感動を求めて、忙しすぎる「ひまつぶし」に追われている団塊世代の男の記録。
by nori-126
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11月文楽公演 第二部 国立文楽劇場

 11月4日(日)、文楽を見に行った。9月5日に亡くなった、三味線の人間国宝である鶴澤寛治さんの告知がされていた。最後の舞台が、夏休み文楽の野崎村での出演だったので、8月1日に見ている。文楽の人間国宝級の方が、近年なくなることが多くて、淋しい限りである。

第1 鶊山姫捨松 中将姫雪責の段
靖太夫/錦糸 千歳太夫/富助
紋臣(浮舟) 一輔(桐の谷) 文司(岩根御前)
蓑助(中将姫) 玉男(父豊成卿)

 前にも見たことがある。当麻寺の中将姫の伝説をもの語りにしたもので、継母の岩根御前が、罪を中将姫に着せて、雪の中で姫を折檻する場面である。文楽の人形だから、折檻という場面も可能なのだと、前回は思った。雪の中で、鮮やかな真っ赤な着物が剥ぎ取られると、真っ白な白い着物になる。その対比が美しい。

第2 女殺油地獄
徳庵堤の段 三輪太夫/清友
河内屋内の段 亘太夫/清丈 文字久太夫/團七
豊島屋油店の段 呂太夫/清介
和生(女房お吉) 勘十郎(河内屋与兵衛) 
玉助(豊島屋七左衛門) 玉也(河内屋徳兵衛)
文昇(徳兵衛女房お沢)

 文楽でも歌舞伎でも見たことがある。歌舞伎では、油に濡れて、凄惨な殺しの場面になるが、文楽では濡れることがなく、人形が横滑りにすべっていくが、やや滑稽でもある。お吉が幼い子どもの心配をして、命の嘆願をするのが、あまりに可哀相である。

 与兵衛のキャラというのをどのように表現するかは、歌舞伎と違うかもしれない。文楽では、どうしようもなく我がままで、暴走する若者のように思われる。親に迷惑がかかるからと、人を殺してまでも、借金の金を用立てしようという人情のようなものはあまり感じられない。


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by nori-126 | 2018-11-04 21:18 | 文楽 | Comments(0)

夏休み文楽特別公演 第3部 国立文楽劇場

 8月1日(水)、文楽を見に行った。夏休み文楽特別公演は、3部制になっている。第1部は親子劇場として、子供向けの演目や文楽の解説付きである。第2部は名作劇場、第3部はサマーレイトショーとして、6時15分開演で、仕事終わりでも見やすい時間になっている。席は、11列26番と通路の2列後ろだった。通路から後ろは空席が多い。

1.新版歌祭文 野崎村の段
 文字久太夫/清志郎 津駒太夫/寛治 三輪太夫/團七 清公
 清十郎(おみつ) 勘壽(久作) 文昇(久松) 一輔(お染)

 歌舞伎でも文楽でも見たことがある。歌舞伎では、ベテランの名優を揃えて演じられる印象がある。4人の主役がそれぞれの見せ場を作れるからだろう。最後に花道を使って、船と籠で退場するような演出も見たことがある。3人の太夫は、それぞれに個性を持ちながら、あまり出し過ぎることもなく、その場に合った語りを聞かせてくれた。次の時代の切場語りとして、期待がかかる。
 
 文楽では、おみつが尼になることを決心したところがわかりにくい。観客にあっという雰囲気が感じられない。久松が好きなのに、二人を助けようとして身を引くという、この段の一番の主役というべき役柄ではあるが。少し、若手の人形遣いの競演だが、これからの文楽を背負うメンバーとして応援していきたい。
 
2.日本振袖始 大蛇退治の段
 織太夫、希太夫、南都太夫/藤蔵、清丈、寛太郎、錦吾、燕二郎
 紋臣(稲田姫) 勘十郎(岩長姫) 玉助(素戔嗚尊)
 
 2014年4月に歌舞伎座で、玉三郎と勘九郎で見たことがあるが、文楽では初めてである。荒唐無稽な話は、文楽の方が、動きがダイナミックで楽しめる。舞台は、川の流れる山中で、酒を入れた甕がいくつも置いてある。岩長姫が龍となって暴れまわるのは、見どころである。演じる勘十郎の運動量は相当なものであるが。

 多くの龍が行き交うので、それを操る人たちの活躍も見ものである。二人の姫の踊りも入って、第3部は、全く異なる、文楽の楽しみを同時に楽しめる演目だった。初めて文楽を見る人には、わかりやすくて楽しめただろう。

