感動を求めて、忙しすぎる「ひまつぶし」に追われている団塊世代の男の記録。
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<   2015年 01月 ( 15 )   > この月の画像一覧

MET ライブビューイング「セヴィリアの理髪師」

 1月28日(水)、METライブビューイングを、なんばパークスシネマで見た。2014~15シリーズの第4弾で、見るのは三作目である。ストーリーは、モーツァルトの「フィガロの結婚」から遡った話である。「フィガロの結婚」のアルマヴィーヴァ伯爵夫妻の恋を、理髪師のフィガロが取り持つという話である。

ロッシーニ「セヴィリアの理髪師」
指揮:ミケーレ・マリオッティ 演出:バートレット・シャー
出演:イザベル・レナード (ロジーナ)
ローレンス・ブラウンリー (アルマヴィーヴァ伯爵)
クリストファー・モルトマン(フィガロ)、マウリツィオ・ムラーロ(バルトロ)

上映時間:3時間13分
MET上演日 2014年11月22日
言語:イタリア語

 軽快な序曲が終わって、幕が開くと、アルマヴィーヴァ伯爵がロジーナの家の窓の下で、愛の歌を歌うが反応がない。理髪師のフィガロが恋の仲介役を申し出る。ロジーナは後見人のバルトロの家に軟禁状態である。伯爵は、兵隊や音楽教師に変装してバルトロ家に潜り込む。

 ロジーナは、METの第2作「フィガロの結婚」で、ケルビーノを演じたイザベル・レナードである。少年の役から貴婦人の役へと変身というわけで、幕間のインタビューでもやりにくいことはないかと質問を受けていた。

 アリア以外の曲は、「フィガロの結婚」と同じように、チェンバロの演奏でのレスタティーヴォとなっている。アリアの中には、16音符の短い音が上がったり下がったりする難しい歌い方をしないといけないものがある。レナードとブラウンリーはうまく歌いこなしていたが、インタビューの中でコツを質問されていた。答えは練習あるのみということだったが。音がどんどん大きくなっていくのも歌い方が難しく、ロッシー二クレッシェンドと呼ばれるらしい。

 ストーリーは単純だが、楽しいオペラである。
by nori-126 | 2015-01-30 11:43 | オペラ・バレエ | Comments(0)

バイオリンレッスン 第43回

 1月26日(月)、バイオリンのレッスンに行った。前々回の課題であるハ長調音階は、高い音がうまく弾けなかった。E弦のドを弾く時は、ネックを握らないように、親指を立てる、手首は反らさない、指を立てることに注意しなくてはならない。バイオリンはそもそもネックを握るのではなく、親指と人差し指で支えるものなのである。そうしないと自由に指を動かすことができない。

 十六分音符は〇がついた。その応用の毎日の練習の残っていた、d,e,f も〇がついた。アレグレットは、おまけで〇になった。

 前回の課題の付点音符とその応用のかたつむりとその変奏は続けて練習するようにといわれ、今回の課題として、ヘ長調音階を各種奏法で演奏するのが加わった。シにフラットがつくのが、新しい。
by nori-126 | 2015-01-28 12:43 | バイオリンレッスン | Comments(0)

オペラ「さまよえるオランダ人」 新国立劇場 

 1月25日(日)、東京の新国立劇場でオペラを見た。初台駅から新国立劇場に直結している。初めてみるが、大きな建物である。高校の同級生である、NHさんと久しぶりに会って、3階のレストラン「マエストロ」でランチを食べた。奥様が今回、出演されることを教えていただいていて、初めて本格的な舞台でのオペラを見ることに決めたのである。NHさんも別の席でオペラを鑑賞された。席は20列20番とほぼ中央だった。

 NHさんの奥様が大阪に来られた時に、コンサートを聴きに行ったことがある。10年前に、ベートベンの第九を聴きに行ったのが、その後、1万人の第九に参加するきっかけとなった。8年前にも大阪でヴェルディのレクイエムを聞いたことがある。

ワーグナー さまよえるオランダ人
2015年1月25日(日)2時
飯守泰次郎指揮 東京交響楽団。
演出:マティアス・フォン・シュテークマン

ダーラント:ラファウ・シヴェク
ゼンタ:リカルダ・メルベート
エリック:ダニエル・キルヒ
マリー:竹本節子
舵手:望月哲也
オランダ人:トーマス・ヨハネス・マイヤー
合唱:新国立劇場合唱団

