歌劇場管弦楽団/合唱団

 幕が開くと、舞台には両脇からカーテン少しと、背景のスクリーンしかないが、そこへ両脇から、家と植え込みが登場する。アルマヴィーヴァ伯爵がロジーナに歌うのに、ついてくるのは音楽隊だが、これがオリジナルである。

 ドン・バルトロの屋敷内も、簡単なセットで、上から電飾付きの理髪師の看板が下りてくるなど、あまり重厚でないオペラレッタ的な舞台だった。手紙を読むところを日本語で読んで、笑わせた。

 ロジーナ役のセラーナ・マルフィは、終わってから調べてみると、METライブビューイング17-18の「コジ・ファン・トゥッテ」でヒロインの一人で出演していた。

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by nori-126 | 2019-06-17 12:56 | オペラ・バレエ | Comments(0)

英国ロイヤルオペラシネマ 2018/19「運命の力」

 5月26日(日)、英国ロイヤルオペラシネマを見に行った。「運命の力」は、アンナ・ネトレプコのコンサートの開幕に序曲が演奏されるので、名前は聞いたことがあるが、オペラはみたことがない。

 2大スターである、アンナ・ネトレプコとヨナス・カウフマンが共演するというので、評判になったとのことである。二人共、コンサートで聴いたことはあるが、その二人がオペラで共演するというのは、魅力的である。

英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2018/19
ロイヤルオペラ ヴェルディ「運命の力」
演出 クリストフ・ロイ 指揮 アントニオ・パッパーノ
出演 アンナ・ネトレプコ(レオノーラ)
   ヨナス・カウフマン(ドン・アルヴァ―ロ)
   ルドヴィク・テジエ(ドン・カルロ)
   フルッチョ・フルラネット(僧院長)

 レオノーラは、インカ帝国の血筋のドン・アルヴァ―ロと恋愛関係になり、駆け落ちしようとする。レオノーラの父にみつかり、アルヴァ―ロが服従の意味で投げた銃が暴発して、父が亡くなる。レオノーラの兄ドン・カルロは二人を仇として追う。レオノーラは修道院に入る。運命の力で、アルヴァ―ロとレオノーラは再会するが、悲劇が待ち受けていた。

 銃の暴発というのが非現実的なのが気になるが、それを忘れさせるほどの3人の歌唱力である。ドン・カルロ役のルドヴィク・テジエを聴いたのは初めてだが、深みのあるバリトンの声には惹きつけられる。ネトレプコの白髪の老けた役も珍しかった。

 序曲で聴いたメロディが、登場人物のテーマとして繰り返しでてくる。ヴェルディの音楽は、初めて聴いてもとにかく美しい。

 舞台はシンプルな設定を基本にして、それが邸宅になったり、僧院になったり、戦場になる。舞台に置くものや、配置される人々の衣装や演技で、舞台の雰囲気を作り出す。こういう舞台デザインのやり方もあるのだなあと気づかされた。
 



 

by nori-126 | 2019-05-28 00:52 | オペラ・バレエ | Comments(0)

METライブビューイング 「ワルキューレ」

 5月11日(土)、METの「ワルキューレ」を見に行った。ワグナーのオペラは、舞台では「さまよえるオランダ人」、シネマで、「マイスタージンガー」「タンホイザー」を見たことがあるが、楽劇というのは初めてである。ワグナーには熱狂的なファンがいるが、あまり好きでないという人もいる。

METライブビューイング 2018-19 
第9作 ワグナー「ワルキューレ」ドイツ語
指揮 フィリップ・ジョルダン 演出:ロベール・ルパージュ
クリスティン・ガーキー(ブリュンデヒルデ)
エヴァ=マリア・ヴェストブルック(ジークリンデ)
スチュアート・スケルトン(ジークムンデ)
グリア・グリムスリー(ヴォータン)
ギュンター・グロイスベック(フンディング)
ジェイミー・バートン
MET上演日 2019・3・30 上映時間 5時間10分

 「ニーべルングの指輪」4部作の第2作(第1日目)である。神ヴォータンの双子の兄妹である、ジークムントとジークリンデが出会い、駆け落ちをする。ヴォータンの妻フリッカの意向で、ヴォータンの娘のワルキューレらに二人を殺させようとするが、ワルキューレのブリュンヒルデは、彼らを助けようとして、父ヴォータンの怒りを買う。

 壮大なスケールで舞台や音楽が進む。舞台に大きな木を何本も並べて、それを様々に動かして、変化に富む舞台装置を見せる。有名な「ワルキューレの騎行」では、ワルキューレらの馬ということになっている。

 5時間にも亘る長い舞台で、展開が遅いので冗長な感じがするが、曲は素晴らしい。親子の情愛、愛する者の想いが描かれるが、素直に感情移入しにくいのは、状況がやや非現実的だからだろうか?楽劇という形式に、熱心になれない気がする。


 

by nori-126 | 2019-05-13 18:45 | オペラ・バレエ | Comments(0)

シネマ「私はマリア・カラス」

 5月1日(水)、京都シネマで、「私はマリア・カラス」を見た。20世紀の歌姫、マリア・カラスのドキュメントで、大阪でみる機会を逃したが、4月下旬から上映されることがわかった。四条烏丸の交差点近くのビルの中にある映画館で、少しのところで立ち見席になってしまった。スクリーンは大変小さくてがっかりした。

 オペラのことを何も知らなかった若い頃でも、マリア・カラスの名前は知っていたし、海運王オナシスとの恋や、オナシスが、ケネディ未亡人と結婚したなどのニュースは、覚えている。オペラ歌手の枠を超えたスターだった。