 1階のレストラン「文楽茶屋」が休業していて、2階の弁当や飲み物の売店も閉鎖されている。何か飲もうとすると、自動販売機しかなくて、文楽鑑賞の風情がない。何らかの形で復活して欲しいものである。


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by nori-126 | 2018-08-02 19:02 | 文楽 | Comments(0)

竹本住太夫 文楽の心を語る

 1月31日(水)、竹本住太夫さんの会に行った。竹本住太夫さんが、引退して4年になる。 文楽を見るようになって、その魅力に取りつかれたのは、住太夫さんの語りに感動したからである。平成26年4月の国立文楽劇場の引退公演には、千秋楽を含めて2回行った。

 電話で予約したチケットを受け取って会場に入った。300人足らずの席は、ほぼ満席で、平日の昼間にこんなに人を集めるというのは、芸を惜しむ人が多いということだろう。

竹本住太夫 文楽の心を語る
2018年1月31日(水)昼2時開演
中之島会館 フェスティバルタワーウエスト
聞き手 桂 南光 ご案内 岡崎ゆうこ

浄瑠璃「仮名手本忠臣蔵三段目 裏門の段」
    竹本小住大夫 鶴澤寛太郎
竹本住太夫 九十三年の文楽人生を語る

 南光さんの軽快な進行で、脊椎圧迫骨折のために、車いすで登場した住太夫さんとのトークから始まった。住太夫さんの小さい頃の思い出が語られた。

 弟子である小住大夫さんの素浄瑠璃があって、休憩の後に再び、トークがあった。かっては、名人が多くおられて、身近に学ぶことができたが、現在はそういう状況ではないということで、後世に文楽を伝えていくことへの熱意が今だ衰えていないことがうかがえた。

 南光さんが、自分用の見台を持ち出して、落語の「胴乱の幸助」でおなじみの「お半長」を語りだしたが、すぐにダメを出されてしまった。ほんのわずかだけ、その時に住太夫さんが、浄瑠璃を語られた。

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by nori-126 | 2018-01-31 20:53 | 文楽 | Comments(0)

文楽初春公演 第1部

 1月4日(木)、文楽を見に行った。3日が初日だったが、チケットが取れなかった。4日もチケット完売ということだったが、4日程前にみたら、左の桟敷がわずかに残っていた。桟敷に座るのは初めてだが、太夫からも遠いし、人形も見にくい場所だった。文楽が一番、正月気分が味わえる。

初春文楽公演
八代目竹本綱大夫50回忌追善
豊竹咲甫太夫 改め 六代目竹本織太夫襲名披露

花競四季寿 万才・鷺娘
 睦太夫他、清友他 

 万才は、太夫と才蔵が家々を回って、新年を寿ぐというお目出たい演目。鷺娘は、雪の中での舞踊という対照的な雰囲気である。

平家女護島
 呂太夫/清介 玉男(俊寛) 蓑助(千鳥)

 俊寛の物語で、秋には大阪城薪能で見た。島に残される絶望的な心境を、人形で表現するのは、難しい技である。歌舞伎の俊寛を、見ると、こういう表現は歌舞伎が勝るなあと思う。呂太夫さんの語りが、今までより、渋みのようなものが出てきたように思われる。襲名されて、重要な場面をまかされるようになったからかもしれない。

口上
 咲太夫さんが、父の綱大夫さんの50回忌追善と織太夫の襲名披露をした。さすが切場語りである。ユーモアと敬虔な雰囲気があった。文楽では、襲名披露されるものは、一言も話さない。

摂州合邦辻

 南都太夫/清馗 咲太夫/清治 織太夫/燕三
 和生(合邦道心) 勘十郎(玉手御前) 勘壽(合邦女房) 一輔(俊徳丸)

 義理の息子の命を助けるために、うその恋をしかけて、父に殺されて、自分の生き血で、病も治すという、かなり無理のあるストーリーで、感情移入が難しい。後ろにいた外国人が、クライマックスで笑い声をだしたので、余計に白けたということもある。
 
 南都太夫の高い声がユーモラスな場面によくあっているが、情を語るということでは、まだ若いということだろう。咲太夫さんは、さすがに、しっとりと響かせる。織太夫さんは、若手の中では、落ち着いた声で、今後が楽しみである。切場語りが、咲太夫さんだけというのは、淋しい。

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by nori-126 | 2018-01-05 02:26 | 文楽 | Comments(0)

11月文楽公演 第二部 国立文楽劇場

 11月19日(日)、文楽を見に行った。第2部の「心中宵庚申」を見たことがないので見てみたかった。席は7列24番で、日曜日というのに、お客さんの入りは7割程度だろうか?