 神に背いて、永遠に海をさまようオランダ人船長は、永遠の愛を誓う乙女が現われると救われる。ダーラント船長の船に不気味な船が近づいてくる。ダーラントはオランダ人から宝を見せられて、娘の婿にすることを約束する。ダーラント船長の船は、甲板だけが下手から移動するというシンプルな舞台装置である。オランダ人の船は舳先を見せている。

 ダーラントの家では、娘達が糸紡ぎをしている。ダーラントの娘ゼンタだけが「さまよえるオランダ人」の肖像画に見入っている。やってきたオランダ人にゼンタは永遠の愛を誓う。糸紡ぎの輪が大きくて、ぐるぐる回るのは、美しい。

 ゼンタに恋人のエリックが思いとどまるように説得する。これを見たオランダ人は出港しようとするが、ゼンタは海に身を投げて、オランダ人は呪いから救済される。

 初めて本格的なオペラを見て、その舞台装置の大きなことに感銘を受けた。最後に幽霊船の舳先にゼンタが登り、船がゆっくりと沈んでいく場面では、涙が出そうになった。

 ダーラント役のシヴェクの声は、低音が響いて生の声の良さを満喫した。昨年暮れのベートベンの第九のバスの独唱の人と同じ低音の良さを感じた。オランダ人船長は、バリトンであり、あまりいい声とは思わなかったが、役柄から暗い感じを出さないといけないということもあるのだろう。

 ゼンタのソプラノは、高い声が十分に響いていた。合唱団の男声が迫力があり、女声はよく揃っていた。初めての本格的なオペラ鑑賞を満喫した。

 終わってから、楽屋口でNHさんに奥様の竹本節子さんを紹介していただき、あいさつをした。私が第九を歌うきっかけになったことを話すと喜んでいただけた。楽屋口では、出待ちの人が、出演者にサインをもらったり、写真を撮っていた。

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by nori-126 | 2015-01-26 02:46 | オペラ・バレエ | Comments(0)

東山魁夷と日本の四季 山種美術館 渋谷区広尾

 1月25日(日)、山種美術館に行った。恵比寿駅から少し坂道を歩いて、ビルの中にある美術館に入った。地下が展示場となっている。

 東山魁夷の展覧会は今までに何度かみたことがある。今回は「京洛四季」の連作が展示されている。京都の町に雪が降る「年暮る」や青い山を背景に黄葉と紅葉が映える「秋彩」等が展示されている。他にも白馬が浮き出る「春を呼ぶ丘」などの四季を描いた絵がある。

 皇居宮殿に描かれた絵に感銘を受けた、山種美術館の初代館長の山崎種二が、画家たちに依頼した作品が展示されている。橋本明治「朝陽桜」、上村松篁「日本の鳥・日本の花」、杉山寧「曜」、安田靭彦「万葉和歌」である。魁夷「満ち来る潮」は、横9mと少し小さくしてある。

 東山魁夷の師である川合玉堂、結城素明、川崎小虎の数点や、同期の画家である山本丘人、高山辰雄らの絵が展示されている。展示されている絵は多くないが、山種美術館の誇る所蔵品を中心にコンセプトのはっきりした展示というのは、見た後に満足感が得られる。

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by nori-126 | 2015-01-26 02:40 | 美術展 | Comments(0)

初春大歌舞伎 夜の部 歌舞伎座

 1月24日(土)、歌舞伎座に行った。歌舞伎座は再開場して6度目だが、昨年4月以来になる。今回は、25日(日)にオペラを見るために上京するので、前日に歌舞伎を見ることにした。チケットを取ろうとしたら、空席なしだったのが、直前に戻ったチケットを何とか取れた。席は2階の1列22番で、歌舞伎座で2階は初めてだが、改めて歌舞伎座の舞台の広さを実感できた。

一、番町皿屋敷
青山播磨    吉右衛門      腰元お菊     芝 雀
並木長吉    桂 三        奴権次       吉之助
柴田十太夫   橘三郎       放駒四郎兵衛  染五郎
渋川後家真弓 東 蔵

