感動を求めて、忙しすぎる「ひまつぶし」に追われている団塊世代の男の記録。
by nori-126
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伝統的建造物群保存地区 橿原市 今井町

 11月4日(木)、正倉院展の後に、近鉄奈良駅近くの月日庵で、昼食を食べて、前から行ってみたかった、橿原市今井町を訪れた。奈良に行くことがあっても、橿原市だと少し離れている。西大寺駅で乗り換えて、八木西口駅で下りた。

 飛鳥川にかかる赤い橋、蘓武橋を渡ると、この角から南へ300m、西へ600mの四角い地域に古い街並みが残る。南の角の交流センターは、明治36年建設で役場として使われていた。パンフレットをもらって、半分ほど戻って西に向かうと、河合家、高木家がある。この地区の家のほとんどが格子、虫籠窓の古い家であることに驚いた。保存しようという熱意なしにはあり得ないことである。

 細い道を西に歩いて行くと、何人かの学生らしき女性がスケッチをしていた。今井まちや館という復元された家は内部を見ることができて、係りの人が説明をしてくれた。町屋茶屋「古伊」でケーキを食べた。西の端には、今西家という年寄筆頭の城のような家がある。この辺りでは環濠が復元されているのを見ることができる。

 一筋南の道を東にとると、称念寺という寺がある。この寺の寺内町として発展した。北の端まで歩いて、東に向かい、元の蘓武橋に戻った。
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蘓武橋たもとのエノキ ↓
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                    まちなみ交流センター ↓
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今西家住宅 ↓
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復元された環濠 ↓
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# by nori-126 | 2021-11-04 23:12 | 歴史散歩 奈良 | Comments(0)

正倉院展 奈良国立博物館

 11月4日(木)、正倉院展に行った。昨年初めて行って良かった。チケットは時間予約制で、前もって取らないといけない。発売から数日すると、かなりの時間帯が完売になった。

 近鉄奈良駅から歩いて、興福寺を通った。五重塔の初層の特別公開がされていたが、前に見たことがある。いい天気で、緊急事態宣言が解除されて、人でも多い。鹿せんべい販売のスタンドがあって、せんべいを持った人に鹿が寄って、歓声が聞こえるという以前の風景が戻ってきたのがうれしい。

 11時から入場のチケットだが、15分くらい経ってから並んだ。それでも一定の人数ずつの入場なので少し待たされた。

第73回 正倉院展
令和3年10月30日(土)ー11月15日(月)
奈良国立博物館

 55点が展示されているが、特に目を引いたのは、「螺鈿紫檀阮咸(らでんしたんのげんかん」という丸い胴の弦楽器である。阮咸という名前の4弦の楽器である。その背面に螺鈿の飾りがあり、ポスターにも取り上げられている。

 「漆金薄絵盤」は、花びらが集まった形で、極彩色の装飾がされている。ガラスの器「白瑠璃高坏」、クッションみたいな「長斑錦御枕」が1000年以上も前に作られたとは、信じられないことである。

 写経に関して、筆記用具が展示されていた。何本かの筆があり、その構造が説明されていた。写経に使われた備品の請求記録などが興味深い。派遣されて写経に従事する公務員がいたのである。唯一の硯が展示されていた。新品の絵紙があったが、カラー用紙もあった。

 なら仏像館の金峰山寺金剛力士立像2体を見た。阿形と吽形で、写真撮影が許可されていた。安置される仁王門が修復のために、その修復終了までの間、展示されている。南北朝時代の康成の作である。丈六の立像で5mにもなる。間近でみると迫力がある。

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正倉院展 奈良国立博物館_d0097373_08083745.jpg
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# by nori-126 | 2021-11-04 23:09 | 美術展 | Comments(0)

サルバベルカント・オペラ・ガラ・コンサート 兵庫芸文 大ホール

 11月2日(火)、オペラのガラコンサートに行った。KMSRさんが行きたいというので、KMRさんも一緒にチケットをを取った。余り宣伝されてなくて、外国人の出演も予定されていたので、中止になったかと思っていた。

 お客さんが少なくて、半分も入っていない。いいコンサートなのにもったいないことである。いろいろと事情があったようだが。合唱団にアマチュアやプロの知り合いの人が参加されていた。


サルバベルカント・オペラ・ガラ・コンサート
2021・11・2(火)
兵庫県立芸術文化センター大ホール

リカルド・アルサーテ・ゴンザレス指揮 サルバベルカント・オーケストラ
ソプラノ 並河寿美 テノール 宮里直樹 バリトン 晴 雅彦
バリトン 松澤政也 バリトン 伊藤友祐

 宮里直樹さんの声が素晴らしかった。NHKニューイヤーオペラにも出演されるトップクラスのテノールだが、その声が大ホールに響くのは、感動的でさえある。まねをして歌えたらとさえも思わないレベルである。