11月文楽公演 第2部
心中宵庚申
上田村の段
 竹本文字久太夫/藤蔵
八百屋の段
 竹本千歳太夫/富助
道行思ひの短夜
 竹本三輪太夫 豊竹睦太夫 他/竹澤団七 他
 玉男(半兵衛) 勘十郎(女房お千代) 和生(島田平右衛門)
 蓑助(姉おかる)

 近松門左衛門の最後の世話物作品で、夫婦の心中という珍しい題材を扱っている。八百屋の養子の半兵衛は、姑に離縁を言われて実家に帰っている身重の妻のお千代を訪ねます。お千代を大坂に連れて帰ったものの、親戚に預けていた。養母に責められて、離縁する約束をするが、離縁を切り出してその上で、心中することを持ちかける。

 妻の実家で、舅、お千代、姉、半兵衛と4人の人形遣いが揃う。こんな場面は今までにあっただろうか?蓑助の遣う人形が、人形とは思えない動きをする。文楽を何十回とみて、最近になって、人形があたかも生きている人間のように思える瞬間がある。文字久太夫の深みのある声が、各人の複雑な想いを語った。

 千歳太夫は、少し大げさな感じを抑え気味にして、ユーモアに富んだ語りが軽妙だった。

 意地悪で憎たらしい姑に、養子ということで逆らえないという事情、心中の時に、お腹の子の回向をも願うという悲しみ、よくできているが、出来過ぎているが故に、素直に感情移入できないところもある。

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by nori-126 | 2017-11-19 23:09 | 文楽 | Comments(0)

夏休み文楽特別公演 第2部名作劇場 国立文楽劇場

 8月2日(水)、文楽を見に行った。毎年、夏は3部制として、第1部は親子劇場で第3部はサマーレイトショーとなる。第2部は夏祭浪花鑑だが、見に行く時間がない。蓑助さんのお辰が評判である。席は5列の右端の方だった。太夫さんは近くに見えるが、人形と字幕が見にくい。

夏休み文楽特別公演第2部
源平布引滝
義賢館の段
 靖太夫/錦糸 咲甫太夫/清友
矢橋の段
 亘太夫/錦吾
竹生島遊覧の段
 津國太夫他
九郎助住家の段
 希太夫/寛太郎 文字久太夫/團七 咲太夫/燕三 呂勢太夫/清治
 文司(九郎助)小まん(清十郎)和生(義賢)玉男(斎藤実盛)玉也(瀬尾十郎)

 義賢館の段はめったに上演されないので見るのは初めてである。平家打倒の旗印である白旗が義賢から義仲に渡る筋を描いて、後の筋が理解しやすい。竹生島遊覧の段では舞台に大きな船が登場して、華やかである。

 九郎助住家の段では、筋が目まぐるしく展開する。親子の情、忠義との狭間で翻弄される悲しみを描いている。咲太夫のしっとりとした語りは、さすがである。文字久太夫と呂勢太夫の豪快な時代物らしい語りも舞台を彩り、終幕に向けて疾走する。

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by nori-126 | 2017-08-03 22:02 | 文楽 | Comments(0)

文楽4月公演 六代豊竹呂太夫襲名披露 第1部 国立文楽劇場

 4月30日(日)、文楽の千秋楽を見に行った。豊竹呂太夫の襲名披露公演で、第1部に口上と披露狂言がある。席は9列34番と太夫さんの表情の見やすい右の席にした。

寿柱立万歳
三輪太夫 津國太夫 他/清馗 他

菅原伝授手習鑑
茶筅酒の段
 芳穂太夫/宗助
喧嘩の段
 小住大夫/清丈
訴訟の段
 靖太夫/錦糸
桜丸切腹の段
 文字久太夫/藤蔵

豊竹英太夫改め 六代豊竹呂太夫 襲名披露口上
 寛治さんが、五代は文楽の太夫らしからぬ男前だったが、六代は太夫らしいと言って笑わせた。五代は若くして亡くなったので、六代に対する期待は大きいだろう。

寺入りの段
 呂勢太夫/清治 呂太夫/清介 咲太夫/燕三

 咲太夫の語りはさすがに切場語りである。艶があって力強い。 

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by nori-126 | 2017-05-01 00:32 | 文楽 | Comments(0)