 はじめて見る演目で、怪談ものかと思っていたら、岡本綺堂の作品は、男女の愛情の機微を描いたものとなっている。青山家の家宝である皿を預けられた腰元のお菊は、播磨の愛を確かめるために、わざと割ってしまう。粗相ならと許した播磨だが、自分を試すためと知って、お菊を切る。

 心情の変化を吉右衛門が、きっちりと演じた。許そうと穏やかな心からきっぱりとお菊を断罪しようと決意する表情の変化である。お菊に皿を改めさせて、刀の鍔で割って行くのが迫力がある。芝雀のお菊は、純真な娘を演じて派手すぎず、自然だった。染五郎が大きく見えた。東蔵は、品のある武家の後室であり、度胸もある。

 腰元が旗本の嫁になるという話は、無理があり、やや違和感を感じた。身分違いの恋ならば、疑いの心を持つのは自然ではないだろうか?それを断罪とするのは、行き過ぎではないか。怪談にはしない、その代わりに男女の愛を中心に持ってきたのだろうが、素直に受け止めらないものがあった。

二、女暫
巴御前       玉三郎     蒲冠者範頼     歌 六    
清水冠者義高   錦之助    女鯰若菜      七之助  
茶後見       團 子     手塚太郎      弘太郎    
紅梅姫       梅 丸     家老根井行親   橘三郎    
局唐糸       笑 也     成田五郎      男女蔵     
轟坊震斎      又五郎    舞台番辰次     吉右衛門

 5年前の前の歌舞伎座で、同じ玉三郎で見たことがある。暫のパロディということもあり、笑わせる場面がちりばめられている。豪華な配役とそれぞれの格好を楽しめる、顔見世のようなものである。広い舞台に40人くらいが並ぶのは壮観である。

 全体が、劇中劇のようになっているので、「歌舞伎の吉例なので」などという台詞がある。玉三郎は、見得を切ったあとに恥ずかしがってみせて、美しいだけでなく可愛らしい。最後に吉右衛門に六方を教えてもらう辺りは、爆笑の連続である。

 又五郎や七之助が滑稽な役で、味をだしている。錦之助が整った若武者で品がある。玉三郎に花道で、お茶を飲ませる花後見が、中車の子の團子だった。

三、猿翁十種の内 黒塚
老女岩手実は安達原の鬼女 猿之助
山伏大和坊   門之助     強力太郎吾   寿 猿
山伏讃岐坊   男女蔵     阿闍梨祐慶   勘九郎

 猿翁が長年演じて来た、黒塚を猿之助が初めて歌舞伎座で演じる。見るのは初めてで、猿之助を見るのも久しぶりである。謡曲の黒塚(安達原)を素材としている。

 第1景は能楽様式で、中央に質素な庵がある。第2景は、ススキの原に大きな三日月が上がっている。猿之助が、長唄、琴、尺八に合わせて、喜びの踊りをみせる。腰を落として静かにつま先で踊るのは、見たことがない新鮮さがあった。亀治郎の時代に見たことのあるような動きがあった。

 第3景は正体を表した鬼女と祐慶らとの戦いである。花道で前にばったり倒れる仏倒れが驚かせる。勘九郎は大きさを感じさせるし、脇役もしっかりとしている。

 幕間に「めでたい焼」を食べた。売る場所が3階の東から西に移動していた。終わってから、築地の寿司屋で、冷酒を飲んで、極上盛り合わせを食べた。今月新しくオープンした銀座1丁目のホテルまでタクシーで行って泊まった。

 座席から舞台  ↓
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 めでたい焼き  ↓
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 終演後の歌舞伎座  ↓
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 極上盛り合わせ ↓
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by nori-126 | 2015-01-26 02:32 | 歌舞伎 | Comments(0)

私の外国語修業

 今までに、外国語をいくつか勉強してきた。といっても何とかなったのは、英語だけであるが、他にドイツ語、フランス語をかじった。

英語 
 外国に興味があり、小学校5年の時に、ラジオで英語講座を聴き始めた。教えてくれる人もなく、田舎だったので、ラジオのテキストを書店に取りよせてもらった。中学に入ると、授業で英語が始まったが、英語の塾に行ったので、英語は一番好きな科目だった。