 終わってから、KMSR、KMR、YYTN、KYM、TGさんと西宮ガーデンズの焼肉店で食事をした。6人で会食するというのは、いつ以来のことだろう。緊急事態宣言が解除されたから可能になったのだが。その後、駅近くでお茶を飲んだ。

 


# by nori-126 | 2021-11-04 01:13 | オペラ・バレエ | Comments(0)

ゴッホ展 東京都美術館

 11月1日(月)、ゴッホ展を見た。昨日、高校の時の同級生のNSMR君に、会えないかと電話したら、ホテルで会おうということになり、朝8時半に来てくれて、レストランで朝食を食べながら話をした。

 11時に上野の東京都美術館に行って、当日券を買いたいというと、12時から入場のチケットが取れた。それまでの間に、歩いて近くの寛永寺の根本中堂に参拝した。東京都美術館の隣にある旧東京音楽学校奏楽堂を外から見た。

ゴッホ展 響きあう魂 ヘレーネとフィンセント
2021・9・18(土)ー12・12(日)
東京都美術館

 ヘレーネ・クレラー=ミュラーは、近代絵画の収集家で、特にゴッホの作品を多く購入した。クレラー=ミュラー美術館からゴッホの作品と印象派の画家らの作品が展示されている。さらに、ファン・ゴッホ美術館から4点が展示されている。

 ゴッホの作品としては、糸杉を描いた「夜のプロヴァンスの田舎道」、「種まく人」、「黄色い家」がよく知られている。ゴッホの絵の変遷を知ることができる。素描や版画を見ると、デッサンがしっかりしていることがわかる。

 ゴッホ以外では、ルドンの「キュクロプス」は有名である。

ゴッホ展 東京都美術館_d0097373_23331106.jpg
寛永寺根本中堂 ↓
ゴッホ展 東京都美術館_d0097373_23325264.jpg
旧東京音楽学校奏楽堂 ↓
ゴッホ展 東京都美術館_d0097373_23330252.jpg

 

# by nori-126 | 2021-11-04 01:11 | 美術展 | Comments(0)

吉例顔見世大歌舞伎 第3部 歌舞伎座

 11月1日(月)、歌舞伎座の第3部を見た。仮名手本忠臣蔵の討ち入りまでの、4日間のできごとを2時間半で見せるものである。御時世で通し狂言が上演できないので通し狂言の雰囲気が味わえるのは、うれしい。

花競忠臣顔見勢(はなくらべぎしのかおみせ)
序幕 第一場 鶴ケ岡八幡社頭の場
 顔世御前に言い寄ろうとする、高師直に桃井若狭之助が刃傷に及んでしまう。というのは、若狭之助が見た夢だった。
   第二場 桃井館奥書院の場
   第三場 稲瀬川々端の場 
 赤垣源蔵が兄に会えなくて帰ろうとする。
   第四場 芸州候下屋敷の場
   第五場 同 門外の場
 顔世御前の屋敷を由良之助が訪れて、連判状を預ける。
大詰 第一場 槌屋邸奥座敷の場
   第二場 高家奥庭泉水の場
   第三場 元の槌谷邸の場
   第四場 花水橋引揚の場

 幕が開く前に、二つの人形がでてきて口上を述べる。文楽の通しでは見たことがある。引き上げの場では、密を避けるために、48人揃わないが、数を数えないでいただきたいと、笑わせた。実際に30人くらいだったが、これは役者が不足するという事情もあるのだろう。部を越えて出演できないので、出演者の数がどうしても制限されてしまう。

 目まぐるしく舞台が変換するが、回り舞台を使って手際よくされたので、つなぎの時間が少なくて、飽きさせなかった。

 幸四郎が若狭之助、清水大学の二役で大活躍だった。殺陣がリアルで心配になった。猿之助は、高師直の憎たらしい役、戸田の局の女方、最後に瓦版屋と多才ぶりを見せた。瓦版屋では、「しっかりまとめて、配信します。」と笑わせた。

 多くの若手が登場した。新悟、隼人、右近、米吉、廣太郎、歌昇、鷹之資らの活躍が目立った。10年もすれば、彼らが中心になって、舞台を盛り上げてくれるだろう。新型コロナ感染症のために、若手にとっては大役をする機会が与えられているというメリットがある。

 築地の方の何度か行ったことのある、寿司屋でお持ち帰りで盛り合わせを買ってホテルで食べた。高校の同級生だったNSMR君に会いたいと連絡すると、この日は都合が悪いというので、次の日の朝食を一緒に取ることになった。

吉例顔見世大歌舞伎 第3部 歌舞伎座_d0097373_15440841.jpg

# by nori-126 | 2021-11-04 00:58 | 歌舞伎 | Comments(0)