文楽4月公演 六代豊竹呂太夫襲名披露 第2部 国立文楽劇場

 4月12日(水)、文楽を見た。4月公演は英太夫改め、六代代豊竹呂太夫襲名披露公演で、第1部で襲名狂言と口上があるが、第2部は特にない。劇場の表に呂太夫の幟が並び、桜が満開である。企画展示室には、歴代の呂太夫が紹介されている。三代が六代の祖父であり、四代は後に嶋太夫を名乗って人間国宝になった。

 六代呂太夫は、文楽を見始めた頃に、御霊神社での素浄瑠璃の会で見たのを覚えている。次の切場語りの候補であろう。力強い語りではないが、しっとりした語り口は、正統の浄瑠璃語りという雰囲気を持っている。

 文楽4月公演 六代豊竹呂太夫襲名披露 第2部 国立文楽劇場
楠昔噺
拍子の段 
 咲甫太夫/清友
徳太夫住家の段 
 始太夫/喜一朗 千歳太夫/富助
 玉男(徳太夫)和生(小仙)

曽根崎心中
生玉社前の段 
 睦太夫/清志郎
天満屋の段
 津駒太夫/團七
天神森の段
 呂勢太夫 咲甫太夫 他/寛治 清志郎 他

 文楽で見るのは3回目くらいになると思うが、繰り返し見るたびに、人形の細かい動きに感情移入が深くなっていくようである。

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by nori-126 | 2017-04-13 02:06 | 文楽 | Comments(0)

初春文楽公演 第2部

 1月25日(水)、文楽を見に行った。第1部は、今月は時間がなくて行けなかった。正月の飾りがあるのが、少し時期遅れの感じである。ここ数年は、正月に第1部を見るのを恒例にしていたが、今年は東京に行っていたので行けなかった。

 平日であり、お客さんの入りは3割くらいか?こんなに淋しのは久しぶりである。お染久松の一部の通しで前にも見たことがあるが、質店の段は初めてかも知れない。通しを2回見ているが、抜粋なのですべてを演じるわけでない。

お染久松 染模様妹背門松
油店の段 咲甫太夫/清友 咲太夫/燕三
 番頭善六と大阪屋源右衛門という悪役のやり取りが面白い。箒を三味線に見立てて掛け合いをする。ギャグが盛り込まれていて、咲太夫さんが真面目な顔で、「アイハヴァペン」とピコ太郎の真似をしたり、「君の名は」「善六でございます」と語るのはおかしい。前回は「整いました」とやはり咲太夫さんが語った。

生玉の段 芳穂太夫 小住大夫/團吾 錦吾

質店の段 千歳太夫/富助

蔵前の段 松香太夫 三輪太夫 希太夫 津國太夫 南都太夫/喜一朗 燕二郎

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by nori-126 | 2017-01-26 10:39 | 文楽 | Comments(0)

文楽錦秋公演 第2部 国立文楽劇場

 11月13日(日)、文楽を見に行った。勧進帳の上演のために花道が作られている。文楽ではめったに見ないので、珍しい光景で初めてみた。席は   で、前に大きな体の男性がいて、見にくかった。

増補忠臣蔵 本蔵下屋敷の段
睦太夫/清友 咲太夫/燕三

 仮名手本忠臣蔵を補う形で作られた演目である。塩谷判官を抱きとめた加古川本蔵が九段目山科閑居の段で大星由良助を訪れるまでのいきさつを描いている。主人若狭助から与えられた袈裟と尺八が、九段目の虚無僧姿での登場につながっている。九段目を知っていると、筋が理解しやすい。

 咲太夫の語りは艶があって、さすがに切場語りである。前回は、声に力がないかと心配したが、万全の語りを聞かせてくれた。

艶容女舞姿
 希太夫/清丈 文字久太夫/宗助 津駒太夫/寛治

 酒屋の息子半七が、芸者三勝と子までもうけて、人殺しまでしてしまう。嫁のお園の苦悩、実の父や義理の父母の苦悩を描いている。お園のくどきが聞き処である。半七と三勝がそれを家の外からうかがうという、実によくできた話で泣かせる。初めの方に滑稽な場面もあって、文楽の楽しみを満喫できる。

 津駒太夫の語りが、しっとりとしていて見にしみる。こういう場面での語りの情の入れ方は本当にうまい。

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by nori-126 | 2016-11-14 02:56 | 文楽 | Comments(0)