 高校で、ESS(英語クラブ)に入ったが、長続きしなかった。顧問の外人の女性と会話の練習をしたのを覚えている。大学の進路に英語科も候補に入っていたが、理科系の大学に行った。

 大学院で研究している時に、留学をしたいと思うようになった。英語は、ラジオ講座を聞いて独学で勉強していた。大学院を出て、シカゴに2年間留学した。研究助手だったので、講義などはなかったが、独身だったので、英語漬けの日々を送ることができた。日本語は知り合いの日本人と会う時にしか使わない環境で、日常会話に困らない程度の力がついた。留学を終えて、個人でヨーロッパを周遊したが、これも英語が話せれば、一人で旅行できるという自信がついたからである。

 留学から帰ってきて、英語検定を受けてみようと少し勉強して、1級を受けた。筆記試験は合格したが、面接試験で落ちた。

ドイツ語
 高校生の時にドイツ語に興味を持って、ラジオ講座で少し勉強した。大学では第2外国語はドイツ語が必修だったが、基礎だけである。ドイツ人によるドイツ語の授業もあったが、とても話したり、聞けたりするレベルにはならなかった。ベートベンの第九の合唱をドイツ語で歌うのに、意味を理解するのには少し役に立った。

フランス語
 大学での第3外国語にフランス語を取ったが、ほんのわずかかじっただけだった。大学院の時に、フランス語をラジオ講座で独学でかなり勉強した。シャンソンを原語で歌ってみたかったというのも動機の一つである。フランスに行った時に、フランス語で道を聞いたり、案内所で尋ねたのが、思い出だが、会話をするところまでは行かない。鉄道の案内所で私が「Vous parle anglais?(英語話しますか?」」係が「non」私「Je voudrais aller au Chamonix(シャモニーに行きたいのですが)」係「Vous change le train(電車を乗り換えて下さい)」とこの程度である。

 外国語のことを書いたのは、最近、オペラを見るようになって、イタリア語に興味を持ったからである。オペラはイタリア語が多い。カンツォーネには興味あったし、フランス語や英語の知識があれば、イタリア語を短期間にある程度理解できるようになるのではないかという気がしている。

 
by nori-126 | 2015-01-23 02:34 | 外国語 | Comments(0)

初春大歌舞伎 昼の部 松竹座

 1月18日(日)、松竹座の昼の部に行った。4代目中村鴈治郎の襲名披露公演とあって、2階のロビーには、初代から4代目までの写真と経歴が掲示されている。また、彼らの舞台が写真で並べられているが、同じ役を代々引き継いできたことがわかる。お祝いの菰樽が並べられている。

 会員の先行予約でも、9列の4番という花道の左側しかとれなかった。花道と桟敷の間の席というのは初めてだったが、舞台を見るのに遮るものが無く見やすい。花道を通る役者をすぐそばで見られる。特に花道を下がる時には、顔が正面から見られるのがいい。

一、寿曽我対面
工藤左衛門祐経  中村 橋之助     曽我五郎時致    片岡 愛之助
小林朝比奈    中村 亀鶴      化粧坂少将     坂東 新悟
近江小藤太    中村 国生      八幡三郎      中村 虎之介
梶原平三景時   中村 寿治郎     梶原平次景高    片岡 松之助
大磯の虎     上村 吉弥      鬼王新左衛門    片岡 進之介
曽我十郎祐成   中村 扇雀

 曽我兄弟の演目は、おめでたい正月の出し物であるが、特に対面は顔見世という面がある。ストーリーは大したことがないが、大勢の役者が舞台一杯に並ぶのは華やかである。

 橋之助は大きさがあって、貫禄十分である。ただ、祐経は悪役というイメージがあるが、人のよさがでてしまうのは仕方がないか?愛之助の血気盛んな五郎は、見ものである。力強い荒事をこなせるようになると、芸の幅が広がるだろう。

 亀鶴の朝比奈は、隈取りが派手で、亀鶴とはわからなかったが、こういう役も十分こなせる。吉弥は品があり、新悟は美しかった。寿治郎は今回、幹部俳優への昇進披露だが、関西では、今までにも重要な役を演じて来た。