 名前を知っていても、人と実績をほとんど知らないマリア・カラスの歌声や、インタビューは新鮮で、興味深い内容だった。残された手紙を、ジョイスディドナートが朗読して、心情を吐露しているのは、貴重な資料である。有名なだけにいろいろと悪口を言われたのに、毅然とした態度で応じた生き方にも共感を覚えた。

 高い声の響きが素晴らしく、オペラでは存在感がある。もっといい音響や舞台の映像が残っていないのは残念である。

 

by nori-126 | 2019-05-02 18:40 | オペラ・バレエ | Comments(0)

ボリショイ・バレエinシネマ「ラ・バヤデール」

 3月27日(水)、ボリショイ・バレエをシネマで見た。前から知っていたが、毎月最終水曜日の夜1回だけの上映なので、都合がつきにくく、今回初めて見た。大阪ステーションシネマは、ほぼ満員という入りだった。英国ロイヤルバレエは、7日間上映するとはいえ、いつもぱらぱらという入りなのに。

 「ラ・バヤデール」は、1月に英国ロイヤルバレエで初めてみた。もともと4幕で作られたものだが、この時は、ナタリア・マカロワ版で、第1幕と第2幕を合わせて第1幕として、ニキヤの死まで、第2幕が影の王国、第3幕で神の怒りにふれて全員が死ぬという構成だった。ボリショイ・バレエは、ユーリー・グリコローヴィチ版で、第1幕、第2幕をそのままに、第3幕の影の王国で終わる。舞台がインドということになっていて、衣装や舞台装置に異国情緒がある。

ボリショイ・バレエ in シネマ 2018-19「ラ・バイヤデール」
モスクワ公演日 2019・1・20
音楽:レオン・ミンクス
振付:ユーリー・グリコローヴィチ
指揮:パヴェル・ソロキン
司会:カテリーナ・ノヴィコフ
キャスト
 ニキヤ/オルガ・スミルノワ
 ソロル/アルテミー・ベリャコフ
 ガムザッティ/オルガ・マルチェンコヴァ
 ラジャ/アレクセイ・ロパレーヴィチ
 イドル・ドレ/ダヴィッド・モッタ・ソアレス

 司会が、ロシヤ語、フランス語、英語を駆使して早口で話す、英語の時に字幕が出る。作曲のレオン・ミンクスの紹介をした。劇場の指揮者、バイオリニストで、1870年頃にプティパと協力して、「ドン・キホーテ」や本作を作曲した。

 舞台装置がバレエというよりオペラを思わせる豪華さである。第1幕は中央の巨木に抱かれるように神殿のある舞台で始まり、途中で宮廷の部屋に変わる。第2幕は、宮殿の前の庭で、第3幕は、崖に囲まれた広場である。

 見どころは、ソロルとガムザッティの婚約祝いの席で、絶望に打ちひしがれてのニキヤの踊り。バイオリンの独奏が悲しい。第3幕の影の王国では、傾斜のある舞台を同じ動きで、32人のダンサーがゆっくりと降りてくる。英国ロイヤルバレエでも見た振付だが、白い衣装が映える少し青みがかかったライティングが素晴らしい。何か涙がでそうなくらいの感動だった。

 第2幕では様々な踊りが披露される。太鼓のリズムに合わせて一人の女性と11人の男性が踊るが、バレエというよりダンスのような動きだった。女性が頭に壺を乗せて、手で支えながら時に手を離す。最後のツボを手に取って、固定されていないことを示した。腕に鷲を乗せて大勢で踊る振り付けもあった。

 ヒロインのオルガ・スミルノワは、1昨年夏の「ルグリ・ガラ」で来日して、チュージンと踊ったのを見たことがある。ソロルが腹部を支えるリフトで、海老反りになった姿が手足の長さを生かして大きく見えた。マルチェンコヴァは、ソロルとグラン・パ・パ・ドゥがあり、主役級の踊りを見せるが、素晴らしかった。


by nori-126 | 2019-03-28 00:27 | オペラ・バレエ | Comments(0)

東京バレエ団 海賊 兵庫芸術文化センター大ホール

 3月23日(土)、東京バレエ団の公演に行った。席を取るのが遅くなり、K-36番という通路すぐ後ろの一番右端の席だったが、見やすかった。

東京バレエ団 初演「 海賊」プロローグ付 全3幕
2019・3・23(土) 午後3時開演
兵庫県立芸術文化センター 大ホール

振付:アンナ=マリー・ホームズ
音楽:アドルフ・アダン 他
指揮 ケン・シェ
関西フィルハーモニー管弦楽団
配役 メドーラ:上野水香
   コンラッド:柄本 弾
   アリ:宮川新大
   ギュルナーラ:川島麻美子
   ランケデム:池本祥真

 幕が開く前に、海賊船が海を渡る姿が映し出された。これが最後にもでてきて、難破する形になる。
 
 舞台は、バレエらしいあまり立体感のない装置で、しかもスケールが大きい。装置協力がミラノ・スカラ座と書いてあるので、そのまま持ってきたものなのだろうか?

 名前を知っている上野水香さんは、スタイルの良い踊りだった。このバレエは珍しく男性が活躍するが、残念ながら、男性の踊りは少しもの足りないものがあった。シネマなどで海外の男性の力強い踊りをみていると、つい比べてしまう。

 オケがケン・シェ指揮の関西フィルハーモニー管弦楽団で、バレエの演奏になれているのかどうかわからないが、一流のオケで生の演奏を聞けたことは、貴重な経験だった。

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by nori-126 | 2019-03-24 16:16 | オペラ・バレエ | Comments(0)