二、玩辞楼十二曲の内 廓文章  吉田屋
藤屋伊左衛門 翫雀改め 中村 鴈治郎    吉田屋喜左衛門    中村 梅玉
若い者松吉       中村 橋之助    藤屋の手代藤助    片岡 愛之助
吉田屋女房おきさ    片岡 秀太郎    扇屋夕霧       坂田 藤十郎

 前に扇雀や藤十郎の伊左衛門でみたことがある。新鴈治郎が藤十郎の夕霧を相手に演じるのは、家の芸を伝えていこうという思いが伝わる。伊左衛門は、落ちぶれても品がなくてはならないし、貧乏を笑いにする強さもある。ちょっとした動作でそれを出すのは、年季がいるものだろう。

 梅玉は、器用な役者で、上方の旦那も見事にこなす。秀太郎はもちろん、こういう役が良く似合う。藤十郎の夕霧は、派手な衣装で鮮やかだが、踊りと違って年齢の影響が隠せないようである。

 橋之助と愛之助がちょい役で登場するのが、お客さんにとっては、うれしい。

三、天衣紛上野初花 河内山  質見世より玄関先まで
河内山宗俊     片岡 仁左衛門   高木小左衛門     坂東 彌十郎
宮崎数馬      中村 松江     腰元浪路       中村 壱太郎
番頭伝右衛門    片岡 松之助    北村大膳       片岡 亀蔵
和泉屋清兵衛    坂東 秀調     後家おまき      坂東 竹三郎
松江出雲守     中村 梅玉

 前に仁左衛門と染五郎でみたことがある。質見世の幕があると、普通の坊主が高貴な僧正に変化するのを楽しめる。仁左衛門はどちらもうまくこなせるので楽しめる。

 彌十郎に大きさがあり、江戸歌舞伎の雰囲気がでる。竹三郎が元気である。庶民のおかみさんが良く似合う。松之助が狂言回しで、他の人にはまねできない味を出している。梅玉は、いわば悪役であるが、人の良さがでてしまうので、少し違和感があった。

 有名な台詞が多く、宗俊の啖呵がここちよい。極め付きは「馬鹿め!」である。仁左衛門が花道を下がるのを正面から見られたのがうれしかった。花道の横というのはいい席である。

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by nori-126 | 2015-01-20 01:56 | 歌舞伎 | Comments(0)

初春文楽 第2部 国立文楽劇場

 1月14日(水)、文楽の第2部を見た。公演の記録のためにカメラが入っていた。お客さんの入りは50%くらいだろうか?席は9列の23番と、中央やや右の通路のすぐ前だった。

日吉丸稚桜 駒木山城中の段
睦大夫/清志郎 千歳大夫/冨助 和生(五郎助)、蓑助(女房お政)

 豊臣秀吉、織田信長などを題材にした演目だが、人間関係がわかりにくくて、筋が全く理解できない。番付を読んでもわからないので、興味がわかず、珍しく前半は寝てしまった。後半では、千歳大夫の声が張り上げ過ぎて、迫力があるというより、行き過ぎという感じだった。

冥途の飛脚 
淡路町の段  英大夫/團七
封印切  嶋大夫/錦糸
道行相合かご  三輪大夫、咲甫大夫 他
玉女(忠兵衛)、勘十郎(梅川)、玉也(八右衛門)

 英大夫は、少し高目の声で語るところはいいが、低めの声に少し深みが足りない気がする。その辺りが切場語りとの違いだろうか?

 嶋大夫のかたりは、低い声が少しかすれたようなのが味がある。特に声を張り上げるところもなく、しっとりと聞かせた。梅川をかたる三輪大夫の声に艶があった。

 歌舞伎と文楽の封印切は、少しずつ違うところがある。何よりも八右衛門は、文楽では、忠兵衛のことを心から気にかけている。亀屋で遊女らに、忠兵衛が金を盗もうとしているとけなすのも、忠兵衛を出入り禁止にして欲しいと願う気持ちからである。

 封印を切ることについても違いがある。文楽では、封印を切った後でも金を集めて返せば許されるというニュアンスだが、歌舞伎では、封印を切ることが大罪となっている。忠兵衛が封印をはずみで切ってしまうという設定になっている。そもそも歌舞伎では、八右衛門が梅川を請けだしたいというライバルだが、文楽では、他の客が請け出そうとしており、張り合っているわけではない。

 歌舞伎では、封印切だけを演じることが多いが、文楽で淡路町の段から続けてみると、忠兵衛が、いい加減で、だめな男だとわかる。頼りないだけではないのである。
by nori-126 | 2015-01-15 01:09 | 文楽 | Comments(0)

東高野街道 第5回 瓢箪山駅~安堂駅

 1月12日(月)、東高野街道を久しぶりに歩いた。寒くなってから外にでることがおっくうになっているが、運動不足解消のためにでかけた。陽が射していたが、雲も多かった。

 東高野街道 第5回 瓢箪山駅~安堂駅
 近鉄瓢箪山駅(14:35)-梶無神社(14:50)-鳴川峠越え交差(15:10)
-十三峠越え交差-心合寺山古墳(15:50)-近鉄信貴線高架
-垣内一里塚(16:35)-恩智神社鳥居-近鉄安堂駅(17:40)

 walkmeterの記録

 前回の続きの瓢箪山駅から国道170線を南に歩いて行った。今回のコースはほぼ170号線を歩くが、少し国道を外れると、古いお寺などがある。東大阪市埋蔵文化センターを過ぎて、左に曲がって少し行ったところに梶無神社がある。ここは前に、アオバズクを探しに来たことがあるが、会えなかった。

 元の道に戻って、すぐに鳴川峠越えの道と交差する。生駒山系を歩いた時に鳴川峠を横切った。少しだけ国道を離れて細い道を行くが、すぐに国道に戻ってしまう。八尾市に入ってすぐに、十三峠越えとの分岐がある。十三峠も生駒山系を歩いた時に横切った。今回の道は、生駒山系縦走のふもとを逆に歩いていることになる。

 十三峠越えとの分岐のすぐ先を左に登って行くと、心合寺山古墳がある。復元されて、全長170mの北・中河内最大の前方後円墳である。池にはカモがいた。他にもここでは、雄のジョウビタキ、ハクセキレイ、ツグミを見た。ツグミを見るのは久しぶりだが、いい写真が撮れた。

 元の道に戻って、国道をひたすら歩いた。歩道があるところが多いが、全くないところもあって気をつかう。近鉄信貴線の高架をくぐる。信貴線の終点から、近鉄西信貴ケーブルがでている。さらに歩いてわずかに左に入ったところに、垣内一里塚があった。石碑と松が植えられている。東高野街道には、11か所の一里塚があったとされるが、残っているのは、ここと錦織だけである。

 恩智神社の鳥居があったが、ここから神社まではかなりの距離があり、行くのは止めた。この先から柏原市に入った。鐸比古鐸比売神社の鳥居もあったが、これも行くのは止めた。ただ、ひたすら国道を歩いて行った。日が暮れて辺りが暗くなる頃に安堂駅に着いた。

 梶無神社  ↓
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 鳴川峠越えとの交差 下から上に峠越え ↓
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 ツグミ ↓
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 心合寺山古墳 ↓
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 垣内一里塚  ↓
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 恩智神社鳥居 ↓
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by nori-126 | 2015-01-13 00:43 | 街道を歩く | Comments(0)

門真の第九仲間の新年会 京橋

 1月11日(日)、門真の第九の仲間が、京橋のぢどり屋で新年会をするというので参加した。同業者の新年会が夕方からあったので、1時間くらい遅れた。参加者は、1万人の第九の仲間でもある、なべさん、SKさんと門真の第九で隣で歌ったMZNさん、第九のCDを貸して上げたTMGWさんと彼らの知り合いの男性2人、女性2人に、1万人の第九の知り合いであるKMRさんである。

 KMRさんが、よく見ているという歌舞伎の話をしていたが、若い人達は、歌舞伎も文楽も見たことがないので、説明をするが理解できないだろう。あまり若いうちから興味を持たない方がいいかもしれない。

 KMRさんは、茶道の嗜みもあり、人を教えるくらいの経験があるとのことで、茶道の話をしていた。他の人ともつい、自分の興味の話を押し付けてしまうのだが、若い人達は、話を楽しんでくれたのだろうか?後で独りよがりになったのではと思うことも多い。

 
by nori-126 | 2015-01-13 00:15 | 第九(1万人の第九以外) | Comments(0)